FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2017-12-09 09:55:54 | 日記
おはようございます。 12月9日土曜日です。広島は晴れ、いつもより少し遅く8時過ぎに散歩に行ったので、陽射しも暖かく、気持ちの良い朝の散歩になりました。今朝も、7日に行った海釣りのことを思い出し、特に食したシマアジのおいしかったことから、また行きたいなどと気持ちが傾いてきました。あんなに釣れることはもうないだろうと思いつつ、、、、。釣れすぎだ、釣れすぎだと自分に言い聞かせながら、、、、。それでも、次の機会を考える小生です。

さて、今週の言い訳です。

雇用統計を通過しました。そしてそのほかの経済指標も出て、その結果は、やはり、これからの利回り先高感が出てきていると思われます。

NY組短期筋は、昨日の雇用統計発表後、一旦下押ししてきましたが、それも押し切れず、浅い押し目となっています。短期筋も、先高感を感じ取り、これ以上下押しすると、踏まされるリスクを意識したのかもしれません。素早いポジションドテンとなっていると思われます。

そして、来週はFOMC会合がありますので、ここでは、これまでに出た経済指標結果を受けて、12月利上げを決定すると思われます。市場では、この利上げをすでに織り込んでいると思われますので、どの程度の反発になるか少し読みづらいところもありますが、これに、税制改革法案の上下両院協議会での調整成立となり、さらに利回りの先高感の高まりが加わりますので、当日よりも、長い目で見て、利回り上昇期待が大きく、市場はこれを織り込みに来ると思われます。

しかし、FOMC通過後は、これといったメインイベントはないと思われますので、115円付近での高値どまりとなって、年末を迎えるのかもしれません。

ここまでの動きを見ていると、これまで114円台で頭を押さえられていた状況から、115円台へ乗せる動きとなって、これからの取引レンジが、115円~120円となり、上昇拡大が想定されるようになると思われます。年内の取引は残り3週間となりました。この期間での動きとしては、前述のように115円付近での取引が中心になると想定。

そうこうしているうちに、1月の雇用統計を迎えるようになり、ここでの結果にもよりますが、良好な結果になると思われますので、この結果を受けて、相場は株も為替も、さらに上伸していくようになると想定しているところです。

株価も為替ドル円も利回り上昇傾向から、さらに先高感が出てくると思われます。

マイナス要素としては、新たにエルサレムの首都認定事項が発生しています。イスラム社会ではこれに対する反発が出てきており、米国の同盟国といわれる国でも、政府が懸念を表明しています。宗教の信条にもかかわることですから、しばらく混迷状況は継続すると思われます。トランプさんは米国第一といいながら、国外のことに首を突っ込み、かき回しているような状況と思われます。やはり政治家経験のない方ですから、バランスを考えるような発想はないようです。

北朝鮮は核問題について、国連決議を無視していますが、エルサレム問題については、米国は国連決議も出ているにもかかわらず、これを無視したわけで、これを見ると、「なんだ、両国ともに、国連決議を無視する国か」となって、トランプ政権の米国に対する信認も低下してくると思われます。

トランプ大統領の支持者はコアな方たちだけかもしれません。支持率は37%程度しかありませんが、30%台は維持しており、これが20%台へ低下してくると、政権維持は難しいとされていますので、今回のエルサレム首都認定のことから、支持率がどう動いてくるのか、関心を持っているところです。

ロシアゲート疑惑についても、捜査の進展が待たれます。ロシアとの接触如何ではなく、トランプ大統領のこれまでの発言に対する「偽証」ということが重視されてくるようになると思われます。ニクソン大統領は、ウォーターゲート事件では、事件の内容云々よりも、発言を精査して「偽証」が明らかになったため、弾劾される前に、辞任に追い込まれたということです。

