工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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橋本社長インタビュー

2016年12月14日 14時50分19秒 | サッカー馬鹿
先日開催されたJPFAトライアウトのクローズアップ記事がありました。斉藤選手のインタビューやトライアウトの背景も紹介されています。

『買い手市場のJトライアウトでも……。長らくJ1で過ごした3人の男の挑戦。』(NUMBER Web)

斉藤選手も含む栃木を契約満了で退団した選手をはじめ、多くの選手が来季も現役でいられることを願っています。

さて。

月曜日にとちぎテレビ『とちテレニュースLIFE』のスポーツコーナーで放送された橋本社長のインタビュー、今更ながら録画で拝見しました。短い時間ながら有益な情報がたくさんありましたので、質問に対する回答を簡潔にまとめてみました。



Q)決算の見通しは?
A)赤字を辞さない強化に力を入れてきたのは事実。ただそれはあくまでも予算上の計画。経営努力によってで出来るだけ改善して黒字を目指している。今のところの見通しでは何とか赤字は免れそうなところまで来ている。

Q)切り詰めるところは相当切り詰めた?
A)収入を上げる努力と支出を切り詰めるというところの両輪でスタッフが汗をかいてくれた。

Q)来シーズンのスポンサー獲得の見通し、トップチームの人件費は?
A)営業活動の真っ最中。今シーズンを(スポンサーの皆様に)どう評価してもらえるかはこれから。強化に関しては昇格も目指したい、魅力あるサッカーを見せたいという思いもある。(人件費は)少し減らさなきゃならないが、出来る限り力を入れて行きたい。

Q)J2昇格ありきでチームを作るのか、一旦立ち止まってクラブの経営体力を増強するのか。
A)両方、バランスを取りながら。もちろん昇格を目指すし、地に足をつけて身の丈の経営をして行く。マネジメントをしっかりやっていこうと思っている。
今シーズンは昇格のために動いたので、クラブの魅力発信やサッカースタイルの構築にはあまり手を付けられなかったというのが正直な話。クラブを残していくにはどうしたらいいかという議論をしっかりやって行きたい。



昨季の当期純利益は4200万円。夏に使う予定だった強化費がそっくりそのまま残ったという状況です。これも含めて赤字も辞さないという旧経営陣の強引な舵取りを、ギリギリ黒字決算で収められそうなところまで軌道修正出来た橋本社長の手腕は、例えわずかに赤字が出たとしても最大級の評価をしてもいいと思います。どの部分の経費を圧縮したのかは気になりますね。正当な評価は来夏に行われる2016年度の経営情報開示を待ちたいです。

来季は前年度の財政的な積み上げもありませんし、収入も今季から極端に増えることはないと思います。人件費が減らされるのは仕方がありませんから、戦力ダウンは甘んじて受け入れなければなりません。
しかしながら、サッカーは個の力がすべてではありません。足りない部分は戦術で補えばいいですし、監督交代がなければ戦術的には今季の上積みが期待できます。今季明るみになった課題も当然残りますけれど、来季もしっかり戦えるチームになるはずです。
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