福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

現役の「長い飛行機」ベスト5 ジャンボ強しだが双発機も健闘 「超ロング機」777-9初飛行機 の記事に触れて‼️

2020-01-31 00:10:00 | 2020年関空の情景

大きい飛行機」といえば、ボーイング747型機「ジャンボ」やエアバスA380型機が思い出されるところですが、「長さ」で比較するとそれらに匹敵、もしくは上回る飛行機も存在します。そのトップ5をまとめました。

「長さなら巨大機に負けない」機種も
機種によっては数百人が乗れる飛行機。特に「ジャンボ」の愛称で馴染み深いボーイング747シリーズや、総2階建てのエアバスA380型機は巨大です。しかし実は「長さ」で比較すると、それに匹敵、もしくは上回る飛行機が存在します。2019年11月の時点で、航空会社の旅客便で就航している機種のなかで比べました

1位はボーイング747の最新型「747-8」 ただ旅客型は日本に無し
機体の長さ1位は「ジャンボ」ことボーイング747シリーズの最新モデル、747-8型機。長さは76.3mです。胴体が大きいことから貨物型が多い飛行機で、NCA(日本貨物航空)ではメインで使われています。一方で、旅客型は日本の航空会社では導入されておらず、海外航空会社の機材が日本へ乗り入れてくるのみです。

 ちなみに、かつてJAL(日本航空)やANA(全日空)が使っていた、日本人にはなじみ深い「ジャンボ」のボーイング747型シリーズ(-100型から-400型まで)は、これより短い70.6mで、今回挙げる5位までに入りません。

❶ABYA


❷キャセイパシフィック  cargo B-LJG

❸大韓航空cargo HL7629


❹シルクウェイ・ウェスト・エアラインズ Boeing 747-8 (VQ-BVB)


❺UPS航空 Boeing 747-8 (N611UP)


❻アトラス航空 Boeing 747-8 (N859GT)



2位は「悲運のロング機」4発ジェットの「A340-600」
次点は「1階建て」の飛行機がランクイン。全長75.3mのエアバスA340-600型機です。2011(平成23)年に、ボーイング747-8型がデビューするまで世界最長の飛行機でした。しかし、エンジン2発の双発機主流の風潮に対し、A340-600型はエンジンを4発搭載。経済性の点で弱みがあった同型機は、97機と少な目の機数で生産終了となりました。


★関空には2011〜2012 ルフトハンザ  ・中国東方航空・中国南方航空が乗り入れていた様です。小生は見た事がありません。

3位は日本の主力双発機「777-300」

 3位はボーイング777-300シリーズで、全長は73.9m。日本でもJAL、ANAが国内線、国際線ともに主力で導入している機種です。座席数はボーイング747シリーズに匹敵する500席超を搭載可能。2発の巨大エンジンを搭載した「双発機」では最大の全長です。

❶日本航空 Boeing 777-300 (JA752J)


❷全日空 Boeing 777-300 (JA754A)


❸タイ国際航空 Boeing 777-300 (HS-TKL)


❹エミレーツ  航空




4位はJALが導入予定の最新鋭機「A350-1000」
 ちなみにJALがエアバス機を新導入するのは、このA350-XWBシリーズが初です(統合した会社からエアバス機を引き継いだことはあり)。
僅差でボーイング777-300シリーズに次ぐのが、エアバスの最新鋭機であるA350-XWBシリーズの長胴型、エアバスA350-1000型機です。その全長は73.7mで、日本ではJALが導入する予定(標準型のA350-900型機は2019年9月から導入済)。新素材(複合材料)を使った胴体と新エンジンが特徴の双発機です。
 ちなみにJALがエアバス機を新導入するのは、このA350-XWBシリーズが初です(統合した会社からエアバス機を引き継いだことはあり)。

❶キャセイパシフィック  B-LXG


❷キャセイパシフィック   B-LXK



キャセイパシフィック  B-LXC



5位は総2階建ての巨大機「A380」
 1階建ての機体が“健闘”するなか、5位は総2階建ての巨大機エアバスA380型機です。全長は72.7m。「長さ」では5位なものの、座席数は最大800以上で、離陸重量も最大級です。生産終了が発表されましたが、日本ではANAが成田~ホノルル(ハワイ)線に3機導入(就航中は2機)。「フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)」の特別塗装が行われています。

❶タイ国際航空


❷ANA 


❸エミレーツ航空


❹シンガポール航空 Airbus A380 (9V-SKF)




 なお、このランキングを塗り替えてトップに立つ予定の「超ロングな機体」が現在、開発されています。2020年の導入が見込まれている「ボーイング777X」の長胴型、「ボーイング777-9」です。➡︎1月25日 初飛行(下記)

 その長さは、1位のボーイング747-8型機の76.3mを上回る76.73m。日本ではANAが20機、発注済みです。ちなみにボーイングは、これよりもっと長い「777-10X」も研究中といわれています。

