「9」のつく日は空倶楽部の日。
引きつづき「光の春」で空倶楽部に参加。
三国港(福井県坂井市) Sony α7R3 FE24-70㎜/f2.8 GM2
おだやかな波が沖から光を運んできて
その光を砂の上に置いていく。
ところが光は波が引くとたちまち砂の中にしみこんで消えてしまう。
ただそれだけのことが何度も繰り返される。
Sony α7R3 FE24-70㎜/f2.8 GM2
その光景を飽きもせずにうずくまってながめていたのだが、
背中を丸めて波打ち際にカメラを向ける姿は
渚にいた人たちからするとかなり風変りに見えたに違いない。
今になって思えば、その所行、すこし気恥ずかしくもある。
さて、記事を書きながら、ふと思い出した曲が
『So Much In Love(邦題:渚の誓い)』だった。
アカペラの名作として様々なアーティストが取り上げていて
私がこの曲を知ったのはアート・ガーファンクルによるカヴァーだった。
日本のアーティストでいえば、「なるほど」とうなづける山下達郎。
また、桑田佳祐のによる楽曲もyoutubeで見ることができる。
どれにしようかいろいろと聴いて落ち着いた先が
The Tymes, "So Much In Love" 1963
本家本元、The Tymes のオリジナルだった。
60年前の録音ということもあるのかもしれないが
子供の頃に刷り込まれたなつかしい海の風景を思い起こさせてくれた。