井内利彰

競馬に携わってます

メールありがとうございました

2009-06-27 | Weblog
昨夜。
PCに怪しげなメールアドレスから受信。
そうです、以前にも紹介したことのある「北の工作員」ことN厩務員からのメールです。

内容は実にまじめで「ブログ見たよ」ってことで北海道の2歳馬の情報を送ってきてくれたのです。
なんでも領家厩舎のビービースカット、岡田厩舎のショウナンカガリビのゲートが目立つとか。
きっと真実味たっぷりの情報だと思いますので、どうぞご参考ください。

ちなみにN厩務員の担当するレッドシャガーラが札幌11に出走しますが、久しぶりと長距離輸送が不安とのこと。
人気しそうなだけに馬券的には見切るべきかも知れませんが、応援はしますよ。

そしてN厩務員。
情報メール、どうもありがとうございました。
またよろしくお願い致します。

明日はいよいよ競馬予想TV!、G1回収率争いのトリを飾る宝塚記念。
番組の中で「市丸さんがメガワンダー無印なら本命にすればよかった」なんて言いましたが、回収率争いを考えて本命を決めたわけではありません。

前走から本当に良化しているからこそ、阪神芝2200mに最も適性の高い厩舎だからこそ◎にしました。
だから馬、ジョッキーともども頑張ってください。

そして最後になりましたが、市丸さんから生誕50周年を記念したマスを頂戴しました。
かわいい「丸にぃ」のロゴ入り、ありがとうございます。
明日はこのマスでおいしいお酒を飲みたいなあ。

今日もたっぷり2歳馬情報

2009-06-26 | Weblog
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先週はあまり時間がなかった白井調教師への取材ですが、今週はファイティングピサのゲート試験を見ながら、ゆっくりとお話しを聞きました。

本来なら今週函館入厩する予定だったスクーデリングピサとメイショウラリーですが、来週の金曜移動に変更。まだデビューまで1ヵ月ほど時間があるので、全く問題ないでしょう。

そしてファイティングピサのゲートですが、実にスムーズ。駐立もしっかりしていますし、出るまでも速いし、出てからも速いんです。
「牧場でもやってたから仕上がりが早いよ。小倉に使えるな」ということで具体的な日程はまだですが、この夏、小倉で暴れる可能性は十分あります。

続いては池江パパ。
ダノンパッションおめでとうございますと声を掛けると満面の笑み。
「うちの厩舎で1ヵ月も経たないうちに新馬に使った馬はあまり記憶にないなあ。でもそれだけ覚えが早いんだよ。追い切りをやっても反応もいいしね。ゲートは一完歩目が遅かったけど二の脚が速かったから問題なかったね」ととにかくご満悦な様子。

あくまで馬の様子を見てということですが、どうやら札幌2歳Sは使うことも十分視野に入っているようで、その時は武豊騎手も乗りに行くようですね。

しかしまだまだ池江パパ2歳は山盛り。
リンダヴァル、グランドチャペルがすでに入厩済み。
今朝も坂路を軽快に駆け上がっていましたが、個人的にはリンダヴァルが目立っています。
「新潟でも小倉でもどこでもデビューさせるぞ」とパパも意気揚々です。

そしてメルヴェイユドールはすでにグリーンウッド。来週入厩予定のようですね。

なおヴェラブランカについては来週のnetkeiba「トレセン取材班【今週のデビュー馬情報】 」で更新しますので、そちらをご覧ください。

またデビュー馬情報にはシンメイフジも掲載しました。
安田隆先生は「来週はあまり話題になる馬が少ないみたいで、うちのが人気になりそうだけどいいのかな?」なんて謙遜していましたが、正直、来週のメンバーなら抜けているような気がします。

あとはPOG関連で高い評価をしていたフィールドシャイン。
「ゲートが良くない」ということで当初の予定通りには事が運んでいません。
焦らずにやるということなので、ちょっと時間が掛かりそうですね。

今日はたっぷり2歳馬情報

2009-06-25 | Weblog
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橋口厩舎の現入厩2歳のデビュー予定があらかた決まりました。

キラウエア    7/11阪神芝1400m 小牧太騎手
ローザミスティカ 7/12阪神芝1800m 小牧太騎手
カレンナホホエミ 7/18小倉芝1000m 武豊騎手