⬇️
2020.01.26 乗りものニュース編集部
◉ボーイング最新機「777X」シリーズ「-9」が初飛行 ANAも導入の世界最長ロングボディ

ボーイング777の新モデル「777X」が初飛行を実施しました。これに臨んだのは「777X」の長胴モデル777-9型機で、その長さは旅客機としては世界最長です。折りたたみ式の主翼が特徴で、日本ではANAも発注済みのモデルです。
 アメリカの航空機メーカー、ボーイングの新型旅客機「ボーイング777X」シリーズのひとつ「777-9」が、現地時間2020年1月25日(土)に初飛行しました。航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、同機はボーイングのエバレット工場に隣接する、ワシントン州スノホミッシュ郡のペイン・フィールドを現地時間午前10時9分(日本時間26日午前3時9分)に離陸、3時間51分の飛行を経て、同社の施設が入り「ボーイング・フィールド」とも呼ばれるワシントン州シアトルのキング郡国際空港に、現地時間13時00分(日本時間26日午前7時00分)に着陸しました。出発時と到着時には、公式ページ上でライブ中継もそれぞれ実施されています。初飛行ではライブ中継も 客室は787スタイル

ボーイング777Xは2013(平成25)年に発表された「ボーイング777」の派生型です。2020年1月現在、350席クラスの「777-8」と、今回の初飛行に臨んだ400席クラス長胴モデル「777-9」の2種が発表されています。

特徴のひとつはその全長です。ANA(全日空)やJAL(日本航空)のほか、世界中の航空会社で運航されている従来の777は、スタンダードモデルの777-200が全長63.7m、長胴モデルの777-300で同73.9mでした。対し777Xの全長は従来型よりひと回り大きくなり、「-8」が約70m、「-9」が約77mです。

 特に「-9」の全長は「ボーイング747-8」の76.3mを上回り、旅客機としては世界最長のモデルになります。また全幅も70m超に大型化していますが、既存の空港駐機設備に対応できるよう主翼の先端を折りたたむことができ、折りたたみ時の全幅は65m以内に収まるとしています。

このほか777Xは、ゼネラル・エレクトリックの新型エンジン「GE9X」を採用し、主翼などは新素材である「複合素材」を使ったことで、設計も見直されているそうです。客室はボーイング787の仕様をベースにしたもので、新照明の導入も行われています。

 777Xが最初に航空会社へ納入されるのは、2021年の予定といいます。アラブ首長国連邦のドバイを本拠とするエミレーツ航空は最多機数となる126機を発注しており、日本ではANAがボーイング777-9を20機、導入する予定です。

以上



「ずんぐりむっくりジャンボ」ボーイング747SP どうしてこうなった 短胴で思わぬ功績」 の小話ですが❗️関空飛来の目的は❓

2020-01-30 00:10:00 | 2020年関空の情景
乗り物ニュースの記事に触れて

474SP 関空飛来のオマーン政府専用機・・・(即位の礼参列にて来日した)

10月26日早朝、関空橋をリムジンバス車窓から・・・・当該ジャンボ駐機している

オマーン・ロイヤル・フライト Boeing 747SP (A4O-SO)


関空の飛来目的は
2019/10/25 20:50神戸新聞 オマーン副首相、稲美を訪問 元国王夫人の墓参り (下記※)

2019.10.26 
pm12:09 帰国 Boeing 747SP (A4O-SO)





































オマーン副首相、稲美を訪問 元国王夫人の墓参り
天皇陛下が即位を宣言する「即位礼正殿の儀」に出席するため来日した、中東・オマーンのアスアド副首相兼国王特別代理らが25日、王族ゆかりの地である兵庫県稲美町を訪問した。元国王夫人で、神戸でブサイナ王女を産んだ清子・アルサイド(旧姓大山)さんの墓に、同国関係者約10人が花を供えた。約40年前には同王女が来町しており、今回は副首相らが墓参りした。

 清子さんは1935(昭和10)年、カブース現国王の祖父であるタイムール元国王と神戸で出会った。恋に落ちた2人は翌年結婚式を挙げ、ブサイナ王女(日本名は節子)が誕生したが、39(昭和14)年に清子さんが病没。元国王は清子さんの母の出身地である稲美町に墓を建て、王女を連れて日本を離れた。王女はオマーンで王族の一員として育てられたという。

 この日午後12時半ごろ、アスアド副首相らが、古谷博町長らと同町中村の大沢公園墓地を訪れた。ハンチング帽姿のアスアド副首相は、清子さんの親戚で墓の世話を続ける同町の杉本浜子さん(74)とともに、線香をあげるなどした。

 帰り際に、別れを惜しんで同副首相と抱擁した杉本さんは「遠くからわざわざ来てもらい、うれしかった。お墓に『清子さん、良かったね』と心の中で呼び掛けた」。約40年前にはブサイナ王女とも会っており、「(当時)『もう一度来たい』と言われ、再会を待ち望んでいたが、かなわないのは残念」と語った。

