飛行機さつえい奮闘記
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去年に引き続き、今年も日本では私の地元、『千葉市幕張海浜公園』で開催された『レッドブル・エアレース』、ニュースなどでご覧になった方も多いと思いますが、唯一の日本人パイロット、室屋義秀選手が初優勝を飾りました!
今回はそんなレッドブル・エアレースで撮った写真となります。


去年は橋の上や茜浜緑地でタダ見をしていましたが、今年はちゃんとお金を払ってチケットを買いました。
同じエリアでも予選と決勝で料金が異なります。もちろん観戦するにはAエリアが一番いいのですが、予選は8000円に対し、決勝は14000円とかなりの高額。Aエリア2日通し券だと20000円、予選をAエリア、決勝をBエリアにすると2日で17000円…。
2日とも同じところで見て撮るのは面白くないので、予選はAエリア、決勝をBエリアで発券しました。これが後々救われることになります。


レッドブル・エアレース千葉大会は6月4日が予選、6月5日が決勝です。6月4日は少し風が強いですが、心配していた雨も降らず朝から晴れ渡り、絶好の撮影日和になりそうです!
10時半頃にAエリア会場入り、既にチャレンジャークラスのテストフライトが開始されていました。
私も午後のマスタークラス予選の撮影に向けて、試し撮りをしていきます。


去年と違うコースレイアウト、若干手狭な千葉会場はオーバーGの危険があるバーティカルターンが2回、ハイGターンが1回あります。


これが今年のコースレイアウト。


Aエリアはそのバーティカルターンを間近で見られる位置でした。








コンビナートの煙突を入れて、千葉で開催している感を演出^^;






パイロンヒット!パイロンは少しの気圧差で簡単に割れるようになっており、パイロットの安全性を確保しています。
パイロンが割れると即座に『エアゲーター』と呼ばれるパイロン修復部隊が出動し、最短90秒、平均2~3分ほどでパイロンが復活します。


この日の羽田空港はランウェイ22、23の南風運用。時折アプローチする飛行機と絡みます。


徐々に風が強くなってきました。チャレンジャークラステストフライトの終盤はかなりの横風気味でパイロンが斜めになっていました。


機動性高く曲がる飛行機、スモークの航跡がとても美しい!


そんなこんなでチャレンジャークラスのテストフライトは終了しました。午後からアクロバット飛行や消防ヘリコプターのデモストレーション、モーターパラグライダーの飛行があるのですが…一向に始まらない。
風速は南西の風25kt。コースからはちょうど横風になってしまいます。こんなに強い横風は民間機でも離発着に影響がでてしまうほどなのですが、エアレースはできるのでしょうか…。


案の定、予選は中止になってしまいました。横風で盛大に傾くパイロンたち、一つは風を受けたのか波を受けたのか、倒れてしまっています。
パイロットやその他スタッフの安全性を考えたら中止は正しい判断かと感じました。
夜からは雨が降り始め、翌日の昼ごろまで降り続く模様です。翌日の決勝も開催が危うい感じになってきました…。


翌日、心配していた雨は9時過ぎには止み、Bエリアの最前列に席を確保。このようにスタート・ゴールのパイロンの横に東京スカイツリーが見える位置でした。


続々と集まってくるクルーザーたち。警備船も忙しそうに動き回っています。


手前はBエリア、奥はBエリアカメラ専用エリアです。カメラ専用エリアに入れる人はピンクのユニフォームをつけています。


まずはチャレンジャークラスの決勝が始まりました。

 




フィニッシュ!


前の機体が遠くをスモークを出しながらゆっくり旋回しています。去年同様、浦安に臨時発着場を造り、離発着を行っています。
浦安から幕張までは車でも20分ほど掛かってしまいますが、飛行機だと5分掛からず着いてしまいます。早いですね!


盛大にパイロンヒット!!パイロットにとっては大きなペナルティ(+3秒)となってしまうパイロンヒットですが、見ている観客は楽しめます!


壊れたパイロンはエアゲーターが修復に向かいます。


ジェットデッキのデモストレーション。まもなくマスタークラスの準々決勝、ラウンドオブ14が始まります。


何だかピンク色の大きな観光船がやってきました。ヴィラジオイタリア号という海賊船を模した観光船です。この船もエアレースを見学しに来たようです。


エアレース空撮用のヘリも飛び始めました。


【ラウンドオブ14】
14名のパイロットが予選のタイム順に1番~14番まで割り振られる。レースは1対1のタイムアタックで、勝者が次のステージに進む。
全7ヒートで組み合わせは1番vs14番、2番vs13番…となる。今回は予選が行われなかったので年間ポイントランキングを元に順番が決定された。


チャレンジャークラスに比べ、マスタークラスのFlightは一目で分かるくらいキレが違います!


第二ヒートに登場した室屋選手。尾翼の『秀』の文字が誇らしげです。さぁ、スモークオン!


あれ…スモークが出ていません。スモークを出さないと+1秒のペナルティになってしまいます。


マシントラブルでしょうか。結局最後までスモークは出ずにタイムは1秒ペナルティの『1:06.022』です。
対戦するのは室屋選手と同期のピート・マクロード選手。途中まで順調にフライトしていましたが、インコレクトレベルのペナルティ、さらに焦ったのかオーバーGによるDNF(失格)となってしまい、室屋選手は次のラウンドオブ8に進出が決定しました。

次回もレッドブル・エアレースin千葉で撮影した写真です!
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