房総半島の南端鴨川市の山あいに太平洋が見渡せる棚田がある。この棚田は「嶺岡二子棚田」という。道を探すのがなかなかむずかしく、とても狭い一車線の急な坂道もある。駐車場も広くないので朝早くでかけて景色と散策を楽しみ、田植えなどの作業のじゃまにならないように気をつけている。今回が三度目の訪問だが、いつか夜明け前に着いて太平洋の彼方に朝日が昇る瞬間の写真を撮ってみたいと思っている。
急な斜面に別荘などが点在するのどかな里山を散策していると、とつぜん道脇の草むらにキジが現れた。特に警戒する様子もなくゆっくり歩いていた。雄鳥の鮮やかな体色をこんな目の前で見ることはめったにない。そっとカメラを構えて連写した。そのシャッター音にびっくりして飛び立ちはしなかったが急ぎ足で藪の中に消えていった。
棚田の田植えはもういくつかの田んぼでは終わっていた。ここでも「オーナー制度」が導入されているので、この連休中ににぎやかに田植え作業が行われていることだろう。連休中の昼間は作業のじゃまになるので近寄れない。
今日は狐の事は忘れて一日、庭と小さな畑の仕事で終わりました。
そろそろ巣穴から飛び出してじゃれ合っている時間帯かもしれません。
棚田風景、いいですね。
私も棚田が好きでパソコンのデスクトップは数年前に行きました日本一と言われる紀伊半島の丸山千枚田なんですよ。
昨年は新潟、山古志の夕景と朝の棚田を写しに行きました。
千葉県にも素晴らしい棚田が有るのですね、此処は知りませんでした。
何時か機会を見つけて行ってみたいと思いますが行くのが難しそうですね。
子狐たちとの再会楽しみですね!
棚田を歩くと故郷広島の片田舎で田んぼに囲まれて
育った子どもの頃がとてもなつかしいです。
関東一都六県では、栃木県の石畑の棚田、国見の棚田、それに千葉県の大山千枚田の三つだけが日本の棚田百選に指定されていますね。
全国では、やはりそれほどは遠くない丸山千枚田と輪島の白米の千枚田、それに写真家には人気の山古志の棚田などがいいですね。ぜひそのうち撮影にでかけたいと思っています。千葉の大山千枚田はプロフィール写真に雪景色と少し前に夜明けの写真を投稿しましたが、田んぼの曲線がきれいで気に入っています。
同じ鴨川市にある大山千枚田と嶺岡二子棚田は棚田倶楽部で連携していますから、ウェブサイトで調べると情報が詳しく得られますよ。