 オマーン国大使館(東京)によると、ブサイナ王女は同国で健在。次期国王候補の一人とみられているアスアド副首相は現国王のいとこで、王女のおいに当たる。(切貫滋巨)


✳️ボーイング747SPに纏わるコラム記事

◉「ずんぐりむっくりジャンボ」ボーイング747SP どうしてこうなった 短胴で思わぬ功績」
(2019.12.18 乗りものニュース編集部)
「ジャンボ」ことボーイング747シリーズで、コンセプトに逆行した「短胴型」が1モデルだけあります。なぜこのような形をとったのでしょうか。製造数は少なめですが、そののちに引き継がれる功績もあったようです。

明らかにルックスが異なる「ジャンボ」 なぜ?
 日本でもなじみ深い機体「ジャンボ」ことボーイング747シリーズは、その大きな胴体で多くの人を乗せられるのが強みですが、ひとつだけそのコンセプトに逆行した異形のモデルがボーイング747SPです。


 ボーイング747SPの特徴は、基本シリーズ(747-8以外のシリーズ)より約14m短い胴体にも関わらず、ほかのシリーズより垂直尾翼、水平尾翼が大きいこと。本来の「ジャンボ」のルックスとは、明らかに違うものです。

日本でボーイング747SPを導入していた航空会社はありません。成田空港などでは、かつてイラン航空などの同型機が飛来する程度で、日本人には「馴染みのないジャンボ」でした。
 このような形状となったのは、燃料の搭載量をそのままに、胴体自体を短くし、軽くすることで航続距離をあげ、それまでより長距離飛行を可能にするためです。胴体を短くした影響で、舵の効きが従来より悪くなるという懸念への対策として、ふたつの尾翼はむしろ大きくなっています。
 軽量化や翼など部分的なアップデートはあるものの、そのほかについては、胴体は主翼前後の部分をそのまま詰めた形で、「ジャンボ」の基本的な仕様を踏襲。これは、共通化することで設計変更のコストを下げるためと言われています。

製造機は少な目 しかし現代にも残る「747SP」の思わぬ副産物!
 747シリーズの初期型である747-100型の航続距離は8890kmでしたが、ボーイング747SPは、それよりも1500km以上長い1万656kmの航続距離を持ちます。パンアメリカン航空に納入された初号機は1976(昭和51)年、アンカレッジ(アラスカ)経由が一般的だった東京~ニューヨーク線で直行便を就航させます。「SP」の意味する「スペシャル・パフォーマンス」なデビューです。

 しかし747SPの製造機数は、45機とそう多くはありません。そののち、1983(昭和58)年、基本系「ジャンボ」の形をそのままに、燃料タンク容量増加とエンジン変更で航続距離が延長した改良型の「747-200B」が登場すると、同じくらい(厳密には-200Bが多少上回る)の航続距離でありながら、人は多く乗せられない747SPの需要は衰退します。

しかし、この747SPのシルエットは、そののちのシリーズにも引き継がれる、思わぬ副産物を生み出します。

 同機の形は、「ジャンボ」の特徴である2階席のコブ(アッパーデッキ)はそのままに、一階の部分にあたる胴体を短縮したものでした。つまりコブと垂直尾翼の距離が、従来のモデルより近いのです。この形状が巡航中、空気抵抗を減らす効率的な形であることが判明しました。

 この結果に基づいて、コブを伸ばすことで、同様の効果が得られるのではと開発されたのが、アッパーデッキ延長型の「747-300」です。この長いコブの「ジャンボ」は、ベストセラーの「ハイテクジャンボ」こと747-400や、最新型の747-8にも引き継がれています。


✳️747SPについて

ボーイング747-SP(Boeing 747-SP)は、アメリカのボーイング社が開発した大型旅客機、ボーイング747の派生モデルの一つ。胴体を大幅に短縮して重量を減らし、さらに翼を改修することで航続距離性能を向上した。これにより座席数は犠牲となったが、世界初の東京-ニューヨーク間の無着陸直行便に就航する。なお「SP」は「Special Performance」の略。

