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こないだ妹一家が遊びに来た。
TRANSIT18号チベット特集を持って。

この雑誌はチベット問題の取り上げ方、編集方針についてあちこちで批判されている。
たしかにその点ではかなり残念な内容があった。
ただ写真はすばらしく、旅をしていた時に深く刻みこまれた風景のいくつかがあった。
特にマナサロワール湖畔のチウ・ゴンパと背後にそびえるカイラスの写真は引き込まれるものがあった。

妹に「また行きたくなったんじゃない？旅心がうずく？」と聞かれたけど、
一人ではあまり行きたいとは思わない。
妹は旦那（かなりの旅好き）にも聞いてたけど、彼も同じような反応だった。
行ったら行ったで楽しいかも知れないが、今は今で楽しい。

いま自分が見ている風景や何気ない日々も、後になってみるとカイラスやマナサロワールと同じように感じるのだろうと思う。
それをしっかりと感じていれば、ポケモンキャラしりとりで毎回後塵を拝しても楽しい。