キリシマスピードに関しては明日ゲート試験を受けるので、その結果次第での九州産限定への予定となると思います。

阪神最終週を予定している2頭ですが「追い切りで動かなければ使わない」と先生談なので、来週の追い切り次第では延期になる可能性も十分あります。

気になったのは新馬勝ちする馬に対してこのコメントが出てことがないこと。
初戦向きではない?
2歳向きではない?
いろんなことが考えられますが、とりあえずは来週で様子を見ましょう。

そして様子を見るまでもないのはカレンナホホエミ。
鞍上からの期待度はほぼ100%だと推測いただけると思います。
また先生は昨日の追い切りの動きにも満足されているようなので、各所POGで指名しておいて間違いはなかったようです。

続いて友道厩舎の2歳馬状況。

まず栗東に入厩しているのがラプリマステラ。
今朝は上村騎手を背にフローズンダイキリに1馬身ほど先行する形で坂路追い切りを行い、ラスト2F地点で並んだ馬体は最後までしっかりと併せた形で同入しました。
ゴール直前に馬体がぶつかるシーンもありましたが、怯むことなくしっかりと駆け上がっており、4F53.3秒は馬場の荒れ具合を考えれば上々です。

「この馬が追い切りをやる時に栗東に居ることがなかったので、今朝初めて速いところの動きを見たけどいいね。これなら」と先週までとはトーンが違います。
確かに動き自体はしっかりしていましたし、あと2週追い切ることができるんですから、初戦から走っても不思議ありません。
デビューは7/12阪神芝1800mでほぼ確定。乗り役は上村騎手です。

そして来週に母サクラフューチャー(サクラエルドール)、母サクラエンプレス(サクラルーセント)が栗東へ入厩予定。
今のところはゲート試験合格が目標で、その先のデビューについては調教の進み具合によるそうです。
後者はPOG取材時に好感触を得ていた馬だけに、この時期に入厩してくれることはありたがいと思います。

北海道組ですが、デルマアウレリアはゲートが少し問題ありそうなので今も練習中。
馬っぷりは良いそうなんですが、ちょっと落ち着きのなさがネックになっているようです。
そして明日にレオプライムが入厩予定だそうです。

大雨でした

2009-06-24 | Weblog
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昨晩からの雨の影響と調教開始当初から降り続く雨の影響で馬場は重い印象。
いつもDWで追い切るような馬は代用して芝追いという厩舎も多くありました。

ただそんな重い馬場の影響を受けていないと言ってもよいのがディープスカイ。
一頭も通っていないようなところを走っての4F51.9秒。
確かに速い時計は評価しないといけませんが、これより0.9秒遅かったアドマイヤフジの52.8秒の方が追い切った時の馬場状態を考えても価値は高いでしょうね。
しかもあれだけ余力を残して動けたのですから、この大一番にきて魅力ある一頭になりました。

そんなわけで坂路は本当に重くて久しぶりに時計がアテにならない馬場。
今週は全体の時計が遅くてもラスト1Fが12秒台でしっかり動けているような馬が評価できると思います。

今日は少しだけ2歳話

2009-06-19 | Weblog
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今朝は白井調教師に話を聞く時間が少しあったので、スクーデリアピサを中心に。
来週、函館へ旅立つのがスクーデリアピサとメイショウラリー。
そしてドリームセーリングは阪神で使う予定だそうです。

池江パパとはタイミングがズレて話が聞けず。
あと安達調教師からは母ブリトンがもうすぐ入厩できそうという話を聞けました。
本当に順調に調教が進んでいるようなので、netkeibaPOGに指名しとくべきだったかもと後悔をしております。
しかし今年はP-1グランプリにも登録してみようと思うので、そちらの方には母ブリトンは指名します。

あとは佐々木厩舎のルクソールシチー。
僕自身は全く無警戒だったんですが、先生も山田助手も「先々走る」の太鼓判。どうもトモの甘い印象があるんですが、おふたりがそうおっしゃるんですから、走る雰囲気はあります。

来週ゲート試験を受けて、合格すれば一旦放牧することになるでしょう。
帰ってきたらええ馬になってるかも知れません。

同厩ウインベルカントは今週速いところをやってフォームを見たんですが、ちょっと投げ出すような走り方なので、善戦はするけど決め手に欠けるような馬になりそうな…。
ちなみに月末に函館へ旅立って札幌でデビューの予定です。

悩んでいます

2009-06-18 | Weblog
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①シャイニーハンター
②ダノンパッション
③トゥザグローリー
④カレンナホホエミ
⑤リディル
⑥ツルマルジュピター
⑦アドマイヤプリンス
⑧ラプリマステラ
⑨シンメイフジ
⑩アドマイヤブレーク