開発の経緯

1970年に就航したボーイング747は、そのキャパシティは他に追随するものがなく旅客航空の新しい時代を切り開いたが、日本とアメリカを結ぶドル箱路線である東京とニューヨークを無着陸で結ぶほどの航続距離性能はなく(当時そのような航続距離を持つ旅客機は存在しなかった)、パンアメリカン航空や日本航空、ノースウエスト航空など同路線に就航していた各航空会社は、ボーイング747やマクドネル・ダグラス DC-10などで、アンカレッジやサンフランシスコ経由で飛行することを余儀なくされていた。
これを受けて、ボーイング747のローンチカスタマーでもあるパンアメリカン航空のファン・トリップ元会長が、ボーイングやロッキード、マクドネル・ダグラスなどのアメリカの大手航空機製造会社に、東京-ニューヨーク間、ニューヨーク-テヘラン間の無着陸直行便の就航を目的とした機材の開発の依頼を行った。
この依頼に応えてマクドネル・ダグラスは、DC-10の航続距離延長型の「ER」を開発することを明言し、これに対抗してボーイングのジョー・サッターが、標準型の-100型/-200型を短胴化して重量を低減することにより、航続距離の増大をはかったモデル「ボーイング747-SB(Short Body=短胴型)」を開発することとなった。
ボーイングが航空会社にヒアリングを行った結果、パンアメリカン航空以外からも発注が得られる手ごたえをつかんだことで1973年に開発がスタートした。ローンチ・カスタマーはパンアメリカン航空で、同年の9月10日に発注した(同社は最終的に11機発注した)。その後開発が進められ、1975年5月19日にロールアウトし、同年7月4日に初飛行した。
1976年3月5日にパンアメリカン航空向けの1号機「Clipper Freedom(N531PA)」が納入され、4月25日に世界で初めての、東京-ニューヨーク間の無着陸飛行便に就航した。この無着陸直行便の就航により、アンカレッジ経由での運航を行っていた日本航空とノースウエスト航空のライバル2社は大打撃を被った。
しかし、既にボーイング747-100や-200を導入していた日本航空とノースウエスト航空は、機体の短縮により座席数が276席(エコノミークラスとファーストクラスの2クラスの標準仕様)と標準型に比べ大幅に減ったことから収益率が悪化することを嫌い、-SPを発注することはなかった。
だが、同じくボーイング747-100や-200を導入していたトランス・ワールド航空やブラニフ航空、アルゼンチン航空や大韓航空などは、超長距離路線を運航するために-SPも購入した他、チャイナエアラインや南アフリカ航空、中国民航やエル・アル航空も、近隣諸国との間の対立を抱え、近隣諸国の上空を大きく迂回して運航しなければならないなど、様々な政治的状況により超長距離路線を運航せざるを得ないために早期に-SPの導入を決めた。
なおイラン航空は、-100や-200で無着陸飛行できないような超長距離路線の運行の予定がないにもかかわらず、皇帝で飛行機マニアとして知られるモハンマド・レザー・パフラヴィーの一存で購入を決定した。また、ボーイング747-100や-200では需要に対し座席数が多過ぎると判断した上、コンビ型を導入するほどの貨物搭載量も見込めないシリア航空やモーリシャス航空なども導入した。
1985年には、当時のマラウイの独裁者ヘイスティングズ・カムズ・バンダのイギリス訪問の目的だけのために南アフリカ航空より同機が短期リースされ、エア・マラウイの塗装に塗り替えられて大統領専用機として利用された。

世界最速記録
また、パンアメリカン航空のボーイング747-SPが、1976年5月1日から3日にかけて、ニューヨーク-ニューデリー-東京-ニューヨークの世界一周飛行を行い、46時間46秒の世界最速記録を作った。

生産停止
しかし、1980年代半ばに日本航空がニューヨーク直行便専用に発注したボーイング747-200Bの高性能型(パワーアップしたエンジンの搭載と燃料タンクの追加により最大離陸重量を引き上げたモデル)が出現し、風向きによっては搭載量を減らさなければいけないものの、なんとか東京-ニューヨーク間の無着陸直行便が可能になり、以後他の航空会社も購入を始めたことで受注が減少した。
さらに航続距離が長く2人乗務が可能なボーイング747-400の開発を開始したことにより、1989年に正式に生産中止となった。ボーイング747の主な分類(製造中止分)では、日本の航空会社からの発注が一機もなかった型式である。なおイラン航空は、2011年まで747SPを東京への定期便で運航していた。

中古機市場での人気
生産は中止されたものの、ボーイング747-100/-200/-300程のキャパシティを必要としない超長距離路線の運航機材を必要としたナミビア航空やアメリカン航空、ルクスエアなど多数の航空会社が中古機として導入した他、バーレーンやオマーン、カタールやカザフスタンなどが政府専用機として中古機を導入した。またサウジアラビア政府は、サウジアラビア航空の中古機を改修して王族専用機として使用している。

機体の特徴
最大航続距離が12,325kmとボーイング747-100や-200と比べ格段に長く、1989年にボーイング747-400が出現するまでは、世界の旅客機の中で最大の航続距離を誇った。
全長が56.31mと他のボーイング747の各モデルに比べて重量軽減のために大幅に短縮されており、併せて短胴化によるモーメントアーム減少への対策から、垂直、水平尾翼とも翼端を各1.5mずつ延長しているために、外観が他のボーイング747シリーズや他の旅客機に比べて大幅に異なる。また、フラップは在来型とは違いシングルスロッテッドで下翼面のフラップトラックがない。
なお、胴体を短縮したが2階席を短縮しなかったことが副次的に機体にエリアルールにより則する形状をもたらし、最高運用速度がマッハ0.92(1095 km/h)、最高巡航速度マッハ0.88(990 km/h)に向上した。ボーイング社自身もこの予想外の効果に驚き、ボーイング747-300などのSUD(「Stretched Upper Deck」2階部分延長型)開発へとつながっていった。

