ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




ハモンドオルガンの音を聴いて、もう、どうしようもなくて、身体が反応してしまって、むずむずして、モゾモゾしてしまうなんて気持ち、お分かりになられ・・・ませんよね(笑)。

高校に入った頃、それまでも聴いていたのは間違いないのですが、ハモンドの音をちゃんと意識して聴けるようになって、すぐに、僕はすっかりこの音の虜になりました。

授業の合間にも、何度も何度も、ジョンロード(DEEP PURPLEのキーボーディスト、世界三大ロック・キーボーディストの一人にして、ロック・ハモンドの第一人者)のグリスを繰りかえし、繰り返し聴いていました。グリスを、というところが自分で思い出しても相当可笑しいんですが・・・(笑)。

あ、グリスってのは、“グリッサンド”の略なんですが、特にオルガンでは鍵盤を手のひらで擦るようにするパーム・グリス=手のひら・グリスが、ピアノのグリスには無い奏法で(雑巾がけをしているような感じに見えるかも(笑))、これが独特の歪んだグギャアァァァンッ!って音が出せるんですが、僕は、これが好きでしてねぇ(笑)。勿論、今回の安全ツアーでもそこかしこで多用しています。

で、僕がそんなオルガン独特のグリスの虜になって(いや、グリス以外の音も大好きなんですが、なんだか、初期の強烈な思い出としてはあのジョンのグリス・・・なんです。グリス聴いて、「かっこいいよー」って、泣いてたんですから(笑))、27年くらいとなりますでしょうか。その後、師匠、厚見玲衣さんのオルガンにもこれまた強烈な刺激を受けまして(・・・ちなみに、厚見さんのプレイもジョンの影響を沢山受けておられると思います。GWのライブをご覧になった方には一目瞭然だと思いますが)、いよいよ、20歳の時にレスリー・スピーカーは手に入れるも、最初はシンセ、ヤマハDX9(!)をオルガン専用にしておりました。

しかし、ドローバーが欲しくて欲しくて、欲しくて欲しくて欲しくて・・・(笑)、ほどなくキーボード・マガジンの「売ります買います」コーナーに出品されたコルグの初代CX-3を、千葉にお住まいのとある方に、「ドローバーの付いたオルガンが欲しいんです」と、僕の思いのたけを綴った物凄い長い手紙を書いて(後日、お会いしたときに「熱意が伝わりましたので川村さんに決めました」と、仰っていただきましたが・・・、僕の汚い字をよく読んで下さったものだと(笑))、僕のドローバー付きオルガンとレスリーの初代セットが出来上がったんです。

ちなみに、この時のレスリーは、今もいつも使っている、あの赤いロゴ入りのレスリーです。初代CX-3は倉庫に保管してあります。

そして、その後のSHADY DOLLS時代も、このセットでした。

とあるレコーディングの日、僕はアメリカ人のアレン・アイザックスというレコーディング・エンジニアに、厚見さんとジョンロードのオルガンを聴かせて、「今日の録音は、この音にして欲しい」って頼んだんです。そしたら、「OK!じゃあプレイしてみて」って言われたので、僕は「よしよし、これで今日のオルガンはきっと最高に」なんて思いながらブースに入ってオルガンを弾きました。

プレイバックを聴くと、・・・全然違う(笑)。「ねえ、アレン、全然音が違うんだけど」って言うと、アレンは「・・・うーん。はっきり言うけど、ケンのオルガンは、このアツミやジョンのようにはならないよ」「えっ!なんでさ!レスリー、回ってるのに!」って言ったら、「無理だよ。だって、・・・オルガンが違うもの。この音・・・彼らは、たぶんハモンドC3を使ってるよ」

・・・がびーん!ですよ(笑)。

それまでの僕の音楽的積み重ねの中では、レスリーが回ってて、ドローバーの付いたオルガンがあれば、もう、いわゆる「オルガンの音」になるんだと思ってたんですから(笑)。いや、勿論、素人さんが聴いたら、すぐには判別できないかもしれません。当時の僕自身、もうプロになっていたというのに、全然良くわかってなかったんですから(笑)。

そもそも、このレスリーと初代CX-3を手に入れるまでだって、大変だったんですから。夢にまで見ちゃって。街角で粗大ゴミのタンスを見ると、どうもレスリーに見えてしまって、「もしやあれは本物が捨ててあるのでは」って、クルマから降りて確かめずにいられない、ってくらいだったんですから(←実話です(笑))。

