1/12(木)AM9:00~、昨年9月21日に浜松市付近へ上陸した台風15号の影響で、崩れかかっていた清水小路沿いの塀・屋根の修復&修景工事が始まりました。瓦を一枚一枚大事にはずし、野地板の上の土を丁寧に取り除きます。瓦にはお抱え瓦職人(?)「城内清政」の文字が入っており、横須賀城のお城に関わる貴重品が使われていました。
※後日談=文化財に詳しいS木K司さんによると「城内清政」ではなく「城内清改」(じょうないせいかい)だそうです。これはお城の中で人が亡くなったり、疫病が流行ったり、また災害があったりした時に、「ゲン」を担ぐ意味で「城内清改」の文字を入れた瓦を造り、屋根瓦の一部を替えたりして心機一転を図ったものだそうです。大変にいい勉強になりました。情報ありがとうございました。
また南側&東側のトタン張りの屋根も取り外し、この際一緒に平瓦で葺き直すことになりました。少しでも「清水小路」の風情を残せるようにしたいものです。
H24三熊野神社大祭まであと84日