折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

蕎味 櫂  (金沢、ひがし)

2015-08-31 | 舌づつみ

金沢ひがし茶屋街

 

 

その喧噪を外れた一画に

本日オープンの会席料理店「蕎味 櫂(きょうみ かい)」

一昨日、縁あってプレ・オープンに招かれて行ってきた

 

 

落ち着いた佇まい

最近では、和の内装の中に一部西洋テーストを持ち込む店も多いが

ここはかたくなに純日本風

 

もちろん、調度も飾り付けも「和」を貫徹

 

ということだが、今回はさわりのみで次回に続く

 

前言を翻すようだが、流れる音楽はジャズ

これだけは洋楽好きのえこひいきで許しておくことにしよう


ということで、なんとなくの選曲

というか店内で流れていた一曲

♪ Fly Me To The Moon   Wes Montgomery

 

 

 

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秋風を感じながら by空俱楽部

2015-08-29 | 空倶楽部

8月後半とはいえ暦の上ではまだ夏

例年ならば残暑きびしい時節だが

今年はすでにあたりいちめん秋の気配

これほど潔く過ぎ去ってくれた夏も珍しい

 

盆明けの日曜日

夕方、いつもの海岸へ出てみた

吹く風は時折強く、しかも肌寒い

高い空とちぎれて流れる雲

日本海はすでに秋そのもの

 


 

なんとなくの選曲は

秋風を感じながら聴きたいグレン・フライのバラード

Glenn Frey   ♪ The One You Love

 

 

「9」のつく日は空倶楽部の日

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

 

 

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意外にも初夕日  By空倶楽部

2015-08-19 | 空倶楽部

8月8日

今月の空倶楽部お題「青い空白い雲」を探しに

最後のチャンスとばかりに琵琶湖へ遠征

しかし...残念、天気が良すぎた(苦笑)

 

...ほとんど快晴で

かろうじて雲が湧き出したのは、(それも地平線近くに)すでに陽が傾き始めてからのこと

 

 夕暮れになってモクモクと雲が湧き上がったが

時すでに遅し

この空と雲は青くも白くもない

ということであえなく「お題」は断念


そのかわり?!と言ってはなんだが...

別の収穫、琵琶湖に落ちる夕日(実際には対岸の山並に落ちる)

 

自分でも意外なのだが、これが琵琶湖での初夕日

琵琶湖風景はかなり眺めているが、丸く沈む夕日にお目にかかれたのは今回が初めて

穏やかな夏の夕暮れを心静かに満喫できて満足!

 

...というところで今回の選曲

まだまだ暑い...とは言え、吹く風は秋の気配

暑苦しいレゲエのリズムにちょっぴり涼しげ感をプラス

BOB MARLEY FEAT LAURYN HILL "Turn your lights down low"

ボブ・マーリーのレゲエ・バラード(という音楽ジャンルがあるかどうかは知らないが)にヒップホップのディーバ、ローリン・ヒルが粋に絡む

といっても、ローリン・ヒルが映画「天使にラブソングを」で脚光を浴びたのはボブ・マーリーが亡くなってからずいぶん後のこと

つまり、元のトラックにローリン・ヒルの歌声とヒップホップミュージックを被せた特別企画

どんな音楽に仕上がったか...?!

それは聞いてみてのお楽しみ

 

「9」のつく日は空倶楽部の日

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

 

 

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Southbound Train (1972)  Graham Nash & David Crosy

2015-08-16 | 折にふれて

前回に引き続き近江鉄道...

 

人の気配が感じられない駅舎


黄色一色の車体

メタリックな車体と自動改札が定着したJR近郊路線に比べると

より「ローカル」という言葉がしっくりと馴染む

 

 
さらに、軌道上に無造作に生えた雑草やその上に広がる青空

なんとものどかな雰囲気だ

 

 


そんな駅のプラットホームからゆっくりと出ていく列車を眺めていたら、この曲を思い出した

 

 ♪Southbound Train (1972)   Graham Nash & David Crosby

 

 1960年の後半から1970年当初

アメリカはベトナム戦争や人種差別など多くの政治課題を抱えていた

そんな背景から、このころの音楽においても政治的メッセージ色が強いものが多く

この曲もそのひとつ

カントリー調の伸びやかなメロディとは裏腹に

アメリカ政府はもちろん反政府活動家に対しても痛烈な批判を込めていたものと思う

彼らの歌詞は比喩が多くて、はっきりしたことはわからないが

「南行き列車」というタイトルに人種問題を含めていたのではないかと想像している

 

”南行き列車”  グラハム・ナッシュ 

自由だと? ・・・嘲笑いながら、首を横に振る

死者を連れ戻す松明を故郷へ運ぶとでも言うのか?

先祖伝来の土地、その街はずれにある駅へ

それでも南行き列車はただ下っていく

 

平等だと? ・・・黙って拳と向き合ってみる

怒り、そして疲れ果てて、論点を見失っているのじゃないか?