しかし、手に入れるには、当時の僕には、C3はあまりにも高価すぎました。そして、大きすぎました。重すぎました。どう考えても、現実的ではなかったんです。

その後、ZIGGYさんのツアーの時に、初めてハモンドのクローン(C3やB3を電子的に真似て作ったオルガン)のXB-2といういうモデルを使いました。初期CX-3は鍵盤がヤワで、僕はツアー中に何度も折ってしまって困っていたというのもありましたし、あの“ハモンド”ブランドを使えるという嬉しさで、狂喜乱舞したのを覚えています。・・・最初は(笑)。というのも、このXB-2は12音ポリフォニックといって、同時に12音しか発音できなかったんです。となると、両手を使った派手なパームグリスをしても、音が全部鳴らない、派手じゃない、しかも発音が遅く、グリスの後、に音が途切れることが多かったんです(よっぽど気をつければ大丈夫なんですが、気をつけてプレイするのも、ねえ(笑))。しかし、それでも他に選択肢はなく、その後、高橋克典くんのツアーなどでも、ずっとこのXB-2でした(レコーディングでは初代CX-3を使ったかも)。

その後、2000年代に入り、コルグが初代CX-3の後継機、newCX-3を発売しました。鍵盤のレスポンスも良い、ポリフォニック問題も無し。音も、ガッツがあって良い。ということで、これは今でも椎名へきるちゃんの現場では使っています。安室 奈美恵ちゃんのツアーではこれの二段鍵盤モデルのnewBX-3をメーカーさんから借りて使っていました。また、この同じ時期、長く参加させてもらっていたゆずのツアーでは、僕はピアノ担当だったため、こちらではオルガンは弾かずでしたが、バンマス(伊藤氏)のオルガンも最高だったなぁ。彼はコルグnewBX-3、ローランドVK-77、その後、本物のハモンドB3を使ってました。バンマスは、エレクトーン出身ということもあってか、オルガンがとっても上手なんです。僕は弾きはしませんでしたが、毎日最高のオルガンを聴ける現場に居れたことは、今思い返してもとっても幸せなことでした。そして、バンマスからもオルガンに関して沢山の刺激を受けましたし、学んだことが沢山ありました。感謝、感謝です。

そして、清木場俊介くんのプロジェクトに参加するにあたって、ハモンドから新しく発売になったXK-3cを導入したんです(スタジオ・レコーディングではB3を使ったりもしましたが)。XK-3cは特にバラードなどでの音色や表現力がコルグよりも優れていると感じまして、とても気に入りました。その後、KinKiKidsさんのツアーやトミちゃん(TOMIYA)のライブ、そして、今の安全地帯さんのツアーでも、XK-3c+僕のレスリーの組み合わせで使っています(なぜかへきちゃんの所では今もnewCX-3なんです。なんか、あそこのヘヴィーサウンドには、コルグの音が合うんです)。

その後、ノード・エレクトロの発売で、「もうレスリーすらいらないか」という感じに一瞬なったんですが、そんなはずはなく(笑)。やっぱりお手軽なものは、それなりの音なんだ、と気付かされます。楽してはいけないようです

・・・と、ここまで一気に書いてきましたが、まだ、まるで本題に入っていないという(笑)。そもそも、読んでくださっている方は、いったいいかほどいらっしゃるのか、というね

そんなこんなで(←もう、とにかくまとめる(笑))、昨年末のVOWWOWの事実上の再結成ライブや、GWライブのリハーサルを進める中、またもや師匠・厚見さんのオルガンを目の当たりにして、「これは、もうクローンでは無理だ」と、気付きまして、

厚見さんからも「もしも本物、買うんだったら、協力してあげるよ」なんて、そそのか・・・いや、薦められちゃったりもして(笑)、そしていよいよ、今回のこのC3購入劇に至るわけです。

さあ、語りたいことはまだまだいくらでもあるものの、夜も更けてまいりましたし(いつもだろ(笑))、そろそろ皆さんに、“僕の”C3(←照れる!)をご覧になっていただきましょう。

