日々好日

さて今日のニュースは

今夏電力需要は大丈夫なのか?

2013-04-10 09:34:44 | Weblog
日本中の原発が稼働停止してもう随分になりますね。

今年も夏が近づいて来ると気になるのが電力需要です。

電力各社は今夏の電力需要見通しを発表しました。

供給余力を現す予備率は、北海道10・5%。東北5・5%。東京6・7%。関西3・0%
四国5・9%。中国10・5%。九州3・1%等と発表されました。

全国平均で6・3%で一番逼迫して居る九州も3・1%でどうにか余裕があるやの発表です。

九電の場合最大電力需要を節電を前提に1610万キロワットと推定。
此を火力発電のフル稼働で1258キロワットで賄い不足分は他電力会社の融通でどうにか
賄えるとソロバンを弾いた様です。

これも他の電力会社頼みで急場を凌ぐ事と、節電と言う前提条件があり可成り厳しい様です。

九電の7月の予備率は3・0%だが8月の予備率は3・1%で辛くも節電目標設定は免れた
様ですが自主節電はことしも生きて居る様だ。

5月から九電は6・23%電気料が値上げされので頼まれなくても節電には誰もが協力する
のではないでしょうか?

電力問題は電力自由化や再生可能エネルギィーへの切り替え問題等も絡めて今後益々難しく
なって来そうですね。

原発無くても日本の電力はやって行けると言う事の証明は脱原発への加速を増すが、安定した
安い電力供給となると話しはまた別だ。

さて果たして今夏の電力需要はどうなるのでしょうかね?


福島原発粗雑な放射能汚染水処理またか

2013-04-10 08:27:39 | Weblog
福島原発が東日本大震災により原発事故を引き起こしたのは多分に想定外と言う大津波
と言う不可抗力によるものと、或る程度理解は出来ますが、其れに続く一連の事後策は
全く出鱈目で、余計放射能汚染を拡大し事故被害を大きくしたとも言えます。

此は結果論と言われればその通りですが、福島原発事故が起きて、まず東電と政府は
どうすれば事故を隠して内部的処理できるかに腐心した痕跡があります。

それがバレ、今度は責任の塗りつけあいで、右往左往し今だ確とした善後策は出て居ない。

先日は冷却水の電源故障で使用済み核燃料貯蓄の温度が上がると言う事故が報じられた。

今度は原発敷地内の地下貯水槽から放射性物質に汚染された水が漏れて居ると云うので
2号貯水槽から1号貯水槽に移送した処1号貯水槽からも水漏れが発見された。

福島原発地下貯水槽は1号から7号までがあって、5万8千トンを貯水出来ます。

現在1・2・3・4・6号貯水槽に2万6千トン余りが貯水されて居ます。

今回は、2号貯水槽の6253トンを1号貯水槽に移送した時点で漏洩が発見された。

残り3147トンは別の貯水槽に移送する事を検討するとの事。

2号輸送槽からは最大120トン余りが漏洩したとみられます。

此までに貯水槽の水漏れは3ケ所も確認され日常化しているとか。

何れも設計・施工ミスの可能性が高いとの事。

今回移送先の1号貯水槽近くでは1立方センチ当たり1万ベクトルと言う極めて高い
数値が検出されたと言う。

我々シロウトには其れがどれ程のものか判りませが、地下に洩れた放射能性の汚染水が
やがて我々の身体を蝕んで行くと言う事は容易に推定できます。

日本人は放射能に異常反応を示す国民の筈ですが、それが生活のためとなると扱い方が
職業的におざなりになってしまうようですね。

放射能物質の汚染水等の保管計画も、もっと根本的に見直して欲しいものですね。

もっと原発関連に携わる方々は充分に取り扱いには注意して頂きたい。

特に東電関係は放射能管理に麻痺されているのでは無いかと思われる節が見られますね。