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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

やってみよう 確定申告 その3

2011-02-13 22:29:23 | やってみよう 確定申告
やってみよう 確定申告 その3

医療費控除② 手引きあれば難しくない

申告書の作成

 さあ、いよいよ申告書を作成していきましょう。申告書には「A」と「B」があります。収入が給与・年金だけの人は「A」。それ以外の人は「B」を使います。
 サラリーマンの人は「給与所得の源泉徴収票」。年金受給者の人は「公的年金等の源泉徴収票」。税金を戻してもらう人は、受取場所となる本人名義の銀行・支店・口座番号がわかるものを横に置いて作成していきます。




●書き方について大いに不安。パソコンはあまりさわらない人向き
 確定申告書の用紙は最寄りの税務署でもらえます。「申告の手引き」の冊子も置いてありますのでもらってきましょう(写真)。書き方のアドバイスをしてもらうこともできます。確定申告期間中の2月20日と2月27日の日曜日は、開署して受け付けてくれる税務署があります。申告書の手引きさえあれば決して難しくありません。控を鉛筆書きした人はペンで上からなぞっておきましょう。
●パソコンもインターネットもやるという人向き
 インターネット環境ができているパソコンをお持ちの人にお勧めしたいのが、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー・確定申告書などの作成はこちらから」です。用紙の調達もペンも電卓も不要です。くわしい説明もありますし、画面に従って進んでいくと結構簡単に申告書を作成することができます。あとは自分のプリンターで出力すれば申告書は完成です。
 インターネットを使って申告書の提出まで行う電子申告(e-Tax)という方法もあります。こちらはカードリーダーの装着や手続きが事前に必要でパソコンに詳しい人向けです。
 国税庁のホームページは自分の所轄税務署はどこかを調べたり、日曜日に開署している税務署を確認したりすることができます。
●必要書類を添付する完成したら認め印を押します(控にも)。
 この申告で新たに生命保険料控除、地震保険料控除、国民年金保険料控除などをする人はそれぞれの控除証明書を添付する必要があります。源泉徴収票と医療費の領収書封筒を添付します。

申告書の提出
 Cさんは紅葉の季節、クラス会に出席しました。聞けば、医療費控除の確定申告をして年金から引かれる所得税を戻してもらった人が結構います。昨年は入れ歯を作ったためかなり医療費がかかりました。自分も確定申告すればよかったと後悔しきりのCさんです。
 まだ大丈夫です。
 確定申告の提出期間は2月16日から3月15日までとなりますが、還付申告は1月から受け付けています。Cさんのように提出義務のない人が医療費控除などの申告で還付申告をする場合は、期間が過ぎても提出できます。提出先は住所を管轄する税務署です。
●税務署に行けない!
 申告書は持参する以外に郵便または信書便で提出することもできます。返信用封筒と申告書の控を同封して所轄の税務署へ送ると、文書収受の受付印が押されている控を返送してくれます。(つづく)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2011年2月9日付掲載


国税庁のホームページ、「確定申告書作成コーナー・確定申告書などの作成はこちらから」は本当に重宝しています。
毎年ここれで申告しているもんですから、昨年末に「電子申告(e-Tax)」の案内が届きました。
住民基本カードを作ってもらって、カードリーダーを購入する初期費用がかかります。しかし、カードリーダーなどはヤフオクで数千円で買えますし、電子申告した最初の年は4,000円だったかな特別の還付があるのですぐにペイできます。
医療費の領収書を添付したりする手間を考えるとかなり便利な制度です。
今年は準備できなかたけど、来年はe-Taxを利用してみようと思います。

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