主なカスタマー
航空会社

パンアメリカン航空
トランス・ワールド航空
ブラニフ航空
アメリカン航空(中古機を購入)
ユナイテッド航空(パンアメリカン航空から太平洋路線とともに引き継ぐ)
アルゼンチン航空
チャイナエアライン
マンダリン航空(親会社のチャイナエアラインから引き継ぐ)
大韓航空
中国国際航空(中国民航から引き継ぐ)
カザフスタン航空
イラン航空
イラク航空
シリア・アラブ航空
サウジアラビア航空
イエメン航空(中古機を購入)
エル・アル航空
コルセール・インターナショナル(中古機を購入)
ルクスエア(中古機を購入)
モーリシャス航空
南アフリカ航空
アライアンス航空(提携先の南アフリカ航空から引き継ぐ)
エア・マラウイ(中古機を購入)
ナミビア航空(中古機を購入)
カンタス航空
オーストラリア・アジア航空(親会社のカンタス航空から引き継ぐ)

政府専用機
機体の小型化、そしてそのために航続距離が長くなったことを生かし、産油国をはじめ多くの政府が政府専用機として使用している。なおその多くにBAEシステムズ が開発した「AN/ALQ-204マタドール」などの対ミサイル防衛装置が装着されている(エンジンとAPU後部)。
ブルネイ
バーレーン
サウジアラビア
アラブ首長国連邦
オマーン
イエメン
カザフスタン

その他
ラスベガス・サンズ
グローバル・ピース・アンバサダーズ

★オマーン




武漢チャーター便でも使用 羽田空港第2ターミナルのユニーク施設「サテライト」とは・・・・全日空 Boeing 767-300 (JA607A)

2020-01-29 18:10:00 | 2020年関空の情景
武漢チャーター便でも使用 羽田空港第2ターミナルのユニーク施設「サテライト」と
⬇️


武漢 チャーター機 第一便
羽田空港へは向けて飛行中です
関係者の方々ご苦労様です
残されている方の早期帰国を祈ります
まだ第二便も今夜立つとか?
早期に全員帰国を願うばかりです


ANA JA607A



★am8:29. 現在 アプローチ態勢です



到着ニュース





当該機のJA607A  関空にて



2020.1.30.  第2便  機材は前日と同じ機材です

am6時前 武漢を飛び立ちました





長崎市上空を飛行中です
am8:30 前後羽田着の様ですね






第三便






★これ程迅速な対応が出来たのは・・・ANAの定期便乗り入れをしていた事が大きなポイントの一つと・・・
⬇️ 

2020年2月7日 4便 離陸している。到着予定はam10:38    JA607A.  767ER




★政府専用機は出番なし? 何故?




エミレーツ航空  A380から77Wに機材が変更されている。いつ復活するのかなあ❓

2020-01-29 00:10:00 | 2020年関空の情景
エミレーツ航空 EK316便 pm17:05 到着予定
従来の機材はエアバスA380だったが、1月16日からBoeing 777-300 (A6-ECT)に変わっている。
事由は? よくわからないです
約1年3ヶ月振りの777-300です
到着も予定より30分早く到着
pm 16:35











2020.1.20. 関空 エミレーツ  航空 A380➡︎ボーイング777-300 機材変更している。復活するのでしょうか❓


速報:A380 は 2月1日から復活するとベテラン氏からの情報です。(2920.2.29)


★過去の 24/L  アプローチのエミレーツ航空 24/Lのャンスは少ないけど・・・・

2017.8.11 Boeing 777-300 (A6-EGA)









この直後






当時は、LCCや中国便も今ほど乗り入れも無かった事で結構24/Lへの誘導があったので楽しめたが・・・・


2019.6.25.  Airbus A380 (A6-EDA)









小生、エミレーツ  A380 24/L 遭遇はこの一度だけです






★アラブ首長国連邦(United Arab Emirates:UAE)

ドバイは何処?
★ドバイ首長国は、1国1都市とのことの様で珍しいです。オイルマネー国家と思ってましたが、オイルマネーは僅少の様ですね。チョット意外でした。ドバイはオイルに依存しない国づくりにいち早く取り組み、空港や港湾、道路など経済活動に不可欠なインフラを整備し、経済特区を設け、行政機能を強化し、外資を誘致したのであった。1985年に開業したエミレーツ航空は、ドバイ政府が同地を国際航空路線の「ハブ」となることを目指して設立した航空会社である。今日155都市に就航し、開業からわずか30数年あまりで世界トップクラスの航空会社へと成長した。
ドバイは『観光』の中心となるため、あらゆる世界一をつくり、観光資源の整備をしていきました。世界一高い建物(ブルジュカリファ)、世界最大規模のショッピングモール(ドバイモール)、世界最大の人口島(パームジュメイラ)、世界最高の七つ星ホテル(ブルジュアルアラブ)、などなど、多くの観光客が世界中から訪れたくなる国の創造を目指しているのです。
一方で、『貿易』の中心となるため、『空』と『海』で世界を結ぶ港を整備したのです。
2015年、外国人利用者数が世界一位となった空港(ドバイ国際空港)や、建設中の新空港(アルマクトゥーム国際空港:成田空港の約5倍の規模で世界最大級の国際空港となる予定)が『空のハブ(中継)』となり、世界最大の人口港(ジュベルアリ)が『海のハブ』として、世界中からヒトとモノが集まっているのです。