トランプさんも同様の道筋で辞任するのではないかというシナリオが出てきています。

イスラム過激派に対して反撃のチャンスを与えたのかもしれません。世界いたるところでのテロ活動が増加してくるのかもしれません。世情不安の高まりも懸念されます。

このような背景の中で、経済は順調にいくと想定することは難しく、不透明感や不確実性が増し、やはり経済活動に対しても相応の影響が出てくるのかもしれません。このようなマイナス要素を超えるプラス材料が出てくるのか、市場関係者は待ち望んでいると思われます。

それでも、相場に先高感はあるのか? これを意識しながら相場に臨むことが必要になるのかもしれません。

北朝鮮のミサイル発射でも、それに対する反応も落ち着いてきたように、エルサレム問題、ロシアゲート問題でも相場はさほどの反応をしなくなってくるのではないかと想定されます。そうなると、市場は落ち着きを取り戻し、当初の目標を意識して再度上昇をしてくるのではないかとも想定しているところです。果たして、、、。

経済と国際政治情勢に詳しいアナリストたちの論評を待ちたいと思います。

そろそろ、年賀状の作成に取り掛かろうと思っています。いろいろある年末行事を一つずつこなしていこうと考えだした昨今です。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌 

追伸 20時03分です。   ~~~備忘録~~~

今朝耳にしたニュースだと思いますが、その後何度もこれを確認しようとしましたが、できません。しかし、非常に関心があることなので、先々への影響も大きいと思われることから、備忘録として記載。

今朝の何かの報道で、トランプ大統領は、来年1月の一般教書などの発表の前に、インフラ投資に関する発表を行う予定である、とのこと。トランプ大統領は大統領就任から、まもなく1年となりますので、就任後1年間での実施政策を誇示したいため、最近何かと発表してきている、といいます。エルサレム問題も、選挙中にも訴えたことでもあり、それを実行したと支持者へ訴えたいとのこと。

税制改革法案は、22日頃までには両院協議会、そして両本議会を通過する見込みになってきています。これが通過すると、来年の政策が確定しやすくなり、政策と予算の一体化が進んできます。この代表の一つがインフラ投資だといいます。

道路、橋などの社会インフラ投資を実行すると、建設関連資材の需要が伸び、雇用も増加し、経済の底上げを確実なものにするといいます。

単に、税制改革というだけではなく、これによる予算の組直し、新規事業へ予算付けなどが実行されます。インフラ投資によってGDPは上昇すると見込まれます。今までは税制改革ということへ関心がありましたが、これからは、政策実行による国内景気の上昇が具体的に期待できることから、さらに株やドルが買われるようになるといいます。

今までは、FOMCによる利上げの折り込みはできていると思われますが、インフラ投資による景気浮揚はまだ織り込んでいないと思われます。このニュースは、7日NY大引け前に出てきたようですから、NYの短期筋は売るに売れない環境になってきたと思われます。これも引け前に相場が上昇してきている状況を説明できそうです。

来週の相場自体は、データ上では、火曜日頃までは、まだうろうろするようですが、反発してくるのは水曜日以降という傾向を示してきています。しかし、前述のようなインフラ投資の政策が出てきたことから、来週も上昇傾向を維持するのかもしれません。

こうなると、どこまで上昇するのかを考えるようになってきます。

2016年6月19日の週の安値と2016年12月11日の週の高値、そして2017年9月3日の週の安値で、フィボナッチエクスパンションを考えると、61.8%付近は119.5円付近、そして100%は、127.0円付近となります。119.5円付近には、2016年12月11日の週に付けた高値118.664円があります。
2016年6月19日の週の安値と2016年12月11日の週の高値の逆フィボでは、161.8%は、125.6円付近となり、これは、2015年5月31日の週につけた高値125.858円に鉢合わせとなります。

後は、いつごろ、この目標レートに到達するかが検討課題となります。これについては、ペンタゴンや一目均衡表での基本数値などで検討することになりそうです。

いろいろなフィボや、過去左側の節目などをチェックしながら、相場はどこへ向かっているかを考えていくことになりそうです。まずは、現在114.975円付近にある週足のBB2σを拡大させてくるかどうかをチェックしていくことになりそうです。








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