住宅密集地の普天間飛行場移設は日米両政府が危険性除去優先で飛行場を辺野古海岸部
埋め立てて作る事で合意した。
政府は此の合意に向けて工事を行って居るが沖縄翁長県知事は、飽くまで県外移設を主張し
埋め立て承認取り消しを求めて居ます。
そんな中での菅官房長官と翁長沖縄県知事との第4回協議が1時間に亘り行われた。
知事は飽くまで県外移設を主張して譲らない。
だが国民としては確かに沖縄に負担を掛けて居るが基地は何も沖縄ばかりではない。
沖縄に負けない様な米軍基地を本土でも提供しています。
是は戦争に負けた國の宿命であり現在米国の核の傘に守られている日本の現状では仕方ない
事でもある。
沖縄だけが特別扱いは不公平と言う声もあります。
沖縄にはそれ相当の手当はして来たが、今は自立出来るから必要ないと言う論法は何処かの
國とよく似てますね。
確かに沖縄だけが何故犠牲にならなければならないのかと言う論法は納得出来ます。
が沖縄も日本の一部です。
日本であれば何処かが引き受けなければなりません。
あんな惨い沖縄戦争は二度と御免だと言う気持ちは判るが、もし防衛を疎かにすれば前回以上の
被害が起きる可能性もあるのです。
その点の議論が何かなおざりにされて居る様です。
無責任に米国基地不要論を叫ぶ人はその様な事を考えて見た事があるのでしょうか?
確かに自分のふるさとが米軍基地にされて居る事は許し難い事ですね。
是は部外者だから云える事かも知れないが世の中は不条理な事ばかりです。
そこをどう折り合って生きて行くかが問題ではないでしょうかね?