この状態を見るだけでも、ピカピカなのがお分かりいただけるかと思います。スペインの業者からも購入希望のオファーが入っていたのですが、「ちょっとまったぁ!」と、押さえてもらったのです。まだ正確にはわかりませんが、約55年ほど昔のものです。昭和30年頃のものなんですよ。綺麗でしょー

では、蓋を開けてみましょう。

 

譜面台がまだちゃんと付いていることからも、ロックの現場で使われたりしたものでは当然なく、おそらく、新品で買われて、そのままアメリカのどこかのご家庭にずっとあったものだと思われます。

 

はい、これが、僕のC3(笑)の鍵盤です。皆さん、はじめましてー

 

ハモンドのロゴも、勿論初期のタイプです。美しいまま、綺麗に残っておりました。

 

スタートスイッチと、ランスイッチ付近です。本物のハモンドは、昔のクルマのエンジンをかけるような感じで、ちょっと手順が必要なんです。スタートスイッチ(いわばセルモーター)を回して、10~15秒ほどして回転が安定したら、それから右のランスイッチをオン。そして、そっとスタートスイッチから手を離して、これで電源が入ります。ハモンドは、初めての方は勿論、雑にやったりしたら、スイッチすら入らないんですよ(笑)。

 

鍵盤左サイドです。音色の切り替えスイッチである黒白反転鍵盤は勿論、ビブラートスイッチにまで「UPPER」「LOWER」というステッカーまで貼ってあります。本当に買った時のまま大切に使われていた(・・・あるいは、使われていなかった(笑))、という感じがします。

 

背面には、このようにパネルが装備されます。これは、女性が弾いても、スカートの中が見えたりしないように、ということでこうなったのだそうです。この背面パネルがあるものをC3(ちょっと教会っぽいイメージ)、そして、このパネルの無い四本足のものをB3と言います。ちなみに、中身はまったく一緒です。

 

パネル中、左下にはシリアル番号が。僕のC3のシリアルは、No.77617、です

 

シリアルの上には、このようにプリセットの為の結線が。お守り袋のようなものには、このプリセット結線用のネジが入れられています。ドローバーのセッティングを、こうして背面内部で、自分好みにもプリセットできるのです。そしてこれらを、黒白反転鍵盤でスイッチ切り替えするんですね。ロック系のオルガン奏者はあまり使いませんのですが。

 

背面中央にドンと位置する、真空管プリアンプです。ハモンドの真空管が入っていますね。いわば、ハモンドの心臓部とも言えます。

 

ハモンドC3は“電気”オルガンです。全て電気仕掛けで動いています。

ひとつも電子部品、たとえばIC(集積回路)などは使っておりませんので、“電子”オルガン(国産のエレクトーンやドリマトーンなど)ではないのです。勿論、前述のCX-3やXB-2、XK-3cなどのクローンたちは電子オルガンということになります。

 

本物のハモンドは、電気は使いますが、・・・ギターなどに近い、“生楽器”だと思っていただいていいと思います。

 

全景はこんな感じになります。ロックではまず外されてしまう、足鍵盤も装着してみます。・・・本当に、美しいです。そしていよいよ、

 

オーナーとの2ショット、です(・・・書いてて、はずかしい(笑))。

 さて、このC3ですが、この姿をご覧いただくのは、今日が最初で、・・・最後になります。僕にとっても、昨日が、そうでした。

といいますのも、このC3、これから数ヶ月かけて、改造することがきまっているからなんです。これは、購入時からの決定事項でした。ですから、本当はもっと使い込まれた外観のものでもよかったんです。同じ内部機構を持つ、B3や、A-100というスピーカー内臓モデルでも、良かったんです。

なぜなら、鍵盤部分と、内部を除いた、外側の木目の部分は、全て新しく作り直すからなんです。分り易く言いますと、ボディを新たにデザインして作って、そこに、このC3の鍵盤部分をスポン、と入れてしまう計画なんです。

だから、本当に見た目には拘らずに探していたんです。

 

でも、C3が出てきた。それもこんなにも、極上の状態のものが。

 

正直、惜しい気持ちはあります。このまま、これは持っていたい気持ちもあります。あんなにも憧れだった、C3ですから。

 

でも、これから、こちらの工房で、この側(がわ)は全て取り外され、新たにデザインされるボディに納められることになるのです。勿論、これは僕の最初からの希望でした。

 

なぜか。なぜ、そんなことをするのか。もったいない・・・とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。

