先ずは、昨晩のNY…
トランプ大統領
・減税法案は非常にうまくいっている。
・いくつ手を加えるだけで、中間層や雇用創出者が得られるお金は増える。
・パススルー条項は一段と簡素化され非常にうまく機能する。
米5年債入札結果
最高落札利回り 2.066%(WI:2.064%)
応札倍率 2.46倍(前回2.44倍)
米2年債入札結果
最高落札利回り 1.765%(WI:1.763%)
応札倍率 2.73倍(2.74倍)
カプラン・ダラス連銀総裁
・近い将来の追加利上げが適切。
・雇用市場は数ヵ月先に過熱が進む。
・ビハインド・ザ・カーブに回ることを留意。
・NY市場は、ドル円は一時111円を割り込む!
・日本の報道で、北朝鮮による弾道ミサイル発射準備をうかがわせる電波信号が捕捉、政府が警戒を強める
・リスク回避の、円高を誘発
・数日内の発射もある
・感謝祭明けの、本格的な取引始まる
・米税制改革法案に対する不透明感
・米上院に協議が移っている、与党共和党がまとまらない
・上院の場合、共和党は与党とはいえ、議席は100議席中52議席、数名が造反すれば可決できない!
・既に、造反の意向を示している共和党議員がいる、年内に成立できるか不透明
・成立できたとしても、上下両院で法案の内容が異なる、更に両院間で擦り合わせる必要
・明日28日に開く昼食会にトランプ大統領が出席、税制改革について協議
・米税制改革法案は、トランプ政権の目玉政策
・法案成立は、政権維持のためには絶対
・ユーロドルは、序盤に買い、その後は急速に戻り売り
・ドイツ国債の利回りが下げ、ユーロを圧迫
・米税制改革法案への不透明感
・ユーロも、ドイツの政局が依然として不安定
・メルケル首相率いる、与党キリスト教民主同盟(CDU)、幹部会を開いて、第2党の社会民主党(SPD)との大連立に向けて交渉を始める方針
・メルケル首相は会見で、「ドイツで安定した政権をつくることが大切
・SPDとの話し合いに、応じることにした」
・市場では、いずれにしろ連立政権が誕生し再選挙は回避されるとの楽観的な見方が優勢
・ポンド円は、147円台後半と、本日安値圏で推移
・円高の動きが圧迫、ポンドを押し下げる
・対円での下げが圧迫
・EU離脱交渉が、前進するとの期待感が高まる
・ポンドは堅調な動き
・一時、12月のEU首脳会談までに合意できないと、ポンドは下値警戒感も高まった
・英中銀の利上げ期待に関しても、来年一杯は厳しいとの見方が強まる
・来年1回の利上げ期待も浮上
・短期金利市場では2018年9月の利上げで織り込まれている
【恐怖指数】警戒感は上昇
・VIXスポット(NY時間:16:14)
・スポット 9.87(+0.20 +2.07%)
本日の経済指標は、北朝鮮リスクが報じられていますが!
それを除けば、欧米時間の要人発言がポイントの様に見えます!
パウエルFRB理事
・上院銀行委員会での、次期FRB議長指名承認公聴会に挑んでいる
・金利は、更に幾分の上昇を見込む
・新たな経済上の脅威には、断固として対応していく。
・不確実性に備え、政策設定には柔軟性が必要となる。
・バランスシートの規模は、徐々に縮小へ
パウエル理事
・上院銀行委員会での、次期FRB議長指名公聴会に向けた証言テキストが公表
・中立派の理事らしく、タカハト入り混じったテキストに相場が上下に!
