工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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選手や現場スタッフに感謝

2016年12月06日 19時56分07秒 | サッカー馬鹿
今シーズンをふり返る第2弾、本日は選手や現場のスタッフの皆さんについてです。
まずは今シーズン共に戦ってくれた選手やスタッフの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

昨シーズンJ3降格が決まった後、何人かの選手達がクラブを去りました。他クラブへ移籍し自らの意思で栃木を去った選手もいましたが、プロである以上はよりレベルが高い場所でプレーしたいでしょうし、それは仕方がないことだと思います。
そんな中、他からのオファーがあったにもかかわらず栃木に残ってくれた選手もいたと聞いています。自分のことよりチームのため、栃木SCのためにこのチームに残ってくれた選手の皆さんには本当に感謝しかありません。

そして新加入で栃木のために戦ってくれた選手達。出場機会に恵まれなかった選手もいましたが、チームの雰囲気を壊すことなく黙々と真剣に練習に励んでいる様子をサポーターの皆さんはしっかり見ています。試合に出場できない選手が手を抜かずにがんばっていたからこそ、試合に出場している選手達はいつも危機感と隣りあわせで練習に取り組み、緊張感のある素晴らしい練習環境を維持できたのだと思っています。

監督やコーチの皆さんにも感謝しています。横山監督は理想を捨て現実路線にシフトすることで、序盤戦なかなか勝てなかったチームを優勝争いが出来るまでに立て直してくれました。コーチの皆さんはそんな監督を一年間しっかりサポートしてくれました。選手と同じく、皆さんの中のひとりでもいなければ、我々はJ2復帰の夢を見ることはできなかったと思います。

誰々のミスで失点した試合とか、負けた試合もありますけれど、J3にまでカテゴリを落とした栃木で一年間命がけで仕事をしてくれたことに対しては感謝しかありません。本当にありがとうございました。来季も残ってくれるならぜひ我々と共に栃木のために戦って欲しいです。



・・・来季の戦力がどうなるかを考えるためにはお金の心配が第一です。



来季の戦力に関してですが、昨日も少し触れた通り、今季と同等の戦力を維持することは非常に難しいと考えています。収入が減る見通しなのが主な理由ですけれど、広告料収入に関してはどの程度の減少で食い止められるか、そこはクラブの営業力に期待したいです。

必ず減るのが確定しているのはJリーグからの分配金です。今季の栃木は降格救済金(パラシュートペイメント)を受け取っていました。これは降格クラブが急激な財政難に見舞われるのを防ぐ目的で設けられている救済措置なのですが、今季までの降格救済金は前年カテゴリとほぼ同額だったと記憶しています(来季からは8割に減額です)。栃木SCはそれにより今季およそ1億円の降格救済金を受け取っていましたが、それが来季は激減します。
※降格救済金は来季から新設だそうです。何か違う制度と勘違いしていました。訂正します。

『【村井チェアマン会見から2017シーズンのJリーグを紐解く!】その4『強化配分金&降格救済金をどこよりも詳細に解説』』(タグマ!Jウォッチャー~日本サッカー深読みマガジン~)

DAZNと契約したJリーグは降格救済金の増額を発表していますが、来季の分配金に関しては例えJ3は倍増となるとしても、我々にとっては1億円→3000万円へと激減することになります。これは非常に痛い。

今季のチーム人件費は確か2億円程度。J3では最高額の資金を投入していたわけですが、同1億5000万円(だったかな?)の大分に優勝をさらわれてしまいました。3位の長野は確か1億8000万円ほど。そして来季J2から降格して来る北九州もおそらく2億円規模のチーム人件費でシーズンを戦うものと思われます。
来季の栃木のチーム人件費がいくらになるのかはわかりませんが、仮に広告料収入を維持出来たとしても分配金が激減しますし、単純計算しただけでも資金力ではもう我々は太刀打ちできません。予算が減るのだから当然、主力級選手の流出は避けられない見通しです。

さらに言えば、入れ替え戦にまわったことも影響し、来季に向けた強化にも遅れが出ていることと思われます。J2復帰に失敗したことでまとまらなくなった話もあるはずです。
強化部は年内いっぱいは休みなしでしょうけれど、とにかく年内までに戦力を整えることに全力で取り組んで欲しいです。

そして監督やコーチの皆さんも、出来ればもう一年共に戦って欲しいというのが私の願いです。チーム作りに苦しんだ今季序盤の事を考えると、監督を代えるリスクは非常に大きいと思っています。その点、横山監督なら今季のチームをベースにしっかり戦えるチームを作り上げてくれるような気がしますし、監督を支えてくれたコーチの皆さんも当然一緒にチーム作りに協力していただけたら嬉しいです。

多くの選手やスタッフは現状維持、もしくは減俸かも知れませんが、可能であればまた来季も一緒に戦いたい。でも、選手やスタッフは他からいい話があれば移籍を躊躇わないで欲しいです。悲しいかな、今はそれがお互いのためだと思います。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (雷電)
2016-12-06 21:28:52
配分金の救済措置は現在ないのでは?スポニチによると。
昨年のJリーグ公式のクラブ経営開示情報でも富山に入ってるとは思えないです。
あと、大分がうちより人件費が低いとは?
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Re:Unknown (院長)
2016-12-06 22:17:55
降格救済金、私の勘違いかも知れません。失礼しました。今一度調べ直しますm(_ _)m

大分の予算に関しては、2015シーズン(人件費3億3000万円)から半減という記事が大分合同新聞にありました。栃木や長野より人件費が低かったことは確かだと思います。
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トリニータ人件費 (雷電)
2016-12-06 23:48:23
新体制発表時の記事に昨年の3分の2程度ともありましたから、2億を超えてる可能性もありそうです。
決算期になれば詳しい情報も出るのでしょうけど。
うちは予算も気になりますが、どういうサッカーをするのか、気になります。
今年をベースにはするんでしょうが、自分たちでボールを動かすサッカーをやれるのか?
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Unknown (院長)
2016-12-07 08:38:02
私が確認した記事は昨季大分が降格直後のものでしたから、実際のところは雷電さんの仰る通りかもしれません。詳細が出たらまた確認したいと思います。

正直、来季どういうサッカーで戦えばいいのかよくわかりません。松田体制時には一度ボールを動かすサッカーにチャレンジしていますが上手く行きませんでしたし・・・。
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