なぜなら、

ジョンロードがそうしていたから、なんです。

僕が最初に憧れた、彼の改造ハモンドC3を目指そうと思っているんです。でもね、それだけじゃつまらないので(笑)、せっかくですから絶対に世界に一台だけにする、計画があります。ちょっと前代未聞といいますか、まだ誰もやっていない、はずです。

でも、僕にはそれを実現する技術がありません。経験もありません。そこで、この方を口説き落としまして、実は購入から輸入、そして、今回の改造の全てお願いすることにしたのです。

 

写真左、Voyagerさん。そう、あの日本刀でハモンドを切りつける、あの方です。超ご多忙の毎日の中、快く引き受けてくださいました。今、僕と僕のC3にとって、一番大切なキーマンは、このVoyagerさんなんです。

写真右は、キーボードマガジン編集部のK氏こと、河合さん(一児のパパ)。僕のコラムの担当でもあり、次号のハモンド特集にも関わられていて、昨日、本当に愛知のVoyagerさんの工房まで、このC3の写真を撮りに来てくださいました。さあ、ここで、文字数が限界です(笑)。

味噌煮込みうでんを頂いて、帰るとしましょう。またね、C3。次に会うときは・・・あの姿なんだね

 

ではー。



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コメント
 
 
 
一途な想い。 (gon)
2010-07-13 02:20:07

色々と、書こうかと思った事はあったのですが……


ケンさんにとって、C3は、「一途な憧れとこだわり」に尽きるのですね。


「こんなに綺麗な子を改造しちゃうなんて…」という衝撃のドキドキはまだ止まりませんが、

このドキドキを、新しくお目見えするC3への期待のドキドキに、早く変えたいと思います。



その日まで、またね
 
 
 
じーん。 (にょみこ)
2010-07-13 02:33:53
・・・

とっても素敵なお話でした。ありがとうございました。

もうね、文字数制限のため味噌煮込みうでんで締められるのが名残惜しくて(笑)。もっと聞いていたいと思いました。


改めまして、C3オーナーになられまして、おめでとうございます

こんなに良い状態のものが手に入るなんて、きっととってもラッキーなことなのでしょうね!
外観には拘っていなくても、外観と内部は、ある程度比例するところもありそうですし。
良かったですね!ケン坊♪

ほんと、きれいな外観ですが、これからはケン坊のC3としての人生を送るんですもの、ケン坊らしいC3に生まれ変わるのはC3にとっても幸せで素敵なことだと思います

オーナーがホレボレデレデレしちゃうような、より素敵な姿になって再会できる日を楽しみにしています(が、あれ?ちょっとなんだかジェラシー(笑))。

しかしその作業をしてくださるのは、業者さんではなくVoyagerさんだったのですね
凄いお方だとは訊いておりましたが、ほんとに凄いお方なのですね
全てはVoyagerさんが頼り・・・

Voyagerさん!ケン坊のC3を、何卒、宜しくお願いしますっ!!


今日は、心ほかほかで眠りにつけそうです

オーナー・・・じゃなくて(笑)ケン坊も、って、いやー、ついオーナーと呼んでしまいそうになりますクフ。
はい、ケン坊も、ぐっすりといい夢をみて眠ってくださいね

ではー。
 
 
 
はじめまして! (よいこのママ)
2010-07-13 04:59:10
朝の早い時間からですが、おはようございます。
初めてのコメントさせていただきます。

静岡の安全地帯さんのツアーで、ケン坊さんを知りました。

とってもかっこよくて、ドキドキでした!

その日から、毎日ケン坊さんのブログ画楽しくて、拝見させていただいていたのですが、「C3」 という
楽器の名前を始めて知ったんです。

謎のC3を知りたくて、学生のころ、吹奏楽をしていた娘に恐る恐る聞いてみたのですが、

「何か消化の悪いものでも食べた?」

「・・・・・」 

私はショックでした。

でも良いんです!
私は楽器のことがわからなくても良いんです!
力強く生きようと!(笑)
負けない、ケン坊のファンだから!
ケン坊のブログ読めば良いのです!!!


遅くなりましたが、ケン坊さんのC3のオーナー、
おめでとうございます

こらからも、ブログ楽しみにしています!




