Unilever sees 'return to poverty' in Europe
(ユニリーバ:ヨーロッパに「貧困の復活」を確認)
By Szu Ping Chan
Telegraph: 2:25PM BST 27 Aug 2012
低価格コンビニ化戦略?
まさかユニリーバ製品をパウンド・ショップとかで売るとか?
しらんがな(笑)。
というか、そもそもヨーロッパの町やらスーパーが日本よりも豊か!美しい!素晴らしい!とか思った経験がないので、何を今更。
そもそも貧富の格差とか、危機になる前から日本より大きかったわけで、何を今更という感想。
ああ、逆なのかな。
ヨーロッパの一般的なやり方をひっぱってきて大火傷?
勝どきのテスコちゃんとかwww
参入して何年も経ってるのにあのオフィスはないよ、ほんと。
と思っていたら本国で思いっ切り酷い目にあって、あー、そういうことかーと思ったものです。
本社DNAって、どんな僻地の子会社にもちゃんと現れてるのが面白い!
社員の性格、性質、行動パターンなんかも似通ってるし(中の人は似てないと思ってるのが更に面白い)。
(ユニリーバ:ヨーロッパに「貧困の復活」を確認)
By Szu Ping Chan
Telegraph: 2:25PM BST 27 Aug 2012
Unilever will adopt marketing strategies used in developing countries in order to drive future growth in Europe, as the head of its European business warned that poverty will rise in the region as a result of the debt crisis.
同社の欧州事業本部長が、債務危機の結果、欧州では貧困が悪化するだろうと警告する中、ユニリーバはヨーロッパでの今後の成長推進を目指して、発展途上国向けマーケティング戦略を採用するとのことです。
The company behind Persil, PG Tips and Flora said it will apply lessons from its Asian business as consumers change their shopping habits amid a financial crisis that has left Greece mired in recession for the past five years and Spain with the highest unemployment rate in the industrialised world.
パーシル、PGティップス、フローラといった商品を送り出すユニリーバによれば、ギリシャを5年前から不況に閉じ込め、スペインに先進国において最高の失業率を記録させた金融危機の中で、消費者の買い物習慣は変化しており、それに当たりアジア事業で得た教訓を適用するとのことです。
"Poverty is returning to Europe," Jan Zijderveld, the head of Unilever's European business told the Financial Times Deutschland in an interview.
ユニリーバの欧州事業本部長、Jan Zijdervelt氏はフィナンシャル・タイムズ・ドイチェラントのインタビューに答えて、次のように語りました。
「貧困がヨーロッパに戻りつつあります」
"If a consumer in Spain only spends €17 when they go shopping, then I'm not going to be able to sell them washing powder for half of their budget."
「スペインの消費者が買い物で17ユーロしか使わないなら、その予算の半分もする値段の洗剤を売ることは出来ないでしょう」
Unilever has already started to change the way it sells some of its products. In Spain, the company sells Surf detergent in packages for as few as five washes, while in Greece, it now offers mashed potatoes and mayonnaise in small packages, and has created a low-cost brand for basic goods such as tea and olive oil.
ユニリーバは既に一部の製品の販売方法を変え始めています。
スペインではサーフ(衣料用洗剤)を僅か5回分のパッケージで販売する一方、ギリシャでは現在、マッシュポテトとマヨネーズを小さなパックで提供し、お茶やオリーブオイルといった生活必需品の低価格ブランドを立ち上げました。
"In Indonesia, we sell individual packs of shampoo 2 to 3 cents and still make decent money," said Mr Zijderveld. "We know how to do that, but in Europe we have forgotten in the years before the crisis."
「インドネシアでは一回分のシャンプーを2-3セントで販売しましたが、結構な儲けになりました」とZijdervelt氏は言います。
「私たちは方法を知っていますが、ヨーロッパでは危機になるまで何年も忘れていました」
Unilever said last month that "continued sluggish economies and fragile consumer confidence had hampered growth" in developed markets. European revenues grew by just 0.2pc in the second quarter, compared with growth of 16pc in Asia and other emerging economies, the company said.
ユニリーバは先月、先進国のマーケットでは「継続する不況と脆弱な消費者信頼感が成長を妨げている」と述べました。
第2四半期の収益の伸び率はヨーロッパでは僅か0.2%でしたが、アジアなどの信仰経済では16%だったと伝えています。
Mr Zijderveld also said that in order to drive growth, better products would need to be matched by better in-store service. Using the example of Apple, he said: "In an Apple store, everyone thinks: Wow, what an experience."
また、成長を推進するために必要なのは、より良い製品により良い店頭サービスが組み合わせられることだ、とZijdervelt氏は言います。
同氏はAppleを採り上げて次のように述べました。
「Appleストアでは誰もが『凄い経験だ!』と思います」
"But in some supermarkets in Europe, you think: half empty shelves, boxes on the floor, not a sales person in sight - how terrible is that?"
「しかしヨーロッパの一部のスーパーでは、『棚は半分空っぽだわ、箱は散らかっているわ、店員の姿も見えない。酷いもんだ』と思います」
"Why can't we sell food like Apple sells devices? Why are there no genius consultants for chicken?"
「Appleのように食品を売れないものでしょうか?どうしてチキン向けの天才コンサルタントが居ないのでしょう?」
低価格コンビニ化戦略?
まさかユニリーバ製品をパウンド・ショップとかで売るとか?
しらんがな(笑)。
というか、そもそもヨーロッパの町やらスーパーが日本よりも豊か!美しい!素晴らしい!とか思った経験がないので、何を今更。
そもそも貧富の格差とか、危機になる前から日本より大きかったわけで、何を今更という感想。
ああ、逆なのかな。
ヨーロッパの一般的なやり方をひっぱってきて大火傷?
勝どきのテスコちゃんとかwww
参入して何年も経ってるのにあのオフィスはないよ、ほんと。
と思っていたら本国で思いっ切り酷い目にあって、あー、そういうことかーと思ったものです。
本社DNAって、どんな僻地の子会社にもちゃんと現れてるのが面白い!
社員の性格、性質、行動パターンなんかも似通ってるし(中の人は似てないと思ってるのが更に面白い)。
本記事、「Buy1, Get1 Free」戦略からの漸くの切り替えでしょうか。
でも「そんなに要らないんだけど」という、「買い物の押し付け」が、少なからず、消費活性化にこれまで貢献してきたのかとも妄想。
一種の「消費バブル」だったのかもしれないですね。
こちらとの関連性もありですかね。。。
http://www.ft.com/cms/s/0/5e4c0d5e-ed00-11e1-9980-00144feab49a.html#axzz24w7OJ5Zl
消費してくれなくちゃ経済は始まらないので(ものづくりで食べてる人が大半だし)、がんばってもっともっと愉快で愉しいバブルになってー、と思っています。