先ずは、昨晩のNY…
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・経済は緩慢ないし緩やかに成長。
・一部の地区で労働力不足が拡大。
・労働市場はタイト。
・物価圧力はほぼ変わらず。
・大半の地区で雇用は緩やかに拡大。
・賃金の伸びが加速したと一部が指摘。
・企業は今後数ヵ月に物価は緩やかに上昇と予想。
・エネルギー、住宅建設、住宅販売は緩やかに成長。
ムニューシン米財務長官
・今はオバマケアが優先事項。
・税制改革については統合案を議会と作業中。
・減税に遡及効果があるかどうかの言及は時期尚早。
・経済成長はトランプ政権の最重要課題。
・28日にイエレンFRB議長と1時間余り会談。
・FRBの独立性を尊重。
・この先6ヵ月のアジェンダはオバマケア、税制、規制改革。
・米株式市場は長期的に最高の投資先。
カプラン・ダラス連銀総裁
・緩やかな利上げプロセスを開始すべき。
・利上げは忍耐強く行うべき。
・懸念はインフレが急速に上昇し、利上げを劇的に行う必要に迫られること。
メキシコ政府がFRBに対し
・スワップラインの設定を要請することを検討
メキシコ中銀総裁は否定
・メキシコがFRBに対してスワップラインの設定を要請することを検討していると伝わった。
・メキシコ中銀のカルステンス総裁は検討はしていないとし、その報道を否定。
2月の米自動車販売
・全体的には減少しているメーカーが多く、予想と比較しても各社まちまち
・依然として需要は底堅く推移
・今年に入って各メーカーの在庫が膨らむ
・値引きや生産調整などの懸念も出た
・その懸念については一服
※2月の米自動車販売台数(前年比)
GM +4.2%(予想+2.5%)
フォード -4.0%(予想-4.3%)
クライスラー-10.0%(予想-8.4%)
トヨタ-7.2%(予想-4.8%)
日産 +3.7%(予想-1.8%)
ホンダ+2.3%(予想+2.4%)
カナダ中銀声明
・現在のスタンスが適切。
・大きな不透明感がある。
・米国とは対称に経済のスラックが続いている。
・見通しは1月の金融政策報告の沿っている。
・第4四半期の成長は予想より若干上振れる可能性。
・賃金上昇の抑制がスラックを示唆。
・輸出は競争力が困難な状況に直面している。
・NY市場はドル買い一服
・ドルを売る特段の理由はない
・米国債利回りも最高水準で推移
・米株も大幅高
・ドル円は朝方に一時114円台まで上昇
・114円台では日本の輸出企業の売りオーダーも観測
・トランプ大統領の議会演説も無難に通過
・市場の関心は3月FOMCの動向
・前日のウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁やダドリーNY連銀総裁の発言から
・一気に3月利上げの可能性を織り込む
・トランプ大統領の議会演説
・1兆ドルのインフラ投資
・税制改革に関しては具体策はなかった
・大幅(BIg、BIg)な減税をチームが協議していると語った
・予想通り
・経済成長を重視した内容
・失望には至ってない
・経済政策への期待は温存
・無難に通過
・市場の関心は一気に今月のFOMCにシフト
・ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁やダドリーNY連銀総裁から3月利上げに向けて強めのメッセージ
・3月FOMCでの利上げ確率が一気に上昇
・FEDウォッチ
・3月FOMCでの利上げ確率は30%程度で推移
・一気に66%まで上昇
・1月のPCEデフレータ
・総合指数で前年比1.9%
・食品・エネルギーを除くコア指数は前年比1.7%
・予想は下回った
・3月利上げの可能性を追認する内容ではあった
・今週金曜日にイエレンFRB議長の講演が予定
・内容に注目
・カナダドルの売りが目立った
・ドルカナダは1.33台半ばまで上昇
・カナダ円は85円台前半に伸び悩む
・カナダ中銀が金融政策委員会の結果を発表
・政策金利は大方の予想通り据え置かれた
・声明が予想以上に慎重だった
・カナダドルの売りを誘発した
・「大きな不透明感がある。経済のスラックが続いている」と指摘
・消費者物価はコア指数で低水準が続いている
・原油価格も回復
・直近のカナダ雇用統計も堅調
・GDPも回復軌道に戻している
・タカ派とは行かないまでも慎重になる状況でもない
・ユーロドルは買戻すも動きは小さい
・2月のドイツ調和消費者物価指数(HICP)が発表
・前年比2.2%と2012年以来の水準に上昇
・ドイツのインフレ懸念は強い
・ECBは緩和継続姿勢を強調
・ドイツからは早期の出口戦略を求める声
本日の経済指標は、トランプ大統領の議会演説を通過した後のマーケットの動きは?!