 
 
 
長い間 (清子)
2010-07-13 09:40:01
ケンさん、おはようございます。

長い長い間、ずーっと憧れ続けていたのですね。

ケンさんの思いが届いて、新品同様のかたちで手にすることができて、これからさらに“ケンさんのC3”に変わろうとしているのですね。

それもスゴイ方の手によって(^ー^)

「会えたよー」のお話を読んだ時は、「ようこそー。いらっしゃーい」と、どこか軽い気持ちでいましたが(すみません)、今は「ありがとね。よく来てくれたね。」の気持ちでいっぱいです。

改造前のC3と一緒に写っているケンさんのお顔。
とーっても素敵です(^∀^)

あー、ダメですー。
泣きそうですー。
…というか、泣きました(;_;)

数ヶ月後の、新しく生まれ変わったお姿を楽しみに待っております。
素敵なお話をありがとうございました。
 
 
 
Unknown (りぃ)
2010-07-13 12:09:29
先日、コメントにもちらっと書かせていただいたんですが、
最近はじめたJAZZ。
今は歌のレッスンをしているのですが、
“オルガニストが本業”の師匠のハモンドと合わせて歌う度、
「これを操れたら、ホント楽しいんだろうなぁ…」と思うんです。
師匠も、
「ハモンドを操れる人って貴重だから、やるといい」と勧めてくれるので、
いずれ(かなり近い時期に)始めてみようと思っています。

そうなると、
このケン坊blogの“ハモンド編”を何千倍も楽しく読めそうです。

愛知県在住のVoyagerさん。
名古屋でLIVEなんかやってらっしゃらないのかなぁ。
ぜひ聴いてみたいなぁ。


あ、そういえば、うちの師匠は日本刀は使わないけれど、
デコや足でハモンドを奏でます。
LIVE後は、いつもオデコがほんのり紅い感じで…。(^∀^)
  
 
 
 
すばらしすぎる。 (みさえ)
2010-07-13 13:26:59
ケンちゃん、こんにちわ

昨夜、からC3のお話を読まさせて頂きました。

アーティストさん別に機材の紹介をして頂いた時に、そのステージやケンちゃんが奏でてくれた音色たちが、頭を何度も過ぎりました。

もう、かなり前に行ったステージとその時の音色がまさか出てくるとは、自分でも思っていなかったんですよ。

だってねー、その時の音源を録音しているわけでもないのに、とても不思議な気持ちでした。


そして、C3・・・とても綺麗な状態で、保存されていたのですね。55年も前の物とは思えないっくらい、綺麗だったので、ビックリしました

そして、オーナーとの2ショット

出来れば、改造する前の音色を聴いてみたかったって、思いました

勿論、改造後の音色も早く聴いてみたいです

どんな風に変身して、ケンちゃんの手元に届くのでしょうね?楽しみです。

とても素敵なお話し、ありがとうございました(^^♪



 
 
 
違う箇所に着目。 (エレ)
2010-07-13 15:31:47
・・・味噌うどん、食べたくなりました(元名古屋市民)。
 
 
 
出逢い。 (データあきこ)
2010-07-13 15:45:40
こんにちはー。


ひとつひとつの言葉を、じっくりと何度も読ませていただきました。
海を越えて、時を越えて・・・やっとやっと、出会えたんですね(´ー`)。


常々自分の中で思っていることがあって、どんな物事にも必ず理由があるんだ、ということと、出会いは決して偶然ではないということ・・・。
タイミングだったりチャンスも含めて、すべてのことはちゃんと繋がっているのではないのかなぁと思います。
例えば、ケン坊がハモンドの音色に衝撃を受けたことも、熱い長い(笑)お手紙が相手の方の心にちゃんと届いたこと、厚見さんとの出会いや、そのあとの今に続くまでのすべての出来事や出会い。そして今こうして「“僕の”No.77617」に巡り会えたこと。
きっとケン坊だから出会えたものだし、ケン坊じゃなきゃ出会えなかったものかもしれないし、そう思うと・・・う~ん、なんだか、とってもめちゃめちゃものすごーく素敵なことじゃないですかぁ?・・・とっても嬉しいです(´ー`)。


オーナーさんとのツーショット写真、素敵ですね。お似合いですよっ(笑)。
あ、だけどこれは最初で最後のお姿なのですねー。
でもだとしたらなおさら、貴重なお写真をありがとうです('-'*)。
そして、次の“あの姿”も楽しみにしてます♪


