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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊

2017-07-07 | 2017外国語映画評


「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」 
   ヨアヒム ローニング、エスペン サンドベリ監督  米 ◯ ☆

 おなじみのちょっとおちゃめな海賊ジャック スパロウ(ジョニー デップ)がマヌケなことをしながらもなんとか問題を解決してしまう海洋アドベンチャー映画です。
 海賊なのに陸の上で銀行強盗を企んで公衆の面前に姿を現したジャックは英国軍に寄って捉えられます。ジャックへの復讐に燃える海の亡霊サラザール(ハビエル バルデム)やジャックに憧れている若者ヘンリー(プレントン スウェイツ)や魔女裁判にかけられていた女性の天文学者カリーナ(カヤ スコデラーリオ)を巻き込んで呪いが解けるという「幻の槍」を求め、英国軍に追われながらも大海に出るのでした。
 冒頭のいわゆる「つかみ」部分が最高です。心弾む音楽(ジェフ ザネリ)とディズニーのあのロゴマークさえ海賊バージョンに変えてしまう演出は一気に「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界に観客を引き込みます。その後は息もつかせず怒涛の名場面の洪水で「娯楽映画ここにあり」といった感じです。(☆)時間の都合で吹き替え版を見たのですが、ポール マッカトニーの歌は吹き替えしないでやっていただきたかった。それだけが心残りです。
 エンドロールが終わった後にも映像が始まりますから場内が明るくなるまで席を立たないように。
 タバコは、なし。無煙です。

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