飛行機さつえい奮闘記
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2016年03月12日(土) ANA853便 羽田→台北松山 12:40→15:50(現地時間UTC-8)
787-8 JA784A 座席:27K 羽田SPOT:111 台北松山SPOT:6 高度:40000ft 速度:700km/h 区間マイル:1304mile 金額:45020円(往復エコノミー)


初めての国際線、ANA853便台北松山空港行きは機内サービスを終え、のんびりした時間が流れています。


羽田発台北行きの飛行機は日本列島の太平洋側を海岸線にそって飛行します。四国を左手に見ながら飛行、宮崎県上空より九州に入ります。


ボコボコな噴火口、霧島連峰です。上空から見るとこのように見えるのですね。787の窓は電子カーテンのフィルムの影響で偽色が出ちゃうのですよね…。これがあるので787はできるだけ乗りたくないのです…。


そして程なくして見えたのは鹿児島空港。ここの展望デッキから撮影していても空港南側を飛行機雲を引きながら飛行する機体をよく見かけました。台湾を始め、アジアに向かう便だったのですね。


鹿児島空港の正面には霧島連峰。天気も視程もよく、鹿児島空港でも綺麗に霧島連峰が見えていることでしょうね!


桜島や鹿児島市内が見えるかも…と思っていましたが、桜島より少し北寄りのコースを飛行していたので見えず…。姶良市が見えました。


ここからは洋上飛行になります。天気が良く地上が見えると窓にかぶりつきになってしまいますね。ようやくトイレに行けます^^;
この日はほぼ満席の220名、中央席にポツポツと空席がある程度でした。


そうそう、この便はSKY LIVE TVがあるのでした。座席に帰ったら試してみましょう。


国際線仕様の787はウォシュレットがあると思っていましたが…あれ、国内線と一緒です。


吸っちゃアカン!のマークの隣に灰皿が。矛盾していますがこれは灰皿の設置が義務付けられている為です。もちろん機内は全面禁煙ですが、違反して吸った乗客に火を消させる為に灰皿を置いています。吸い殻をゴミ箱に捨て、火災になることを防止する為です。


非常口座席より左側の翼を。


自席に戻り、SKY LIVE TVをみてみました。仙台スタジアムで同時刻にやっていた、『ベガルタ仙台vs鹿島アントラーズ』のJ1リーグを見ることができました。
画質はかなり落ちますが、アナログテレビと同等程度。見るだけなら十分できそうです。


石垣島の北側を過ぎたあたりで徐々に高度を下げ、台北松山空港へのアプローチを開始します。


雲を抜けるとそこは日本ではない、異国が見えました。台湾です!!


台北松山空港はランウェイ10運用、フライトレーダーを見ていたら大抵の日がこのランウェイ10を利用するようです。
またこれもフライトレーダーを見ているとわかるのですが、松山空港ランウェイ10へのアプローチは台北市北側から降下しながら『の』の字を描くように右旋回で進入していきます。


日本ではなかなかお目にかかれないアプローチですね。このアプローチを見たくて右側座席を選んでいたのです。


遠くに雲海に包まれた台北101タワーが見えてきました。まもなくファイナルアプローチです。


ファイナルアプローチ。台北松山空港は台北市内にある空港、建物をかすめるようにアプローチしていきます。日本で言う福岡空港のような感じでしょうか。




眼下に見える線路はMRT(地下鉄)ですね。台北はMRTがとても発達しており、どこに行くにも便利とのことです。


奥に見える細長い建物は台北市第二青果市場。この屋上駐車場からは台北松山空港にアプローチする機体がよく見えそうです。FlyTeamでもこの場所から撮影された写真がよくアップされていますね。


日本と台湾の時差は1時間。台北のほうが1時間遅く、UTC+8時間です。現地時間15時22分、台北松山空港ランウェイ10にランディング。ついに異国の地に着きました!遠くに見えるタワーは台北101タワーです。


ランウェイエンドまで行き、誘導路へ。
15時27分、台北松山空港スポット6番に到着!20分近い早着になりました。入国審査、両替、SIMカード購入などやらなければいけないことがたくさんあるので、早着は嬉しいですね!


