日々好日

さて今日のニュースは

限界集落について

2016-10-01 08:12:21 | Weblog

地方都市の過疎化は予想外に深刻な問題になって居ます。

限界集落について今日の西日本新聞の社説が取り上げています。

国交省と総務省が今回2008年・2010年に続き2015年3回目の限界集落調査
を行い結果を発表しました。

全国に点在する限界集落は1万5568ケ所あるそうです。
その内10年以内に消滅の危険がある集落が570ケ所。
いずれ消滅する恐れがあるのが、3044ケ所あるそうです。
是は昨年調査ですので今年はもっと増えて居るかも知れません。

限界集落とは、65歳以上の高齢者が住民の半数以上を占め、冠婚葬祭等地域の機能維持
が困難になって居る集落です。

お年寄りばかりで葬式等も出せない様になってしまった集落ですね。

調査対象は、過疎法・山村振興法・離島振興法・半島振興法適用の市町村です。
従って此の対象法から漏れた集落のあるので、限界集落はもっと増える可能性もありますね。

ただ何処の自治体も過疎化で消滅する危険性を懸念し村興し・町興しの事業で地域再生を
図っています。

政府の重点施策の一つに地方創生事業があります。

過疎化の問題点は農村の耕作放棄・働き口の減少・商店閉鎖・空き家増大・伝統行事衰退等々
が挙げられますね。

伝統の祭りがなくなって行く淋しさは、高齢者には応えますね。

日本全体が4人に一人は高齢者と言われる高齢者天国となってしまった。

政府は、限界集落を1ケ所に集中させる施策もやってますね。

益々限界集落が増えて来るとやむをえない選択となるのかも知れませんね。


日銀長期金利誘導始める・果たして巧く行くのか?

2016-10-01 07:51:09 | Weblog

日銀は金融緩和政策を量から金利へ方向転換する方針に変えた。

金利による管理はこれまで無理な事と言われて居たが日銀は敢えて是に挑戦。
其処まで日銀は手詰まりで打つ手なしとも言えます。

日銀は金利全般が下がり過ぎて年金運用等に悪影響が出ない様10年超え国債買い入れを減額
を10月から実施する方針を決めた模様。

具体的には、9月が1回当たり3~6千億円程度を10月からは2~4千億円に減額。

是に伴い5年超え10年以下の買い入れ予定も2900~5300億円と規模縮小する。

日銀は新たに発行する10年債の長期金利利回りをゼロ%程度で推移させる目標を立てた。

果たして此の金利政策巧くいくのだろうか?


臨時国会衆院予算委員会始まる・首相改憲問題は成り行き任せに方針変更か?

2016-10-01 06:48:34 | Weblog

国会開催中もっとも討議が白熱化するのが予算委員会でここで国会で取り上げられる主な議題
が俎上に挙げられ討論される。

今回のメインは改憲問題・TPP問題・日銀金融政策等々が挙げられますね。

民進党辻元議員の自民党草案の撤回か棚上げ要求に対しては、拒否したが、野党の協力なく
ては先に進めないので柔軟な対応も仄めかしたとの事。
同じ民進党でも蓮ほう代表は憲法審査会の議論には参加する意向を表明しています。

首相も在任中に憲法改正をやり遂げたい言う信念に変わりはない様ですが、持論の拘らずに
野党を議論に引き込む作戦に路線変更の様だ。

どうやら成り行き任せで結論をを急がない様ですね。

次にデフレ脱却の切り札となる消費者物価2%引き上げの目標が遠のいた事で日銀は金融
政策の見直しを迫られています。

民進党江田代表代行は日銀が金融政策を量から金利主体に切り替えた事に対し、出口段階で
この様な政策は大変な危険が伴うがそれを承知でやって居るのかと質問した。

黒田総裁は今の状況では出口論議は、時期尚早と軽くいなしたそうです。

農業や働き方等の各分野の構造改革を加速させる意向を示したが具体的内容は避けた。

日銀のこの様な金融対策に頼り、政府の構造改革や規制緩和への取り組みが、不十分では
ないかと江田議員は指摘したそうです。

 TPP問題では輸入米販売入札を巡る不透明な取引容疑は、影響ないと説明された。