連邦を構成する7首長国
❶アブダビ首長国
❷ドバイ首長国
❸シャールジャ首長国
❹アジュマーン首長国
❺ウンム・アル=カイワイン首長国
❻フジャイラ首長国
❼ラアス・アル=ハイマ首長国

⬇️URE詳細



欧州の弱小航空会社が「日本では敵なし」のワケ 日本から一番近い「小国」の生存戦略 ・・・の記事に触れて‼️

2020-01-28 00:10:00 | 2020年関空の情景
フィンエアー 
乗り入れ機材はA350XWB だけど
1月9日は珍しく Airbus A330-300 (OH-LTP)


1月20日 Airbus A350-900 (OH-LWH)











機種別保有機は  ★AIRBUS A350-900  航空機の数: 14 + 5 注文中
⬇️
A350XWB のスペマ
OH-LWL
OH-LWB





FINNAIR の記事に触れて

欧州の弱小航空会社が「日本では敵なし」のワケ

日本から一番近い「小国」の生存戦略

PRESIDENT Online北島 幸司(航空ジャーナリスト)

北欧の小さな航空会社が「日本の空」に活路を見いだしつつある。世界ランク62位の「フィンエアー」が、欧州直行便ではANAやJALに次ぎ、海外勢では最大規模になっている。航空ジャーナリストの北島幸司氏は「北欧は日本から一番近いヨーロッパ。『欧州最速便』を掲げて日本の需要を開拓した成果だ」という――


「小さな国のエアライン」が日本に向ける熱視線
フィンエアーは、北欧・フィンランドの首都ヘルシンキを拠点にした航空会社だ。航空会社の規模を表す「有償旅客キロ」(RPK)は347億RPK(2018年時点)。世界62位で、欧州の中でも15位の中堅会社だ。数字だけ見ると決して目立たない、平凡なものだ。
しかしフィンエアーは、福岡空港に就航した2016年以降、日本と欧州を結ぶ直行便を担う代表格に成長した。現在、ヘルシンキ・ヴァンター空港から成田(週9便)、関西(週7便)、中部(週5便)、新千歳(週2便)の4空港に週23便が乗り入れている。夏スケジュール限定では、これに福岡(週3便)が加わり、関西は週5便が増便されている。

2020年3月下旬から始まる夏スケジュールでは、羽田へ週7便の就航枠確保が決まっている。つまり、フィンエアーは最大6空港に週38便が乗り入れることになる。対して、欧州最大のエアラインであるドイツの「ルフトハンザ・ドイツ航空」は週26便なので、季節便を除いても、フィンエアーは“欧州勢ナンバーワン”になる。
小さな国の小さなエアラインがなぜここまでシェアを拡大できたのか。それは、日本と欧州を結ぶ飛行ルート上、フィンランドが極めて有利な場所に位置しているからだ。

欧州まで最速最短、地の利を生かした戦術
「メルカトル図法」による世界地図に見慣れていると、北欧は日本からかなり遠い印象を受ける。だが、実際はそうではない。「正距方位図法」の世界地図と比べれば一目瞭然だ。


フィンエアーはシベリア上空をまっすぐ飛行する「最短ルート」で欧州を目指す。このルートでは欧州の中で日本に最も近いのが北欧になる。つまり北欧が「欧州の玄関」にあたるため、東アジアを往来する路線は特に「欧州最速便」となり得るのだ。
フィンエアーの日本路線は、今春から最大6空港週38便となる。特に福岡と新千歳では、欧州直行は同社だけであり、日本国内で成田、関西、中部や近隣アジア諸国を経由するよりも早く欧州各地へ到着する。新千歳発で往路9時間半、復路9時間でヘルシンキ・ヴァンター空港に着く。欧州の大手航空会社に比べて約2時間、飛行時間が短縮されている。

また、同じアジアで「最速」を享受できる中国本土へも6都市に乗り入れている。2015年に欧州のエアラインで初めて最新鋭機エアバスA350の運航を始め、現在、発注したエアバスA350-900型19機のうち14機が運航している。他に長距離用機材ではA330-300を8機保有する。日本路線では成田、関西、中部、中国では北京首都や上海浦東空港などの路線などに投入し、日本や中国を含むアジア重視の姿勢が鮮明になっている。

