飛行機さつえい奮闘記
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2014年05月22日(木) JAL3083便 成田→中部09:55→11:05
787-8 JA835J 座席:7K(ClassJ) 成田SPOT:411 中部SPOT:11 高度:24000ft 速度:750km/h 区間マイル:193mile 金額:14710円(先得割引タイプA+ClassJクーポン)


前々から飛行機ファンの中では話題になっていましたが、2014年3月30日よりJALは成田-中部線に787-8の国内線運用を開始しました。
今まで国際線でしか運航していなかったJALの787、これはチャンス…!と、搭乗する機会を伺っていました。
5月22日から26日まで、休日出勤の振休を組み合わせて5連休が取得できたので、撮影遠征と下関にある実家への立ち寄りを兼ねて乗ってみることにしました!
今回の行き先は中部国際空港と福岡空港!五月晴れを期待し、成田-中部-福岡-成田という3レグの予約を行いました。今回の3レグ、すべて今まで搭乗したことない航空会社や機材です!何に乗るかは…お楽しみに(´∀`)


前日は仕事で自宅に0時前に帰ってきたので、起きれるか心配でしたがなんとか起きれました。バイクを走らせて成田空港へ。
国内線の出発表示板はジェットスターが多いですね。そんな中、一便だけJALが紛れ込んでいます。


保安検査場を通過する前にJALのカウンターに寄り、本日搭乗する機体の機体番号を聞いてみました。そうしたら『JA731J』と言われ…。
JA731Jはご存知の通り、『777-300ER』です。機材変更になったのか!?と慌てて座席指定のシートマップやJALのホームページを確認しましたが、やっぱり787のまま…。
首を傾げながら保安検査場を通過し、本日の搭乗口であるBへ向かいました。搭乗口Bの係員に再度機体番号を聞くと、『JA835J』とのこと。いやー焦りました^^;
ところでJA731Jは何処から出てきたのでしょう…。この後JFKへ飛行していました…。
JAL3083便はマレーシア航空、ベトナム航空、S7航空とのコードシェア便です。


本日のJAL3083便はバスでの搭乗となります。9時30分、バスへの案内が開始。着席するもしばらく発車せず、バスが発車したのは9時40分頃。どうやら駐機している飛行機の後ろを走って搭乗機まで向かうようです。


411番スポットに駐機しているJA835Jが見えてきました。気持ちが高まってきます!




タラップはL2ドアに接続されています。


こんな近くで787のエンジンを見たのは初めて!大きいです!


あんまりのんびりしていられない、早々と搭乗します。


白いジャケットを着たチーフパーサーに迎え入れられ機内へ。本日の座席はクラスJシートの7Kです。この座席は国際線ではビジネスクラスの『JAL SHELL FLAT NEO』として提供されています。
その名の通り、シェル型の座席はフルフラットにしても後ろにせり出しては倒れず、自由気ままにリクライニングすることができます。


機内照明はブルー。正面はバーカウンターです。


乗客はかなり少ないようで、私が乗り込んだらあっという間にドアクローズしてしまいました。
定刻の9時55分にプッシュバック開始、成田空港は北風運用。ランウェイ34Lを使用する模様です。
迷路のように入り組んでいる誘導路をタキシングし、ランウェイ34Lヘンドへ。2機ほど出発機を待機し、10時14分、ランウェイ34Lよりテイクオフ。
最近はフルスロットルにせず、離陸に必要なだけの推力でゆっくり離陸する方式が流行っているらしく、特に787はこの方式をよく採用しています。
浅い角度でゆっくりと上昇、成田空港のB滑走路が見えてきました。ランウェイヘディングで飛行し7000ftにて一旦レベルオフ。右旋回しながら再度上昇、成田空港の上空を通過し、木更津へ進路を向けます。(FlightRadar24より高度を調べました)


10時22分、ベルトサインが消灯、まだ千葉県上空です。


早速パーソナルモニターを取り出して操作してみましたが…どうやら使えない模様です…。ウンともスンとも言いませんでした…。


右手に羽田空港が見えてきました。


安全のしおりと『JAL SHELL FLAT NEO』シートの説明書。


裏を見ると…あれっ、サンアークだ!?777-300ER、SEASONSで使われていた説明書かと思われます。機材は違えど、シートは同じですからね。


巡航高度は24000ft。富士山がとても近くに見えますが…雲に隠れてしまっていました…残念!


