横須賀の海岸線には、東西に長い砂防林帯が何本も築かれています。高さは数メートル~10メートル近くあるものまで、最近の松喰い虫の被害で数は減りましたが松が植えられ、冬の遠州のからっ風を防いだり、また飛砂を抑えるなどの役割をしています。もう一つ大きな役目が津波に対する防御線、押し寄せてくる津波の力を横方向にそらし、被害を最小限に食い止めます。恐ろしい津波に何度も遭遇してきた先人たちが、その経験と英知をを持って作り上げた、自然の防波堤といえましょう。しかし近年はその砂防林帯が道によって分断されたり、また砂山そのものを跡形もなく壊してしまったり、人間の都合で壊してしまっているのが現状です。
※写真上(なんでもあり農園横の砂防林帯、何気ない砂山にも先人の経験が生かされています)
横須賀の海岸線、東西に高さ10~15メートル(黄色や水色部分)の砂防林帯が幾筋も確認できます。
H24三熊野神社大祭まであと71日
昭和三十七年、今は亡き藤田まことと白木みのるの軽妙な掛け合いで、驚異的な高視聴率を記録した人気番組「てなもんや三度笠」、番組中で藤田まことの「あまり前田のクラッカー」は当時のはやり言葉にもなったほどでした。それからはや50年「あたり前田のクラッカー」って、いまだに現役なんですね。当時はおこずかいも5円の時代、なかなかクラッカーが買えず貴重品だったことを思いだしました。