勝因は「乗り継ぎ需要」の掘り起こし
日本路線のライバルは、欧州最大のエアライン「ルフトハンザ・ドイツ航空」だ。世界ランク5位。グループの「有償旅客キロ」(RPK)で、2844億RPKで、会社の規模はフィンエアーの8.2倍となる。そのルフトハンザでさえ、日本路線は羽田、中部、大阪の3空港26便。しかもその数字はドイツのフランクフルトとミュンヘンの2都市への乗り入れの合計便数だ。フィンエアーの23便とさほど変わらない。
ちなみに、日系エアラインとの関係は次の通りとなる。同じ「ワンワールド」アライアンスの中でJALと共同運航を行っており、成田線においてはJALも自社でヘルシンキ行きを運航している。もちろんのこと、JALのヘルシンキ便でも最速便は変わらない。
フィンエアーは日本国内就航地でJAL便へ、JALはヘルシンキ以遠でフィンエアー便に乗り継げる。JALとは競合というより協力会社だ。対するANAは「スターアライアンス」のルフトハンザ航空などと共同運航で乗り継ぎ需要を掘り起こす。ANAとはライバル関係である。

こうした強豪に打ち勝つため、フィンエアーが重視したのが乗り継ぎ需要の掘り起こしだ。日本から乗り継いで行けるその先はフィンランド国内線のほか、ヨーロッパ、中東方面は116都市に上る。



そのネットワークを生かす拠点空港の施設も重要となる。ヘルシンキ・ヴァンター空港では2014年にターミナル拡張を開始し、2022年まで工事を完了させる計画だ。以前ほどのコンパクトさはないが、全ての出発ゲートがフロア続きで乗り継ぎ時間が短くて済むよう改装されている。

そもそも、ドイツの経済規模はGDPで4兆ドルとフィンランドの14.5倍に上る。JETROの調査では、フィンランドへの日系進出企業数は180社、在留邦人数は1825人。ドイツは企業数で8.4倍、邦人数で25倍も多い。

フィンランドにビジネスパーソンの渡航が多いとは言えず、急拡大も見込めない。観光客数もドイツやフランス、スペイン、イタリアに比べれば少ない。しかし、フィンエアーは日本と欧州を「最速最短」で結ぶ航空会社であるとアピールすることで、欧州方面に向かう乗り継ぎ客を取り込むことに成功したと言える。

実際に乗ってみて体感できる「最速最短」

欧州への渡航は誰もが長時間のフライトを覚悟する必要がある。おおよそ12時間というのが、ロンドン、フランクフルトやパリまでの所要時間だ。個人的所感だが、10時間を超えると身体的苦痛は加速度的に増すように感じる。深い呼吸を繰り返したり、足がむくんだりする。これは筆者周辺にいる出張頻度の高い知人も同じように口にする。

筆者も実際にフィンエアーで欧州に飛んだ。

昨年12月中旬。正午ごろ成田ターミナル2から出発したフィンエアー機は、左手に富士山を遠方に見ながら新潟を通り、ハバロフスクからロシア、北極圏を通る最短距離で欧州を目指す。西へ向かうので、陽は落ちるが最後まで完全に暗くなることはない。
機内サービスは「マリメッコ」や「イッタラ」などブランドを取り入れ、女性の気を引いているようだ。さわやかで付かず離れずの接客は、突き抜けた印象に残るサービスというよりは、気をつかわず利用できるエアラインである印象を受けた。


もっとゆっくり飛んで寝かせてくれ」

現地時間の15時過ぎ、ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。10時間で到達する欧州があることに感動した。今回はそのままドイツ・ハンブルクへ足を伸ばすことにした。
2時間の乗り継ぎはあったが、空港ターミナルビル内で乗り継ぎ時間を使いマリメッコやイッタラのショップを見ることができた。子供のいる家庭には、ムーミンショップもいいだろう。

乗り継ぎ便に搭乗して2時間でハンブルクへ到達。ドイツ北部に位置するためヘルシンキからであれば遠くない。出発時間は若干差があるが、ルフトハンザ・ドイツ航空でフランクフルトやミュンヘンを経由するよりも現地到着時間ではフィンエアーの方が1時間ほど早い。東欧諸国に向かうのであればさらに近く、フィンエアーが便利だろう。


話は帰路に移る。現地時間の17時半ごろ、ヘルシンキを飛び立った機体は、日本時間の10時ごろに成田空港に到着した。ジェット気流が強くなる冬場ではあるものの、到着まで9時間を切ったことは感動的でさえある。到着時に「もっとゆっくり飛んで寝かせてくれ」と思ったほどだ。これを一度味わうと身体が覚えてしまい、ついついリピートしたくなる。

格付けによる安心感も魅力の一つだと感じた。世界の空港や航空会社の格付け会社「SKYTRAX」による評価は、10年連続で北欧のベストエアライン。北欧で4つ星を獲得したのはフィンエアーだけだ。安全面では、エアラインの国際的安全評価機関JACDEC(Jet Airliner Crush Data Evaluation Centre)が毎年公開する「安全なエアライン100社ランキング」の2019年調査で1位に選ばれている。