文字数が限界でも、ちゃんと最後にきしめんのお写真を載せてくださるイケメンケン坊が好きですヽ('∇'*)笑。
ふぅ・・・なんだか幸せでいっぱいだぁ。ありがとうです。


もう午後ですが、今日もいい一日を~。
ちょこっと海へ行ってきまーす♪
ではー(´▽`)ノ
 
 
 
Childhood's END (yuji)
2010-07-13 16:11:37
ケンさん、おめでとうございます。
ついに、愛しのC-3と対面できたのですね。
オーナーの笑顔がたまりません。
見ていて、僕まで嬉しくなってしまいました。

しかし、こんなにも美品の状態のHAMMONDが存在していたなんて、、、
市場を探しても、見つからないであろうモノが、来るべきトコロにやって来た感じですね。
ビンテージは、運命的な巡り合わせのようなものだと思います。
このC-3も、ケンさんに出逢うために眠っていたのでしょうね。
まぁ、目覚めたらバリバリのロック仕様になってビックリしてしまうかも?ですが、乗ったり・倒したり・刺したりとかわいがってもらえるので幸せ者です。
そして、何よりも最高のプレイヤーに弾いてもらえる事が楽器達にとっては一番の幸せだと思います。

ケンさんオリジナルのHAMMONDを聴ける日を楽しみに待ちたいと思います。

あと、気になるのですが、MarshalアンプやRingModuraterも買いますか?
 
 
 
Unknown ()
2010-07-13 21:21:06
ワタシは鍵盤弾けませんが、一気に今回のマニアックな記事(笑)が読めたのは、やっぱりケンさんの鍵盤楽器に対してのキラキラした『子供の様な』憧れや愛着に溢れた文章だったからなんでしょうね。
(同年代の男性に対して、ちょっと失礼でしょうか?すみません。)

さらに・・・。

厚見師匠との、C3対決!

是非是非、近々の実現をお願いしたいです!!
 
 
 
ケンさんのC3^^ (MAKI)
2010-07-13 22:44:11
ケンさん、こんばんは。

ジョンロードさんて、どんな方かなって思い
グリスって、どんな感じなのかなって思い
携帯で見れる動画を探して居たら
1970年のTV放送のを見つけたんですが
凄いですね~ホント雑巾がけのようでした(笑)

今のC3は、私の大好きバラードに合う感じなんですが^^
もう少ししたら、ガンガなロックな感じになるんでしょうか♪
何だか淋しいような、楽しみのような(笑)

☆私は「いつか」って好きなんですよ♪
欲しいモノでも、なりたい事でも「いつか」があるから
人って頑張れると思うんですよ^^
ケンさんのC3もそうだったのかな~って♪
私の「いつか」も頑張っちゃいますよ~(笑)
 
 
 
Unknown (ito)
2010-07-14 03:14:59
おおー!超綺麗なC-3を見て我慢できずに
書き込んでしまいます。

ケン坊さんのC-3は以下のサイトを参考にすると
多分'59年製ではないかと思われます。
http://www.tonewheelgeneral.com/agelist/agelist.php

その”とある工房”に持ち込んだとすると、きっと
スプリングリバーブ搭載やボディーのセパレート化は
あるとは思っていましたが、まさか移植とは・・・

んーとにかく仕上がりが楽しみですねー。

追伸
鰐口クリップで仮設ラインアウトを取っている所も
非常に微笑ましいです。
 
 
 
ケンさんの。 (ゆっか)
2010-07-14 09:48:29
ハモンドオルガンの音、ケンさんを知るまでは意識して聴くことがなかったと思います、きっと。
ケンさんは高校生の頃、グリスを繰り返し、繰り返し聴いていたのですね!なんだかよく分かりませんが、そのお話を聞いて「ケンさんっぽいな」って思いました(笑)。

ジョンロード氏や厚見さんのオルガンに刺激を受け、今のケンさんのプレイがあるのですね
私は自分にハマる良い音を聴くと、ゾクゾクっとすることが稀にあります。で、何度も繰り返し聴いてみたたり(笑)。数年前にケンさんの音を聴いた時にそれがあって、「えっ!誰っ誰!?」となり、お顔を拝ケンした時に、その笑顔にやられてしまいました
と、私のことはどうでもいいですね、はい