さっさと楽屋へ戻って、賭博師たちのインチキリストを眺めてみることだ

それでも南行き列車はただ下っていく

 

友愛だと? ・・・涙を止めることもできやしない

どうしたら恐怖から永遠にのがれることができるのか?

そして、乗客たちは、権力のためにいつも金を支払わされていることを知ったなら

どうするつもりだろう?

それでも南行き列車はただ下っていく

 

 

 

 

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近江鉄道と夏空  鉄写同好会

2015-08-11 | 鉄道写真

久々の参加となりました

毎月11日は「鉄写同好会」の日

詳しくは発起人てくっぺさんのブログ「高橋さんの写真記念館」をご覧ください

 

 

人気のない駅舎に

夏空がまぶしい近江鉄道、新八日市駅

 

電車の発着は1時間に2本というところ

だから、線路に降りてこんな写真も余裕で撮れてしまう

そのプラットホームに立っていたら

ふと、こんな曲を思い出した

 

♪500 Miles (500マイルもはなれて)  Peter, Paul & Mary

 

 

私の乗る列車に乗り遅れたなら

あなたは私が去ってしまったことを知るでしょう

あなたにはただ汽笛の音が聞こえるだけ

たとえ100マイル離れても

あなたには汽笛の音が聞こえるだけ

 

神よ、私は故郷から遠く離れていきます 

100マイルも、200マイルも、300マイルも、400マイルも

そうやって、私はもう500マイルも離れてしまいました

そして、私には着るシャツもお金もない

こんなに故郷から離れていてはもう戻ることもできません

 

 

私の乗る列車に乗り遅れたなら

あなたは私が去ってしまったことを知るでしょう

あなたにはただ汽笛の音が聞こえるだけ

たとえ100マイル離れても

あなたには汽笛の音が聞こえるだけ

 

 

今ではめずらしい原色の列車が

青い空に向かってゆっくりと走り始める

たまには時間など気にせず、こんな列車に揺られる

そんな旅もいいものだと思う

 

 

 

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風の通り道  By空倶楽部

2015-08-09 | 空倶楽部

空俱楽部 毎月9日はお題の日

今月は夏らしく「青い空、白い雲」

そんなことで真っ青な空にもくもくと湧きあがる白い雲をイメージして近くの海に出たものの...

例外にもれず猛暑が続く北陸

皮肉にも雲ひとつない青空が広がるばかり

何度も書くが猛暑...

しかも、日本海をバックに青い空を撮るとなると順光

つまり、陽が高いうちに出かけたものだから

真夏の陽が容赦なく照りつける

引き上げようかと思ったそのときに感じる

一瞬のさわやかな風

なるほど...海風の通り道になっているのか

それならばと撮影方針変更

風の通り道を求めて海岸線を行ったり来たり

 

そうこうしているうちに

陽も陰りはじめ、水平線近くには多少の雲も

 

お題クリアとは言い難いが

これも夏の空ということでご容赦を

 

この日はこのまま陽が沈み、真っ赤な夕日とはならず

天気が良すぎることと写真日和とは別の話ということを思い知らされた一日

教訓...こんな日は帽子と水と虫よけスプレーを忘れずに!

 


 

渡辺貞夫 ♪ California Shower (1978)

 

 

えっ!もう40年近くも経ったの...と感慨にふけりながら聞く真夏を代表する曲

確かフュージョンという音楽ジャンルが登場したのもこのころだったかな

 

 

「9」のつく日は空倶楽部の日

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

 

 

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海の傍観者たち

2015-08-02 | 日常の中に

8月最初の日曜日

今週末には全国的にも盆休暇に突入

北陸の「海の家」のほとんどが

盆を過ぎると閉鎖してしまうので

「暑くなったな」と思ったのもつかの間

夏もすで終盤を迎えていることに気づく


そんな海の光景を...

 

浜辺の主役はなんといっても海水浴客

したがって、ちょっと引っ込んだカフェで海をながめる我々は

差し詰め、海の傍観者...といったところか

こどもの頃、あんなに楽しみだった海水浴も

海水でべたべたした肌に砂がまとわりついた様子を想像したり

夜、妙に体が火照って眠れなかったことを思い出すと

それだけで気後れしてしまう

自虐的に言うと、これも老いということかもしれない

今思い出したが、五木寛之文豪の言葉を借りるなら

これも老い、あれも老い、たぶん老い、きっと老い...なのである

 

ということで、ふたたび海を傍観

 

ん...

若くはないふたりだが、れっきとした海の主役

なるほど、こういう楽しみ方もあったか

 

さて。。。

のんびりしたカフェ

この日はアップテンポのジャズが流れていたが

海を傍観する曲のイメージと言えば

やはりこの人たちがいちばんだと思う

 

THE BEACH BOYS  ♪ DON'T WORRY BABY

 

 

 

 

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