クラスJは私を含めて10人ほどしか搭乗していませんでした。CAさんはドリンクをカートで準備せず、一人ひとりにオーダーを取って持ってきて下さいました。


ドリンクをクーッ!とかきこんで機内散策に向かいます。のんびりしていたいのですがなにせフライトタイムが短い!クラスJとして運用されているビジネスクラスは18席+24席の42席装備されています。


その後ろは普通席。2-4-2の8アブレストです。


R3ドアより。白く長い翼が青空によく映えます。この日搭乗したJA835Jは2014年4月1日にデリバリーされたばかりの最新号機。窓もピカピカでした。


地上ではよく見る緑の非常口マーク。ANAの787に付いているものと同じ、日本で使われるピクトグラムです。


機体後方には大型のギャレー。


ギャレーの反対側にはジャンプシートが設置されています。


最後尾より。機内はガラッガラです…w


JALのボーイング787のキャパシティは186名ですが、この日の乗客は54人でした。せっかくのボーイング787も泣いてしまうぜ…w
まぁ成田発の平日便ですし、こんなもんでしょうねw


トイレはウォシュレット付きと聞いていましたが…あれ、普通のトイレです。他のトイレも見に行けばよかったです。


クラスJまで戻ってきました。中央シートの機内誌は席の間にマガジンラックのように並んでいます。


先日のANAのファーストクラスほどではないものの、大型のシートはすわり心地は最高です。
中央には隣の人との共用となっている小型テーブル、自身のテーブルは座席座って左側にある唇のような収納から出てきます。


L2ドア前のドーム型照明天井。先にも書きましたが巡航中は緑色になっていました。


L2ドア前はバーカウンターになっています。長距離便ではここにワインやシャンパン等アルコールが置かれ、自由に嗜むことができるとのこと。


自席に戻ってきました。今度はシートを弄ってみます。たくさんのボタンがあるシートコントローラー。細かい調整ができるようで、自身にあったポディションに変更することができるようです。
上部には『BED』、『RELAX』、『UPRIGHT』と簡単設定できるようなボタンがあります。


とりあえずフラットにしてみました。ゴロゴロできそう(^^♪


これはリラックスポディション。シェル型なので後ろの方に迷惑を掛けず、自由にリクライニングポディションを変更することができます。


最後に電気シェード。右は電気シェードなし、左は遮蔽しています。これもANAの787と同じですね。
ボーイング787の窓は縦に長く、窓の外の青空をよく見ることができます。
まだまだ見てみたい所はたくさんあるのですが、タイムオーバー。10時46分、ベルトサインが点灯し、電子機器の使用ができなくなりました。
シートベルトサインが消えていた時間、実に24分間…短い!もっと乗っていたい!ホールドしてもいいのよ(^_^;)
中部国際空港は北風運用。知多半島の南側から進入し、ILSアプローチ。11時02分、ランウェイ36にランディング。強めのブレーキを掛けて11番スポットへ向かいます。
到着後のアナウンスでは『海外からお乗り継ぎのお客様、長い空の旅路お疲れ様でございました。皆様に良い一日となります様、お祈りしています。』と。
やはり国際線乗継の乗客がほとんどなのでしょう。というか国内線のみで使うのは私くらいじゃないでしょうかw


中部国際空港セントレアに到着!晴れています!11番スポットは国際線・国内線共用スポットです。


降機中。機内照明が赤色に変わりました。




とても短いフライトでしたが、CAさんはとても丁寧に対応して頂きました。この後は4時間ほど待機した後、同じ機体で成田に戻るとのこと。フライトの合間に少し休憩ができるのですね。お礼を告げて降機します。


セントレアは風が強そうです。垂直尾翼が風で押し曲げられています。


ガラス窓に写っているボーイング787。


JALのボーイング787、とても快適でした。やっぱりもっと距離のある便で乗りたいですね…福岡や那覇に飛ばしてくれないかしら(^_^;)


手荷物受取り所の招き猫を見ると、セントレアに来た!って感じがします。この後は早速展望デッキに向かって撮影です!

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コメント
 
 
 
Unknown (ボンさん)
2014-05-30 23:04:25
こんばんは。

1レグ目、やはりこれでしたか!
これは思った通りでしたが、福岡までは小牧からFDAでしょうか?福岡~成田がわかりません。。。那覇ならバニラなんですけど・・・。

JALのB787、私も乗ってみたいです。こんなに捨ているなんてもったいないから、羽田~中部便にしたほうかいいんじゃないですかね。
国内線専用機も早く来てほしいですね。

所さんのテレビ見ましたよ!
しっかりとアジサイの写真が放映されましたね。
家族で見ていましたが、「めっちゃきれい!」と皆絶賛していました。
素晴らしいです。

次回も楽しみにしています。
ではまた。
 
 
 