07:30?カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、講演
外資系証券経由の注文状況は、買い越し
・買い注文 780万株
・売り注文 430万株
黒田日銀総裁
・13時と14時48分から衆院予算委に出席予定
09:00!ダドリーNY連銀総裁、講演
・FRB議長の、パウエル理事への後退に関して。
議長の交替に向けた、動きはこれまで順調。
全く、心配はない。
・FRB及び、FOMCに関して
適切な政策の道筋で、強く団結している。
当局が良い仕事をすれば、ドルの信認は高いままである。
ドットフランク法の撤廃を、望んでいない。
資本や流動性の強化策は、堅持するべき。
世界の中銀間での、コミュニケーションについては改善が必要である。
・米経済について
米国は、完全雇用の状態にある。
インフレ率が目標を少々下回っても、懸念はしない。
労働市場がさらにひっ迫し、賃金の伸びが加速していく。
税制上の刺激策は、現状では不要。
黒田日銀総裁 アジア証券人フォーラム年次総会に出席 アジア金融市場について講演
・世界経済は回復を続け、金融システムは安定性維持している。
・アジアの経済成長は、世界の経済成長に対して、最も貢献している。
・今後の20年で、アジアの経済統合がさらに進む。
・アジアの金融市場も、そうした経済の発展と統合に合わせて、発展・統合がさらに追及されるべきである。
・アジア金融市場が、効率的で流動性に富んだ市場に育つことを期待している。
12:45・40年国債入札(5000億円)
黒田日銀総裁
・長期金利が1%上昇すると、24.6兆円の損失。
・現時点で、金融仲介機能が阻害されているとは思わない。
・リバーサルレートは、参考となり得る一つの理論
※リバーサルレート:金利を低すぎると、預貸金利ざやの縮小から、銀行の自己資本制約に影響を与え、かえって金融緩和の効果が反転(リバース)する可能性があるという考え方
安倍首相
・2%目標は、現時点においても妥当で、改定は必要ない。
・同目標に関する、政府と日銀の共同声明の内容は今も妥当。
・日銀に対しては、大胆な緩和を着実に推進することを期待。
・具体的な手法については、日銀に委ねられるべき。
英中銀
・英各銀行は、現在のバランスシート基準でストレステストに合格
・RBSとバークレイズは、16年度末のデータが基準に達成できず
16:30!カーニー英中銀総裁、講演
・秩序なきブレグジットは誰も望まない
・ブレグジット移行期間の交渉開始は早いほどよい
・移行期間は18-24ケ月必要に
・フィンテック革命のリスクについて留意
・秩序無きブレグジットはポンド下落と英経済弱体化につながる
日銀
・本日は従来型のETFを購入せず
・J-REITを購入せず
・設備人材投資企業支援のETFを12億円購入
・OECD経済見通し
2018年世界成長率+3.7%、19年+3.6%と予測
・2018年日本の成長率+1.2%、19年+1.0%と予測
・2018年米国の成長率+2.5%、19年+2.1%と予測
2018年成長は減税が押し上げと想定
2019年は労働力の伸び鈍化、個人消費の抑制を想定
・2018年ドイツの成長率+2.3%、19年+1.9%と予測
・2018年英国の成長率+1.2%、19年+1.1%と予測
消費者物価(前年比)の伸びは2018年+2.6%、19年+2.2%と予想
関係筋
・OPECの全加盟国が、9ヶ月の減産延長を支持、ロシア待ち
21:00→→ドイツGFK消費者信頼感(12月)結果10.7 予想10.7 前回10.7
22:30↑↑カナダ原材料価格指数(10月)結果3.8% 予想3.0% 前回-0.2%(-0.1%から修正)(前月比)
22:30↑↑カナダ鉱工業製品価格(10月)結果1.0% 予想0.5% 前回-0.3%(前月比)
22:30↓↓米国卸売在庫・速報値(10月)結果-0.4% 予想0.4% 前回0.1%(0.3%から修正 前月比)
23:00↑↑米国S&Pケースシラー住宅価格(9月)結果6.19% 予想6.04% 前回5.82%(5.92%から修正 20都市・前年比)
23:45☆米上院銀行委員会、パウエル次期FRB議長の承認公聴会
・FRBは最大の米国債保有者。
・バランスシート調整には3~4年かかる。
・バランスシートは2.5兆~3兆ドル規模に。
・ボルカー・ルルーは最も大きなトレーダーに最も強く適用すべき。
・減税の経済への影響については予見を所持していない。
・FRBの独立性に強くコミットする。
・トランプ政権は誰もFRBの独立性を脅かしてはいない。
・4.1%またはそれ以下が自然失業率。
・25歳から54歳の男性の労働者には依然としてスラックがある可能性。
・賃金は労働市場のひっ迫を示唆していない。
・景気に過熱感は全くない。
・FRBは金利を正常化するとき。
・財政赤字の長期的な持続性を懸念。
・利上げに対する忍耐強さはFOMCに役立っている。
・12月利上げの論拠は強まっている。
・今年のGDP伸び率は2.5%、来年もそれに近い伸びを見込む。
・ボルカー・ルールの修正を支持。
・強い成長が段階的な利上げを正当化する。
・市場はバランスシート縮小にまだ反応していない。
・インフレの弱さが一時的かどうか注意深く見ている。
・インフレ基調が弱いと判断すれば、利上げはより緩やかになる。
00:00↑↑米国コンファレンスボード消費者信頼感指数(11月)結果129.5 予想124.0 前回126.2(125.9から修正)
00:15?ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、講演
01:30?ポロズ加中銀総裁、記者会見
03:00!米7年債入札(280億ドル)
最高落札利回り 2.230%(WI:2.213%)
応札倍率 2.36倍(前回2.39倍)
海上保安庁
・北朝鮮のミサイル発射を電子メールで伝え、日本周辺に着水する可能性
北朝鮮
・我が国の排他的経済水域(EEZ)内に、着水の可能性があるミサイルが発射
英テレグラフ
・英国とEUが離脱精算金で合意
・ポンドは急伸
・今度は英FTが英国の負担金は最大1000億ユーロと伝えた
・英当局は、その報道内容は承知していない
・報道後、ポンドドルは1.3370近辺まで急伸
・北朝鮮の弾道ミサイル発射で急速に戻り売りが強まる