ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




昨日は、どうしてもサウナに入りたくなって、クルマで少し走ったところにある、いわゆる「立ち寄り温泉」に行ってきました

最近はスーパー銭湯なども含めると、街中にも沢山出来てきてますよね。皆さんのお宅の蕎麦にも「○○の湯」なんてのが、幾つかあるのではないでしょうか?思い立ったらひょいっと行けて、色々なお風呂があって楽しくて、とにかくゆったり、気持ちいい。大きなお風呂大好きな僕(←こういうところでは3時間コース)にとっては、実に嬉しいことです。

昨夜は、久しぶりにアカスリもお願いしました。まだやられたこと無い方もいらっしゃるかと思いますが、ほんと~~っ・・・に、気持ちいいんですよ。是非。

お風呂やサウナでひとしきり温まった後、「あのー、予約してた川村ですけどー」とアカスリルームに入っていき、ベッドに案内されて仰向けになって目を閉じました。すると、言葉の感じで、おそらく韓国の方だと思うんですけれど、おばちゃんが僕の顔にタオルをかけてくれながら、

「アナタカッコイイネー、カミサマネー。」

と言ったんです。

言葉の前半はまぁお世辞、というかリップサービスだと思います。なんてったって、こちとら全身ビチョビチョの濡れ鼠、裸に手ぬぐい一枚ですからね(笑)。「カッコイクナサ」、全開のシチュエーションですから。でもね、お世辞でも褒められれば、そりゃー悪い気はしませんよね(←単純、単細胞生物)。危うく、別料金の足裏マッサージも頼んじゃいそうになりましたが、ハタと我に返って、どうにか我慢できました(笑)。

ってそこじゃなくてね(笑)、僕が気になったのはその後の言葉なんですよ。

おばちゃん、僕のこと「カミサマネー」とおっしゃりました。ほほー、これは面白いな、と。うーん、僕ら日本人なら千人いても、たぶん出てこないフレーズじゃないですかね。人間を、直接神様とする感覚は無いと思うんです。「いてくれて、ありがとう。神様に感謝しなきゃ。」とか、「あなたは神様からの贈り物だ」等という感覚とはまたちょっと違うような気がするんですよね。

宗教観の違い、というか有無、と言ってしまえばそれまでかもしれません。でも、多分アメリカ人は同じく信じる宗教を持っていても、やはりこうは言わないでしょう。

なるほどなー、この人達はこう考えて、生きているのか。

あのね、ちょっと大げさかもしれませんが、僕は昨夜、このアカスリのおばちゃんの一言で、昨今の「韓流ブーム」の源流が見えたような気がしたんですよ。

それはやはり僕らには無い独特の文化で、そしてそれはまた、もの凄く純粋なものなのではないだろうか、と。そしてこうして外国の方と触れ合うのって、本当に面白いなぁ、と。

うーん、外国行きたいなぁ・・・。どこがいいかなぁ・・。

あ、やっぱ・・・ハワイ(笑)?あ、でもそれじゃ遊んじゃうだけだなぁ、でも、いいなぁ・・・ハワイ。ムニャムニャ

ゴシゴシ体をこすられながら、そんなことをつらつらと考えておりました。

アカスリの後は、これはもしかすると台湾式(なぜか混じってました)になるんでしょうが、少々重ため(失礼!)のおばちゃんに、背中に立って(天井におばちゃん用の手すりがあるんです)、グイグイとお尻に乗られ、背中に乗られ、肩に乗られ。体重マッサージというか、踏み付けストレッチというか。「くっ」「う・・・んぐっ」とつい口から息が漏れる度に、「オモタイー?」と明るく訊いてくるので、これには「いえ、大丈夫です・・・ちょうど、気持ちいいですよ・・・はぅっ」。仮にもカミサマになったからには、女性に「重たい」などと失礼なことは言えません(笑)。

いや、でもほんと気持ちよかったです。サウナも入りまくって、約2㎏減。お蔭様でその後のぷしゅの美味しいこと、美味しいこと(笑)。はい、元通り

ついゴキゲンに飲んでしまって、なんか勢いで夜中の2時過ぎから「ラストサムライ」(二度目)を観はじめちゃって。いやぁ、みんな最高でしだけど、脇役ながら福本清三さんに、一番リアルな「侍」を感じるんですよね。そして、また深夜に大泣きですよ(笑)。

ではー。ギュッ。



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