アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月4日)は、ヒューマン・ギルドから新型コロナウイルス(COVID-19)対策の一環として、3月15日(日)開催の『プロ講師養成講座 ~私が一流講師から学んだ、水面下のノウハウ~』について受講予定の皆様へのお願い【※中止ではありません※】の文書を流しました。

「満員御礼」状態につき6月27日(土)に同じ講座を開催することにより、半分くらいの人にスライド受講をしていただくことで1日の受講者相互間の距離を保つと共に、当日マスク着用(ご持参)、咳エチケットや手洗いの徹底等のご協力をお願いいたしました。

キャンセルにも柔軟に対応しています。

お申し込みの方は、何とぞよろしくお願いします。


新型コロナウイルス(COVID-19)のことでは、日韓の格差が開いているようですが、私だけでなく他国からもその正当性について疑問が投げかけられています。

昨日(3月4日)現在の発表では次のようです。

     感染者数   死亡者数
日本    1,010     6人
韓国    5,186    31人
(日本の感染者数には、クルーズ船やチャーター機での帰国者の720名を含む)

2月28日の段階では、日本で1日当たり900件しか実施されていない実態が明らかになりました。

「政府によれば、現在、国内で可能な検査件数は1日に約3,800件。加藤勝信厚生労働相は26日の衆院予算委員会で、実際には18-23日の6日間に実施された検査は5,700件にとどまっていたことを明らかにした」という新聞記事が根拠です。

日本医師会4日付けの発表では、新型コロナウイルスへの感染が疑われる患者の検査について、医師の実施依頼を保健所に拒否された事例が多発していて、拒否の理由は「重症ではない」が最も多く、「渡航歴がない」「濃厚接触者ではない」「検査能力が十分でない」などが挙げられています。

これは、実際にある人から聞いた話ですが、医師の紹介で保健所に電話をしたとき、その人のレベルでは検査ができないこと、明日死ぬと思うほどのレベルなら救急車を使ってきてください、と言われて激怒していました。

2月末現在、韓国では1日1万3,000件ペースで検査が進んでいるようで、日本国内で可能な検査件数は1日に約3,800件という数字を4,030からさらに4,625まで持っていくとのことですが、(検査の精度はともかく)韓国の1/3程度にしかなりません。

検査が進むと、それに伴って感染者数が多くなるのは、必須です。

このことを先読みしていたWHOが中国、韓国、イタリア、イランに続いて日本を「最大懸念」として名指ししていることが報道されてしまいました。

以上は、新型コロナウイルス(COVID-19)に対する検査体制のことですが、DIAMOND online 2020.2.27 5:10に野口悠紀雄氏(早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問)が

1人当たりGDPや労働生産性で追い抜かれた日本の行く末 ― 新しい経済成長の経路を探る

として、

・OECDデータの“衝撃”1人当たりGDPで韓国が上位に

 韓国だけではない。すでにイタリアに抜かれており、スペインにも抜かれそうだ。

・2000年代の初め頃、日本の1人当たりGDPはアメリカよりも高かった。それが、いまやこうした状態になっているというのは、ショッキング以外の何物でもない。

・労働生産性はトルコ、スロベニアにも抜かれる

・生産性の向上は喫緊の課題 金融緩和は問題を悪化させる

 日本経済の本当の問題は、人口減少でなく、1人当たりの生産性が低いことなのである。

 そしてこれは、金融緩和や財政拡大政策によっては解決できない問題だ。金融緩和は円安を進めることで、むしろ問題を悪化させる。

 日本の生産性を上昇させることに、真剣に取り組むことが必要だ。

と書いているのを読んでショックを受けました。

日本の現状は、韓国の後塵を拝している現実を謙虚に受け入れなければならないようです。

この最大要因は、日本では政界も経済界も迫りくる危機に対してスピードが欠けていることです。

数日前に死亡したジャック・ウェルチ氏(GE元会長 )が1980年代の半ばから「日本は、変革のスピードが極めて遅い」と語っていたことが思い出されます。


話は一転して、私個人のことです。

快調に走っています。

致知出版社から届いた月刊『致知』(4月号)では、私の『経営者を育てるアドラーの教え』が2か所で大きく紹介されました。

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プロ野球の某球団の監督が『経営者を育てるアドラーの教え』をお買い求めになったといういう情報も入っています。

『経営者を育てるアドラーの教え』が届くべき人に届きつつあるのがとてもうれしいです。

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