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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

元々 人は空を飛ばないのだが?

2015年08月30日 | 事件事故の多い世
上左写真は、ゴルフ場に墜落した超軽量飛行機 (16日 つくば市神郡)。 上右はパラグライダー。 下半分は英戦闘機の飛行する様子 (フジテレビ系 FNN ニュース映像から)。
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最近 航空機事故が連続して発生しているように感じます。 まだ原因が開明されていないので 憶測になりますが、7月の調布墜落事故は、以下のことが指摘されています。

離陸可能な総重量 1950キロ に対し 機体そのものの重量 1200キロ に加え、300キロ 近い燃料、機長を含む成人男性5人と荷物で 1950キロ ぎりぎりとなってしまったことと、気温が高いと空気が薄くなり プロペラの空気取り込み量が減ってエンジン出力が落ち、揚力も小さくなるため 当日の34度という猛暑で推力不足気味だったらしい。

かいつまんでいうと、猛暑で飛行能力が低下していたにも関わらず、重過ぎて飛び続けられなかったため、墜落したようですね。

また 8月につくば市で墜落した超軽量飛行機は、仏メーカーから購入した部品キットを組み立てた “自作航空機” で、機体の使用と操縦、離着陸場使用の許可を取っていなかったとも指摘されています。 安易な考え (?) で操縦して墜落、死亡してしまったらしいですね。

こちらの場合は 被害者は操縦者の2人だけで、他人を巻き添えにしなかったのはまだしもなんですが、調布墜落は他人を巻き込んでいますから はた迷惑極まりないといえます。 そうならないよう、規制があり許可制となっているわけで、操縦者はよくよくそこのところを考えて飛行してもらいたいものですね。
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「英航空ショーで戦闘機墜落=自動車巻き込み、7人死亡」(8月23日 ロンドン時事)
「乗員乗客全54人の遺体を発見 インドネシア機墜落」(8月18日 朝日新聞)
「超軽量機が墜落、2人死亡」(8月16日 ロイター) __ ※追加3へ
「調布墜落事故の原因は “重さ” と “暑さ” だった?」(7月31日 NAVER) __ 小型飛行機が住宅に墜落し、3人が死亡、5人が重軽傷を負った事故。 事故は飛行機の高度不足で起きたと見られているが、その原因は「重さ」と「暑さ」だった可能性が高くなってきた。

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航空力学にはシロウトの私が思うには、十分に大きな推力がない小型飛行機が空中に浮き上がったはいいものの、突風が吹いたら 風に簡単にあおられて失速してしまい、墜落するのは当然で__これに対し 機体重量に比べて十二分に大きな推力があれば、突風が吹いても 風にあおられても失速することなく飛行を続けられるのは当然だろうと考えるのですが。
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ただし ばかでかい推力を持つエンジンを積むには機体構造もそれなりに頑丈である必要もあるでしょうし、頑丈すぎると重量がやたら増えてしまい、今度は推力不足にもなってしまう__そんなエンジン出力と機体重量とのバランスを考えて設計しなくてはならないし、操縦士も積載重量や気象条件なども踏まえて操縦しなくてはならない、”それがヒコーキ” ってもんでしょう。

インドネシア機と英戦闘機の件はコメントするに足る充分な報道記事を読んでいませんので、何ともいえません。 ただ 戦闘機というのは速度がやたら速いですから (あっという間に何百メートルも飛行してしまいます)、一瞬の判断ミスで墜落してしまったのかも知れませんね。 当然 そのようなことは起きないよう 操縦士は訓練を積んでいるはずですが。

フジテレビ系動画ニュース (冒頭写真下) を見ると、宙返りして反転上昇するはずが、上昇の前に地上に激突しています。 宙返りし始める高度が低かったのか、急降下 → 水平飛行 → 上昇に至る過程で “急降下” が速過ぎて、あっという間に地上に達してしまった感がします。 私は、機の性能不足か操縦士の判断ミスのどちらかが、墜落の原因だろうと推測します。
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また パラグライダーやハンググライダーといわれる動力を持たない、風まかせの滑空するスカイスポーツもありますが、推力を持たないだけに 突風にはまずもって無防備ですから、悪天候ではない比較的穏やかな日を選んで楽しむんでしょうね。 映像を見ると のんびりと滑空を楽しんでるように見えますが、いっときも緊張を欠かせない危険なスポーツであることには変わりないと思います。

元々 人は空を飛ばないようにできています。 それが空を飛んでみたいといって 空を飛ぶのは、自然の摂理に反しているのかも知れませんね。 人間が空を飛び始めて、まだ百年そこそこしか経っていません。 人類二百数十万年の歴史からしたら まだまだ飛行経験が足りないのかも__カラスなどから見たら、この “未熟者め” と思ってる?
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ハンググライダーはスカイスポーツのひとつであり、狭義には飛行に使用する機体自体を指す。機体に対し搭乗者が “ベルトに吊り下がった (hang) 状態でグライダー (glider) に乗り滑空する” ことから、ハング・グライダー (hang glider) と呼ばれる。

パラグライダー (Paraglider) はスカイスポーツの一種。 パラグライダーの原型は NASA が開発した、宇宙船回収用のパラフォイル (柔軟翼) である (ウィキペディアから)。

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以上

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