遅れた日本路線参入、拡大する利用者と利益
フィンエアーの日本路線就航は1983年にようやく始まった。欧州メジャーのルフトハンザ、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランス‐KLMの各社は、1948年から1963年にすでに就航していた。だいぶ遅れての市場参入だった。
しかし、飛行ルートは大きく異なっていた。欧州メジャー各社は米・アラスカのアンカレッジやモスクワを経由していた一方、フィンエアーは就航当初より極北、シベリア経由の「最短ルート」で日本に直行便を飛ばしてきた。

フィンエアーは、日本市場へのテコ入れも懸命に行ってきた。外国エアラインにしては珍しく、日本人俳優をCMに起用。役所広司氏がイメージキャラクター「Mr.ヨーロッパ」を務めた。
実際、ここ数年は安定して成長を続けている。2014年から2018年の5年間で、売上高は124%(2,741億円→3,401億円)、税引前利益は270%(211億円→570億円)に増えている。日本線を含むアジア路線の収益は、国内や欧州、太西洋路線よりも多く全体の43%を占めている。

フィンエアーは、日本路線がフィンランドに次いで重要なマーケットであると表明している。前述のルフトハンザ・ドイツ航空ではアジア・太平洋路線の収益構成は19%であり、根本的にマーケット構造が相違している。

後発のハンデを「欧州最速」のキャッチフレーズで克服し、日本人にとって欧州を身近なものにした。欧州各都市への乗り継ぎ輸送の利便性は旅行者を惹きつけており、「最短最速」を売りに路線を展開するフィンエアーは、日本市場で成功モデルと言っていい。

フィンエアーの新戦略「新千歳ハブ構想」とは
双方向で乗客を獲得する必要のあるのがエアラインビジネスであり、フィンエアーも欧州で日本路線を売ることにも力を注いでいる。今回、筆者による取材で、フィンエアーは「日本の空」で築いた地位を固めるべく、新戦略を描いていることが明らかになった。


それは、日本での最短距離である新千歳―ヘルシンキ線に乗客を集中させ、日本各地に輸送する「新千歳ハブ構想」だ。日本で直行便のある都市以外への輸送は、新千歳経由が最も効率がいい。日本を目的地とする欧州各地からの旅客を、ヘルシンキ、新千歳を経由して日本各地に送客する算段だ。もともと、ウィンタースポーツの盛んな欧州で北海道の雪質の良いことが広がり、冬場の集客が増えることも考えられる。

巨大なライバル会社を相手に日本市場で成功を収めたフィンエアー。成功の秘訣は何よりも「移動時間は短いに越したことはない」という旅行者の本音に忠実であったことだ。


フィンランド共和国  Republic of Finland 概要

フィンランド共和国国旗


1.面積    33.8万平方キロメートル(日本よりやや小さい)

2.人口    約551万人(2018年12月末時点)

3.首都    ヘルシンキ(約64万人,2018年1月時点)

⚫︎二国間関係

 日本は1919年にフィンランドを国家承認(事実上の承認)し外交関係を樹立したが,1944年に一時断交。その後1952年に領事・通商関係を回復し,1957年に外交関係が再開された。その後は,良好な二国間関係を維持し,共通関心分野(福祉,情報通信,科学技術,文化・学術交流,貿易等)の様々なレベルで二国間協力が行われている。2000年5月には天皇皇后両陛下がフィンランドを御訪問され(お立ち寄り),2004年10月にはハロネン大統領が訪日,2006年9月には小泉総理がフィンランドを訪問するなど,両国間の友好親善関係は一段と深まった。
 2010年6~7月には,学術・研究交流の5カ年計画(日本・フィンランド計画)日本側名誉総裁として高円宮妃殿下が,フィンランド側名誉総裁であるハロネン大統領の招待によりフィンランドを御訪問された。
 2011年の東日本大震災に際しては,フィンランドからハロネン大統領発天皇陛下宛,キヴィニエミ首相発菅総理宛,ストゥブ外相発松本外務大臣宛のお見舞い表明があった他,寄付金及びEUを通じた物資支援があった。
 日本からの企業進出が続く中,2013年7月には日本航空がフィンエアーに加えて成田・ヘルシンキ間に直行便を就航させ,同じく同月,海上自衛隊の遠洋練習艦隊旗艦「かしま」が初めてヘルシンキに寄港するなど,二国間の交流は官民ともに活発化している。2016年3月にはニーニスト大統領夫妻が訪日し,天皇皇后両陛下との御会見及び安倍総理大臣との首脳会談を行った。2017年7月には安倍総理夫妻がフィンランドを公式訪問した。
両国は2019年(5月24日)に外交関係樹立100周年を迎え,両国で各種記念行事が開催されている。