植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢の商業看板② 尾張町周辺-1

2017-09-05 04:18:42 | 日記


金沢の観光スポットレポート その728(No.1095)

◇金沢の商業看板② 尾張町周辺-1

金沢は藩政期、明治、大正、昭和、平成の「バームクーヘン都市」といわれ、その時代の建築物や工芸文化、食文化などが受け継がれ、現在と融合しているのが大きな魅力ではないでしょうか?

商業用看板もその時代に造られたものを継承・保存したものや、新しく作ったものがあり、建物全体の雰囲気を醸し出しているのです。今回は、日頃はあまり意識をしない看板に焦点を合わせ、金沢市内中心部を取材し、バームクーヘン都市の魅力を探ってみました。

尾張町は前田利家入城と共に尾張の商人が多く藩政期栄えた町です。



1)中六商店

創業100年を越える、味噌・醤油などの発酵食品専門の老舗です。味噌にはこだわりがあり、金沢の味噌といえるほど地域に根付く人気がある。

住所:金沢市尾張町2-25
営業時間: 9:30~18:00
定休日:火曜日
電話番号:076-221-0154



■写真は中六商店



2)中島めんや

創業文久2年(1862)。今から140年余り前、初代清助が村芝居の小道具をつくっていました。特に踊り面の職人として知られたと伝えられ、屋号の「めんや」も「顔のある形を創造する家」という意味の「面」からきています。

住所:金沢市尾張町2-3-12
TEL:076-232-1818



■写真は中島めんや



3)不室屋本店

慶応元年(1865年)創業。和菓子老舗の森八や俵屋など金沢を代表する老舗の一つ。不室村出身の土地豪族末裔だった久右衛門が尾張町(現在の本店)に住居を構え、その嫡子、六右衛門が慶応元年2月頃に麩の製造を始めたことが創業の由来とされている。その際に、発祥地だった不室村にちなんで「不室屋」と屋号を定めたとされている

所在地:金沢市尾張町二丁目3-1  
TEL:076-221-1377

■写真は板橋興宗作(昭和56年)



■写真は横西霞亭作



■写真は不室屋本店



4)金澤町家料亭 壽屋

藩政期の町家。元羽二重問屋の商家。昭和8年(1932)隣家を買い求め、精進料理専門の料亭となる。

住所:金沢市尾張町2-4-13
TEL:076-231-6245



■写真は金澤町家料亭 壽屋



5)尾張町老舗交流館

旧商家を復元した大正浪漫の建物で、代々引き継がれ、積み重ねられて来た尾張町に伝わる老舗の歴史的資産と「こころ粋」を活用した情報発信基地。

入場料: 無料
営業時間: 9:00〜17:00
定休日:火曜日、年末年始
住所:金沢市尾張町1丁目11-11



■写真は尾張町老舗交流館

(つづく)


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