レコーディング時のがびーんなお話、私もガビーンであります(笑)。
私はオルガンの音を聴き分けることができないと思いますが、違う楽器で近い音は作れても、”この音”っていうのにはならないのですね。
粗大ゴミのタンスがレスリーに見えてしまうぐらいに夢見て(笑)、手に入れた機材たちなのに


さてさて、”ケンさんの”C3!!沢山のお写真ありがとうございます
約55年前の代物ということですが、とっても綺麗ですね。ハモンドのロゴもくっきり綺麗ですし
黒白反転鍵盤のお写真は、何度見てもなんか嬉しいなぁ
そして、真空管一つ一つにHAMMONDのロゴが入っているのがこれまた嬉しい
本物のハモンドは電源を入れるのにコツが必要なんですもんね!!私がやろうものなら大変な事になりそうですが

オーナーとの2ショット、素敵です
しかしこのお姿は最初で最後なのですね!数ヵ月後、どんなお姿になって登場してくれるのか楽しみだな
世界に一台かぁ…、ワクワク
ケンさんのC3さん、シリアル№77617。よし、何かの暗証番号にでもしよう(笑)。


いやぁ、色々なお写真を拝ケンできて楽しかったなー!!
もちろん味噌煮込みうでんも(笑)。

またね、C3さん

ではー。
 
 
 
(*´ー`) (ムツミ)
2010-07-14 12:31:28
ケン坊のC3への想いは、こんなにも深く、熱いものなんだなぁって、感動しました。
こんなふうに想いを寄せるものがあるってことが、ちょっと羨ましくもあり(´ー`)

こんなに長い間、ずっとずっと想われていたC3。
そして、思いが届いて、C3と出会えたケン坊。
どちらも、きっと、とっても幸せ・・・ですね。

なんだかね、素敵な物語を読んでいるようで、
とってもあったかく、やさしい気持ちになりました。
「ありがとう」と「おめでとう」を、心をこめて('-'*)

“ケン坊の”C3(/∀\*)
こんなにピカピカ綺麗な姿は想像してなくて、ほんとビックリしました。
・・・美しいーっ!

でも、この姿は、最初で最後、なんですね。
ちょっともったいなぁって気持ちもありますが、でも、ね。
ケン坊が目指そうと思っている憧れのC3に生まれ変わることが、
きっと、幸せだと思うので、ね。・・・お互いに('-'*)
うん。せっかくですから、世界に一台計画、爆走しちゃってくださいっ。
どんな姿に生まれ変わるのかな。
・・・楽しみのような、ちょっと怖いような(笑)。
Voyagerさん、どうか、よろしくお願いいたしますーm(_ _*)m

かなり貴重なお写真、素敵なお写真、たくさーんありがとうです。
オーナーとの2ショット、最高です(*´艸`)
味噌煮込みうでんも最高(笑)。

では、今日も元気で。いい一日を(´▽`)ノ
 
 
 
超美人ちゃん。 (滝一)
2010-07-15 00:26:47
美しい~~
品格のある美人ちゃんですね。
ぎったんぎったん(キズだらけの意)のハモンドは見たことありますが、こんなに美しいままのは本当に珍しいのでしょうね。。
ペダル(?)の傾斜がすごい急!(笑)ここに足を置くと足首痛くなるんじゃないかしら?と思うくらい急!

あと川村さん背が高くていらっしゃるから、立って弾くと腰痛くなっちゃうんじゃないかしら?とか思っちゃいました。
・・・あ。手が長いから大丈夫か。。。

なんて、写真を見ながらあれこれ・・・ずっと見ていても飽きないですね。

「ハモンドピヤ~でテンションMAX」はすごくよくわかります。何でだろう?先日ふっと思い出したことがありました。
昔むか~し、太○にほえろ!というドラマが大好きでした。音楽がかっこよくて・・・レコードも何枚か持っていたのです。メインテーマも勿論ですが、私は青春のテーマというのがとにかく大好きで。
コレ、オルガンソロが途中であるのですが、これはもしややっぱりハモンド?もし、そうだとしたら、私のハモンドの原点はここなのかも(笑)
家のエレクトーンで一生懸命この曲を練習していたへんてこりんな小学生でした。。。

もっともっと美人ちゃんになったC3、はやく見たいです。
 
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