Unknown (こうへい)
2014-05-31 03:47:06
ボンさん

JALの787、とても快適かつ忙しかったですw もっと長距離がいいのですが…w
実は過去の運航状況を調べると羽田-中部でJALの787が投入された日があるようです。
その日はオープンスポットからの出発ではなく、羽田空港の17番スポットからの出発になったようです。第一ターミナルにJALの787…乗りたいですし、撮りたいですね。
中部-福岡間は『あっ!これか!』と思われるモノだと思います!逆に福岡-成田間は『なーんだ!』って思われるモノかと思いますw

ご家族で放送見て頂いたのですね、ありがとうございます!
このような写真借用依頼は時たまにくるのですが、テレビは初めてです。ブログやっているとたまに良いことが舞い込んできます(^^♪
 
 
 
えっ? (ぴょん)
2014-06-02 23:08:42
成田ー名古屋、クラスJで乗っちゃうなんて…。
こんなプランを組んでいたとは想像もしませんでした。
こうへいさん、スゴイですねぇ。。。
こんな短いフライトで機内取材してたら、ゆっくり座ってる時間ないですよねぇ?
一般人より少し飛行機好き程度の私には
もったいなくて絶対に真似できないですぅ。。。
だけど別の意味では、かなり贅沢なフライトですね。
パーソナルモニターがムーブしなかたのは残念ですが、
やっぱり新しい飛行機はキレイで気持ちがいいですねっ。
こうへいさんが頑張って取材してくれたおかげで、
機内の様子がよくわかって嬉しいですっ。(^^)
 

 
 
 
離陸時の推力に関して (俺様)
2014-06-03 08:13:11
「離陸に必要なだけの推力でゆっくり離陸する方式が『流行っている』」のではなく、たとえパイロットがスロットルを最前方へ押し出しても、コンピュータがその時々のコンディションを基に弾き出した最適な推力までにしか、パワーが上がらないように出来ているのではないかと思われます。
787と同じフライ・バイ・ワイヤのボーイング777-200LRのフライトドキュメントを見てて気づいたのですが、比較的短いフライトの離陸では、たとえパイロットが最前方へスロットルを押し出しても、エンジンの計器は最大推力を示していませんでした。その一方で、長距離飛行での離陸では、エンジンの計器が最大推力を示してました。
したがって、フライ・バイ・ワイヤ機では、離陸滑走路の長さ・機体の重量・気温等々、様々な情報を基に、コンピュータが最適な推力を自動的にセットするように出来ているのでしょうね。
言い換えれば、スロットルを最前方に押し出すというパイロットの行為は、『最適な離陸推力を出せ!』とコンピュータに"命令"していると言えます。
 
 
 
Unknown (こうへい)
2014-06-03 20:07:34
ぴょんさん

座席ベルトが消灯している時間は24分、うち座席に座っていたのは10分ほどしかありませんでしたw
ただClassJクーポンが余っていたのでいいのです!どうせ流れてしまうので…w
パーソナルモニターが使えなかったのは逆に良かったかもしれません。
その分だけ機内探訪に時間がさくことが出来たので…w
 
 
 
Unknown (こうへい)
2014-06-03 20:19:12
俺様さん

離陸推力値はパイロットが設定したN1 LIMITで決定します。
N1 LIMITにはFULL/90%/80%など(実際には推力値)があり、スロットルを全開にするとN1 LIMITで設定した値まで自動で調整してくれます。
推力を大きくすれば大きくするほど燃料も部品も劣化します。最近は燃費や騒音、メンテナンスコスト削減の為に離陸に必要最低限の推力で滑走路を長く走りゆっくり上がることがあると機内誌に書いてありました。
記事内で書いてある『フルスロットル』とはN1 LIMIT無しの状態を指し、誰でも分かる言葉に置き換えています。
 
 
 
こんにちは (POLO)
2014-06-15 18:32:05
こうへいさん
中々覗きにこれずにすいません。
787のシェルフラットネオに乗られたんですね!
SKY SUITEが出るまではJALの中で最新のビジネスクラスでしたね。
長距離便向けでかなり快適な座席らしいです。
(ベッドモード時の角度とか、バーカウンターとか)

乗客の少なさにも驚きですが、186席しかないことも凄いですよね。

満喫されていて僕も嬉しいですが、フライト時間が短過ぎる(´・ω・`)
 
 
 
Unknown (こうへい)
2014-06-27 11:19:27
POLOさん

お暇な時にのんびりご覧になってください!私もコメント返しかなり遅れて申し訳ありません…w
JALの787、座席は777などに使われているシェルフラットネオなので、特に目新しい物はありませんでした。といってもやっぱり初めて乗る座席、満喫してきました(^^)
今回は天気がよかったのでベルトサインが20分程度ですが消灯しましたが、天気の悪い日のフライトは少し切ないですね…。成田-中部航路は新幹線と同等の値段で国際線機材に搭乗できるので、また搭乗したいと思います。
 
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