我が国には100余りの活火山があって、火山災害警戒地域に23
都道府県155市町村が指定されて居るらしい。
今は日本百名山登山等でブームとなり登山客が急増して居ます。
それに伴い山岳遭難も増えて居ます。
問題は火山の突発噴火に伴う火山災害による登山者遭難事故です。
2014年9月に起きた御嶽山噴火で沢山の犠牲者をだした。
是で活動火山対策特別措置法が改正され、全国49の活火山のある
自治体に対し、住民・登山者の避難場所や具体的な避難経路を地域
防災計画に盛り込む事を義務つけました。
処が今年3月時点で住民向け避難計画を策定済みは155市町村の
42%の66市町村であった。
登山者むけ避難計画策定済みは該当120市町村のわずか25%の
30市町村しかなかった事が判明。
どの自治体も何時起こるか判らない事よりまず差し迫った案件から
片付け、策定中と先送りして居るのが現実でしょう。
事が起きてしまっては遅い事は重々に知って居ての判断でしょうね。