goo

-Mind Feeling- 特別でない土曜日

2012年09月01日 13時03分51秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

「何もなかった顔でどこまで行けるのだろう…中略…つまらないことがとてもうれしくてやさしい気持ちになれたこと終わらない週末の光の陰で確かめながら」
(篠原美也子『名前の無い週末』 1995年 より引用)

昨日口ずさんだから、と言う訳でもなく、今日が土曜日だからと言う訳でもなく…。

この特別と言える、人々の胸を焦がせ弾ませる週末も、何もなくただひとりで過ごして受け流して生きていけば、そんな風に、本当につまらないなんてことない日になるのだろう。

画像はセルフカバーアルバム“SPIRAL”の歌詞カードだが、オリジナル版に比べると、セルフカバーミックスの『名前の無い週末』は、終わり逝った夏みたいに、オリジナル版の様な華やかさはなくなり、敗けを認め、ため息を1つ、と言う風だが歌詞にこめられた想いは変わらないと信じたい。

オリジナル版の弾けた、勢いある雰囲気と共に起死回生の願いが込められた雰囲気がこの歌であるが、週末乗り越えてもまたやって来るのは苦境の日々しかない。なくし奪われた日々。週末は一時の解放でしかない。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

-Mind Feeling- 過ぎ行く普通の日

2012年09月01日 12時45分01秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59


「どこにでもある1日が今日も静かに通り過ぎていく…中略…流されるまま、流されるまま足跡さえ残せないけど、それぞれの河を流れていく、今日もひとりずつの足で」
(篠原美也子“Dear”1995年 より引用)

なんてことない日、9月1日と言う日が流れていく。特別な事等ひとつもなく、ただ過ぎていく。そこに、親愛なる、と言う言葉は見当たらない。でも、確かにどこにでもある1日であることは間違いなく、特別な事等1つもなくで、ゆるやか、なのは違いはない。だがしかし、平和か、と言われればそれは嘘になって…。

日々に何か痕跡を残したい訳ではないけれど、何か残せたらドラマティックでいいなとは思う。

時間だけが流れるように過ぎていき、そこに残るものなど1つもなく、記憶に刻まれて刻まれない1日1日。今日もそんなどこにでもある1日が過ぎていく。

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

-Mind Feeling- 9月1日昼時に取り出したアルバム

2012年09月01日 12時34分12秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59


9月1日の昼過ぎ。何だか切なく淋しくそして心が重く、何かしたくても何もしたくない、そんな感情の中、ファンのシンガー、篠原美也子の『ひとり』のセルフカバーミックスを聴いている今。

雨は降っていなくても、心の中に降り続く雨は変わることはなく今もここにある。何だかとってつけたような表現だが、切なく淋しく心重たく、しかし、誰かに会いたくもなく、ひとりで居たい、そんな感情が沸き起こっている。

「この世の中でひとり自分だけが間違いに思えて。傷つかない為に傷つける自分がとても嫌いで。道を聞こうとすれば声がかすれる。見上げる夜空は青。海に似ている」
(篠原美也子『ひとり』1993年 より引用)

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )