今年の決着はおそらく1分33秒後半か。
ある程度ペースが流れて時計がこれぐらいになると、
ディープインパクト産は厳しくなるが今年はどうだろうか。
マルターズアポジーはそこまで速いわけではないが、
さすがに溜めては勝負ならないので遅くても
後半が少し速いぐらいの総合力が問われるはず。
と見れば、今年はあまり波乱はないと見ている。
見慣れた上位馬達だが、最近やけに高い指数で安定しているのは厄介。
先週のミッキークイーン同様、この馬場ならばエアスピネルは
無様な競馬は出来ない。
札幌記念は今でも気にいらないが、マイルでの指数、瞬発値は高い。
外野は少し騒がしいようだが、ムーアが最低限の仕事が出来れば馬券になる。
レッドファルクスは6歳にしてあまり慣れない遠征かつ坂無し、乗りかわりと
不安点はあるが、安田記念を見るとやはり軽視は出来ない。
安田記念後のコメントからすると距離はギリギリなんだろうが、
調教&ローテもメンバーの中では良いため素直に評価。
イスラボニータもこの距離では万能。ルメールの庭でもある条件。
ただ重箱の隅をつつけば、やや荒れた馬場かつ持続競馬になった時、
少し最後が甘くなる。どちらかと言えば瞬発系だ。
ペルシアンナイトの取捨は本当に難しい。
イスラボニータやエアスピネルの皐月賞、ゴールスキーの3歳時と比較すれば、
遥かに数値が高く例年なら馬券だろう。ただ、今年は上位3頭は結構手ごわい。
ミルコは記録が途切れるまで買うのがセオリーだが、今回は評価順位を下げた。
サトノアラジンは1頭タイムトライアルなら間違いなく現役最強だろう。
ただし、とにかく加速が遅い不器用さがあるのでL4からの持続力勝負かつ、
L3からのガチ追いが求められる。
今までの競馬を見ても、直線で少しでも追いが遅れればダメなように、
直線入口で進路が確保が出来ているかが全て。
それだけに馬場より、この内枠は相当にマイナス。
全て上手く噛み合っての大外一気か、先行しての早め抜け出ししか選択はないと見る。
ウインガニオンは色々と惜しい条件はあるが、実力値にはここで一発があって驚きはない。
まあ厳しいだろうがヤングマンパワーも時に爆発するので抑えておきたい。
クルーガーは想像以上に人気した感じだが、上位陣に何かあれば滑りこむチャンスはある。
◎エアスピネル
○レッドファルクス
▲イスラボニータ
注ウインガニオン
×クルーガー
△ペルシアンナイト、サトノアラジン
情けないほど、上位人気を評価してしまったが、オッズが割れているのを救いに、
絞って勝負したい。
こういうオッズ割れてる時ほど硬いんですよねえ