「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」
菅総理大臣が初めての所信表明演説でこう示しました。
地球温暖化につながる温室効果ガスの排出をゼロにする
「脱炭素社会」の実現は大きな課題ですが、
脱炭素社会、実現できる?のでしょうか
水素自動車等の脱炭素化の取組・話題は最近よく耳にしますが
電気自動車メーカー「テスラ」なども
空にも・・・
脱炭素化を目指して電気飛行機やハイブリッド電気飛行機の開発が行われている
全翼機やプロペラも エアバス、水素燃料旅客機を2035年実現へ
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6発モーター旅客機 エアバスがゼロエミッション旅客機の新コンセプト発表
電気モーターだと空港周辺の騒音問題の解決にもつながります。
ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスは2020年12月15日(火)、
新たなゼロエミッション旅客機、通称「ZEROeプログラム」のコンセプトを発表しました。
アバスが新たに発表した燃料電池推進式旅客機。6発モーターの8翔プロペラ構造(画像:エアバス)
プロペラ駆動の旅客機モデルであるものの、駆動方式は燃料電池推進とのこと。
さらに6つのプロペラポッドは取り外し可能といいます。
各ポッドは連動せずに個々に独立して動く、いわゆるスタンドアローン式で、
それぞれ電動機、燃料電池、エレクトロニクスシステム、液体水素タンク、冷却システムなどを備えています。
また各ポッドは前述のとおり取り外し可能なため、定期的に機体から外し、
整備済みの新たなポッドと付け替えることが容易にできるほか、
万一不具合があっても空港内において短時間で分解、
再組付けができるようになるそうです。
エアバスは、すでに「ポッド」構成の特許を出願しており、
2020年12月に公開される予定といいます。
また「ZEROeプログラム」の研究開発を継続するため、
今後数か月から数年にわたって、さらに複数の特許出願を予定しているそうです。
【イラスト】無尾翼機も エアバス発 近未来のゼロエミッション旅客機
エアバスが新たに発表した燃料電池推進式旅客機。6発モーターの8翔プロペラ構造(画像:エアバス)
エアバスが新たに発表した燃料電池推進式旅客機。6発モーターの8翔プロペラ構造(画像:エアバス)
エアバスが先行して発表した3種類のゼロエミッション旅客機。
いずれも改良したガスタービンエンジンで水素を燃やして推力を得るタイプ(画像:エアバス)。
エアバスが先行して発表したブレンデッド・ウイング・ボディデザインのゼロエミッション旅客機(画像:エアバス)
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