ニシヘルマンリクガメ & アルダブラゾウガメ

リクガメの繁殖日記&アルダブラゾウガメ、ビルマ・インドホシガメ、ホルス、アカミミ、うさぎ、極小ヨーキー、ミーア

双子が入っている卵

2013年05月18日 | 有精卵・無精卵


2013年3月25日 ヒガシヘルマンのヨークが産んだ

長径4.5㎝×短径3.2㎝ 重量25gの卵です。

多産なヨークが、たったひとつだけ産み落とした

大きな卵です。


ヨークは今まで重量23gの卵を産んだことはありましたが、

25gは過去最大・最重量の卵です。


検卵は卵にどんな影響が及ぶかわからないため、

私は必要以上にしません。


しかし、この卵は、卵の前方左と後方右の2ヵ所から胚が発生し、

同じぐらいの甲羅の大きさに成長を続けていました(検卵の時の黒い影で判断)。


ヘルマンの卵の孵化日数は56日ぐらい(8週間ぐらい)、

4週間~5週間経過すると、検卵をしても光を通さなくなり、

それは卵の中で孵化仔が成長を続けていると考えています。


重量15g~16gの卵の場合、56日ぐらいで孵化(予定日は5月20日ぐらい)しますが、

この卵は25gですから、もう少し日数を要すると考えています。


数日前から、卵の右手前にシミが出てきました(画像ではわかり難いですが)。

液漏れではなく、殻が薄くなっているからだと思います(私の想像)。

卵をそっと手のひらに乗せると、殻の中から強いエネルギーを感じます。


限られた大きさの栄養分では、双子を助けることは難しいと思います。

もし双子が同じ大きさ、5:5であれば、助けることはできません。

6:4でも助けることはできませんでしたが、

今回 卵の大きさが25gと大きいため、どうなるのか私にもわかりません。


2匹が無事に誕生するのかどうかもわかりませんが、

強制給餌の準備をして、誕生を待っています。

にほんブログ村
コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« うざい娘カメ | トップ | そこで体を冷やさない! »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たなけん)
2013-05-18 08:27:52
25gとは大きな卵ですね。
卵の中の仔が双子だと言う事でケイティママさんの対応準備には頭が下がります(__)
仕方ない事なのでしょうが卵の中では養分の奪い合いが起こっているんですね(辛)

どうか無事に孵化し2匹共成長できる事を祈っております(願)
Unknown (みにどん)
2013-05-18 11:01:33
ヨークちゃん、大きなお卵さんの無事出産お疲れ様でした。
双子ちゃん、なんですねぇ。
限られた栄養分・・・、卵の外から補給してあげたいです。
なんとか無事に生まれてきてくれることを祈ってます。
双子ちゃん、がんばれ~!!
ぽちん
Unknown (ろろ)
2013-05-18 11:08:10
双子って稀なことで神秘的なことだと思うんですけれど
やっぱりそれなりにリスクもあるんですよね。
普通なら手放しに喜んで期待で一杯になるでしょうけれど
過去に経験しているだけあってさすがと思いました。
出来ることならば2匹とも無事に生まれて元気に育ってもらいたいです。
Unknown (みや)
2013-05-18 14:50:14
双子って助からない事が多いのですか?
生命の不思議を卵から生まれる姿を拝見する度に感じさせて頂いています。
ママ様の的確な対応凄いです!
まさに亀の助産師さんですね!
無事に誕生する事を祈っています。
たなけん さん (ケイティママ)
2013-05-18 20:51:38
ノアンちゃんの母亀・アンの卵も25gと21g、5月21日に孵化予定ですが、卵が大きいため、少し遅れると思います。

検卵は最低限の回数しかしません。 ヨークの卵は胚が2ヵ所から発生し、順調に成長しているのを確認しました。 ひとつのヨークを奪い合うように、真っ赤な稲妻のような太い血管が見えました。 ちょっと怖くなるほどの勢いでした。

強制給餌の準備の他に、ビタミン剤なども用意しています。
みにどん さん (ケイティママ)
2013-05-18 20:58:56
殻内には限られた栄養分しかなく、2匹の孵化仔が奪い合うかのように、真っ赤な稲妻にような血管が栄養分を二分していました。

より生命力のある孵化仔を助けるため、もうひとつの命の養分をミイラになるほど、カリカリになるほど、吸収させることが私にはできませんでした。

その結果 2匹とも助けることができませんでした。 2匹を繋ぐ、太い管を切りました。 もし切らないと、強い命が弱い命を奪い取り、強い命だけ助かります。

殻の中から振動(鼓動)が伝わります。 2匹が生きているのかどうかわかりませんが、強い生命力です。

可能性を信じ、私は頑張ります!

村ぽちん 有難うございます!
ろろ さん (ケイティママ)
2013-05-18 21:08:53
今回 卵の重量が25gと大きいのですが、大きな卵から小さな孵化仔が誕生する例もあり、殻内に孵化仔たちがどんな状態なのかわかりません。

卵をそっと手で包むと、殻の中から力強い振動(鼓動)を感じることができます。 

2匹が誕生しても、無事に育つかどうかわかりません。 過去に双子殺しをしましたので、今回はいろいろと準備をして処置をしようと考えています。 まずは、無事に誕生することを願いながら。

「殺す」という表現を使うと、またクレームが入りそうなのですが、あえて使用しました。 私はひとつの命を助けるための、もうひとつの命を犠牲にできず、その結果 2匹とも殺してしまいました。 どちらも私にとっては尊い命です。

たくさんの孵化仔を授かっていますので、1匹で十分なのですが・・・。 

5月21日にアンっ仔たちが誕生予定ですが、21gと25gの大きな卵なので、予定よりも遅れると思います。
みや さん (ケイティママ)
2013-05-18 21:20:41
極端に大きさの違う双子の場合、極小の仔が殻内で絶滅していますので、大きな仔だけが生を受けて、無事に誕生します。

検卵の結果、今回の双子は同じぐらいの大きさの成長を続けていました。

私しか命を守ることはできませんので、最善を尽くします!
こんにちは (BB)
2013-05-18 21:55:51
実はぶりくら市でお見かけしたことはありますが、こちらへのコメントは初めてです
 うちの娘達が双子なので、おもわずレスします。人間でも、初期の段階では流産や、片方だけが死産することが普通にあります。けれども、我が家の娘達は元気にうまれてきました。娘達は亀大好き人間です。そして大きな卵に宿っている小亀たちが、うちの娘達のように、仲良く、ほぼ同じ大きさで生まれて、育ってくれることを祈っています。岡山からパワーを送ります。赤ちゃんたち、がんばれ。
Unknown (やま)
2013-05-18 22:22:43
重量25gは凄い大きさですね

母体の方も大丈夫そうですか?

ボクもどうか双子の無事を祈ります

知識と判断、対応力の高さに、ただただ脱帽です

ママさんは獣医さんですか?

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

有精卵・無精卵」カテゴリの最新記事