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Mind Feeling1003-1 短く咲いた花

2008年10月03日 07時07分10秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
ある時、花をつけた植物の写真。以前掲載したかも知れない。
 咲いたのは、この日だけで、次の日にはしおれてしまった花でとても印象深かった。時期は夏だった。
こんな風に、夢物語も終る。長い長い物語だった筈が、終わってみると短かった、という矛盾にかられるのは致し方無い話なんだろう。

「‘‘希望はいつでも絶望という名の服を着て笑っている,,いつか君が言ってた言葉、何故だろう?思い出していた。長い夢から覚めた後で、この手に遺った物をぼんやり見ていた」 (篠原美也子『愛してる』1993年 より引用)

咲いた後、枯れ散り果てた花びらは多分、そんな歌に出てきそうな感じな物がありそうである。
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コメントレスポンス Nagawa2000 様、コメントありがとうございます。(10月2日分)

2008年10月03日 06時07分05秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
Nagawa2000様。コメントありがとうございます。
地味な感じがしますが、あるのですね。サロまであったとは…。 8年目のE231形電車ですが、今やすっかり市民権を得た車両ですね。
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Mind Feeling1002~1003 永遠が終わる

2008年10月03日 00時47分30秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
「変わり行くものを恐れながら変わって行く景色に胸が騒いでた…略…今、遠ざかる後ろ姿。呼んでも答えは返らない。あれは今の自分自身。見知らぬ人のようで。気付かないうちに恐れている。変わって行く景色にまぎれうしなう事を…略…見えない明日を未来と呼んで。見えないから見えた希望を抱いて…略…見えない明日の不安の中で、見えないもの今も抱きしめて」(篠原美也子『永遠を見ていた』2007年 より引用)

まだ来ていなかった春。知ってしまった暖かい扉の向こう。だがそれはやがてやって来る悲しみの始まりである等とは思いもしなかった。
「永遠を見る」とは多分、「自分自身が‘‘幸せ一杯,,の時」なんだろう。そんな「永遠」に酔いしれた後、私は夢から覚める事となってしまった。
冬の入口で、春の歌なんて持ち込んだ所で、エキセントリックも良い所だけれど、哀しみは深い。またやって来るかも知れない惨劇を止める事は出来るだろうか?告げたくはない、4文字を手にして、始まりはあるのか、闇は深まるばかりである。
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Mind Feeling1002~1003 この歌で…

2008年10月03日 00時24分13秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
「私よりも一歩前を歩く背中はとても遠い。本当はわかっているよ。悲しい時の笑顔は。飾り立てた言葉じゃないね。ありふれたものだね、ありがとう…中略…あなたの場所から見える風景を時折少しだけ教えて。時折すこしだけ、話して」
(篠原美也子『あこがれ』1994年 より引用)

多分、きっとそんなもの。誰もが行く背中はいつも私よりも一歩遠くにある。追いつきたくても追いつけない、誰かは数知れず、故にあこがれをもつのだろうか?
いつも、自分の側に居てほしい誰かほどずっとは居てくれないもの。はかない運命を嘆きたくはないが、また遠ざかるようで…。
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