いつかはこのビジネスクラスに乗るぞ!!お世話になったCAさんにお礼を告げて降機します。


降りた瞬間に感じる、その土地の空気感というのが国内線でも国際線でもあると思います。
機体を一歩でた瞬間、私が台北松山空港で感じたのは、多少の湿気とエスニックなアジアンテイスト臭。これはおそらく八角の臭いでしょうね。
そういえば、台北松山空港は軍民共用の空港であることから、空港の撮影は禁止されていると聞きました。この写真を撮ったあとに、真後ろに警察官がいたのに気付きましたが特に何も言われませんでした。そういえば機内アナウンスも特にありませんでした。
他のブログなどにも書かれている通り、今現在はそこまで撮影にうるさくないのでしょうね。台北松山空港は展望デッキもあり、自由に撮影できるようですし…^^;


コンパクトな台北松山空港。まったく迷うことなく、到着出口へ向かいます。


『WELCOME TO TAIPEI!』
エスカレーターを降りたらそこは入国審査場。外国人用のレーンは6レーンほどありましたが私はほとんど最後のほうにのんびり降りたので、どのレーンも前に20人ほどいます。そこで他のブログに書かれている通り、一番右のレーンに並んでみました。そうしたらあれよあれよと進む私のレーン…。他のレーンの2~3倍のスピードで進んでいきます。
これは一番右のレーンのさらに右側に身体障害者用レーンと外交旅券等の優先レーンがあり、このレーンはほとんど人が来ないので入国審査の係員がが外国人用右側レーンの人を『おいでおいで』と手招きして、入国審査をするのです。
目の前のカメラで撮影され、両手の人差し指で指紋を取り、特に質問されることなくパスポートに入国印が押されてとうとう台湾入国です!!

次回から台北旅行編です!


ANA853便ログです。FlightRadar24の有料会員になると、フライトログがダウンロードできるようで、年間8ドルの有料会員になりました。これでGPSログが取れない787でもフライトログが記録できます。

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コメント
 
 
 
Unknown (ぴょん)
2016-04-03 01:06:27
こんなに沢山の噴火口があったなんてビックリしました。何だかちょっと怖いですねぇ。
エコノミーの座席はちょっと狭いですよねー。
アジア路線なら問題ないのですが、欧米路線だとホント辛いですぅ。(-_-;)
それより、入国審査の一番右ってそんなだったとは全然気づきませんでした。
次に行く時は、私も一番右のレーンに並んでみます。
到着便が重なると、長蛇の列になってたりしますから、これは他の空港でも要チェックですね~っ。
素敵な情報をありがとうございます。(^^)
 
 
 
Unknown (こうへい)
2016-04-04 21:21:14
ぴょんさん

美しい霧島連峰、上から見たらこんなになってるのか!とちょっと不気味でした^^;
よくエコノミークラスで3列シートに寝っ転がって簡易ベッドにしている人の話を聞きますが、満席だったらかなり辛そうですね…。
台北松山空港では一番左のレーンも進みが早いとのことです。これは台湾人用レーンが早めに空くので、同じ要領で呼び寄せるとのこと…こっちは真意は定かではありません…。
桃園空港はフォーク式のようで、この方法が使えないようです。他の空港でも並ぶ前にレーンを一通り見てみるといいかもしれません!
 
 
 
こんばんは (POLO)
2016-04-05 22:20:10
おお!
ついに海外初上陸ですね。
思い起こせば僕も初海外は台湾でした。

787の横9列は確かに長距離便では地獄でしょうね。
エミレーツの奴隷船並みでしょう。

松山空港はMRT直結ですし利便性の高い空港ですね。
そして本当にコンパクトにまとめられた空港ですし。
 
 
 
Unknown (こうへい)
2016-04-09 21:03:27
POLOさん

ついに海外デビューです!!POLOさんも台湾が海外デビューだったのですね。
787は元々8列仕様で設計されておきながら、各社とも9列で就航させています。
唯一8列仕様なJALだけが、異端児でも本来は正統派、といった感じになっています。

松山空港はコンパクトでとても便利な空港でした。桃園空港もMRTが直結されるようですが、延期に延期を重ねていますね。早く出来てもらいたいところです。
 
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