ドルの動きよりも、欧州通貨の方が動きが大きいので、本日は欧州指標を要チェックかな?!
08:00↑↑韓国鉱工業生産(1月)結果3.3% 予想0.3% 前回-0.5%(前月比)
08:00!ブレイナードFRB理事、米ハーバード大学で講演
・米国は完全雇用に近づきつつある。
・経済見通しのリスクは上下バランスのとれた状態。
・中国、日本、欧州の経済も安定の兆し。
・ドル高の進行は投資を圧迫する可能性。
・金融の引き締めは緩やかな経路で今後も続いていく。
・インフレは徐々に目標に近づいている。
・利上げについてすぐに適切になりそう。
・トランプ政権での財政政策の影響は多くの要因に左右される。
・財政政策の規模についてはわからない。
08:50↓↑日本財務省が発表した対外・対内証券投資の状況(2月19日~2月25日)
対外証券投資
株式 1595億円の買い越し
中長期債 2020億円の売り越し
短期証券 228億円の買い越し
合計 196億円の売り越し
対内証券投資
株式 2611億円の売り越し
中長期債 3679億円の買い越し
短期証券 9767億円の買い越し
合計 10835億円の買い越し
09:30↓↓豪州貿易収支(1月)結果13.02億豪ドル 予想38.00億豪ドル 前回33.34億豪ドル(35.11億豪ドルから修正)
09:30↑↑↓↓豪州住宅建設許可件数(1月)
結果1.8% 予想-0.5% 前回-1.2%(前月比)
結果-12.0% 予想-11.6% 前回-11.4%(前年比)
12:45?10年国債入札(2兆4000億円)
15:45↓→↓↓スイスGDP(第4四半期)
結果0.1% 予想0.4% 前回0.1%(0.0%から修正前期比)
結果0.6% 予想1.3% 前回1.4%(1.3%から修正前年比)
マレーシア中銀
・政策金利(翌日物金利)を3.00%に据え置き(予想通り)
日銀
・本日は従来型のETFを購入せず
・J-REITを12億円購入
・設備・人材投資企業支援のETFを12億円購入
↑1月のイタリア失業率
・11.9%(予想12.0%)
・前回値は12.0%から11.9%に下方修正
・予想は下回るも、は2ケ月連続で2015年6月以来の高水準
・イタリア経済はやや回復が出遅れ
17:30↑↑↑↑香港小売売上高(1月)
結果-0.9% 予想-1.0% 前回-2.9%(価額ベース・前年比)
結果-1.4% 予想-2.0% 前回-2.9%(-2.8%から修正数量ベース・前年比)
19:00→→ユーロ圏失業率(1月)結果9.6% 予想9.6% 前回 9.6%
19:00↑↓↑↑ユーロ圏生産者物価指数(1月)
結果0.7% 予想0.6% 前回0.8%(0.7%から修正前月比)
結果3.5% 予想3.2% 前回1.6%(前年比)
19:00→↑→→ユーロ圏消費者物価指数・概算速報値(2月)
結果2.0% 予想2.0% 前回1.8%(前年比)
結果0.9% 予想0.9% 前回0.9%(コア・前年比)
22:30→↓カナダGDP(12月)結果0.3% 予想0.3% 前回0.5%(0.4%から修正前月比)
22:30↑↓カナダGDP(第4四半期)結果2.6% 予想2.0% 前回3.8%(3.5%から修正前期比年率)
22:30↑↑米国新規失業保険申請件数(25日までの週)結果223千件 予想245千件 前回242千件(244千件から修正)
04:30☆ラウテンシュレーガーECB理事、講演
★トランプ米大統領、スピーチ
・北アイルランド議会選挙