むちゃくちゃ迷った結果、netkeibaで参加するPOG指名予定の10頭です。
⑩に関しては以前もお伝えしたように、デビューが微妙なだけに先生の話次第ではアドマイヤリイチに差し替える予定。

⑥⑨あたりは各社から書かせていただいたPOG原稿では指名していないところですが、やっぱり現場で追い切りを見ていると、どうしても押さえたくなる馬。

特に⑥はすでに腹回りに余裕がないので、初戦で終了してしまう可能性があるかも知れませんが、今朝のCWは文句なし、坂路で50秒を出せるマンハッタンカフェ産駒が1勝で終わるとも思えなかったので指名に至りました。

⑧は今朝の追い切りを見ると決して悪くありませんが、初戦から動けるかどうかは分かりません。それでも友道調教師のトーンを信じて最終指名まで残しました。

スクーデリアピサに関しては競馬王POGで高い評価をしていただけに、どうして指名しないの?と思われるかも知れないんですが、早くから入厩している割には攻めが目立っていないんです。
白井調教師からそのあたり詳細は明日聞こうと思っているんですが、現状では高い評価ができず…。

ヴェラブランカに関しても同じで、攻めの動きが見劣ります。
その代わりに指名したのが②だということでご理解のほどを。

実は⑤はフィールドシャインと決めていたんですが、今朝橋口調教師の大山話を聞いて、急遽エリモピクシーの仔を入れました。
順調に成長していて、最低でも9月阪神にはデビューさせるということですから、この馬あたりでデイリー杯2歳Sが狙えそうな予感、と思いました。

2歳もいい動き

2009-06-17 | Weblog
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今週はマーメイドSに調教に注目すべきところですが、朝から胸わくな動きをしてくれたのがダノンパッション。
武豊騎手が跨ってCWでヴェラブランカとの併せ馬。
外を回っただけに最後は止まるとか思ったところをラストまできっちり12.0秒。
やっぱりこの馬、動きます。
たぶんPOGの指名には入れることになるでしょう。

指名までは至らなくても動きが目立ったのはマイネルカリバーン。
開幕週デビューですが、週を追うごとに動きは良化。
思ってたよりも動けるかも知れません。

あと2週目予定のツルマルジャパンは明日が追い切りだそうですから、その動きもじっくり見極めたいと思っています。

2歳ではありませんが、3歳未出走で良い動きがアウサンガテ。
今朝はバージンフォレストとの併せ馬でしたが、首をしっかり使った動きはインティライミそっくり。
来週もこの感じで動ければ、3週目の芝1600mはいきなり勝負ですね。

POG指名馬

2009-06-16 | Weblog
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どうやらアマゾンでの販売冊数も残り少なくなっているようです。
もし購入をお考えの方はお早目にどうぞ。

さて今週から新馬戦ですね。
僕も参加しているのが、昔からの仲間内のPOGがあります。
以前は5頭くらい指名して、全く走らない(スペランツァを指名したあの頃が懐かしい)なんてのはザラでしたが、今はドラフトに参加できないこともあって指名は1頭だけにしています。

今年も1頭指名すると思いますが、その1頭は競馬総合チャンネルの「POGで勝つなら関西でしょ!」の中に大々的に取り上げた橋口厩舎のアノ馬になると思います。
指名理由は本文に書いている通りですし、順調なら9月入厩、10月後半の京都開催でデビューできるはずです。

あと先週の追い切りを見て、急遽指名したくなったのはツルマルジュピター。
これだけ攻め馬で走ると逆に怖いんですが、もし重賞連勝なんてことになったら「やっぱり攻め馬走る馬は競馬も走るなあ」なんてことになりかねません。
とてもクラシック候補とは思えませんが、朝日杯FSまでは十分に楽しめそうですから。

先ほどnetkeibaの指名馬ランキングを見るとヴェラブランカがトップになっていましたが、やっぱり僕はダノンパッション。
あとは池江パパを信じてのトゥザグローリーですね。

最終的なnetkeibaでの指名馬は木曜のブログに明記させていただくことにします。


最新2歳馬情報

2009-06-12 | Weblog
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トレセンから帰ってくるとここでは表記できないようなメールアドレスからの受信。
「なんやこれ」って思って、よくメールアドレスを見直したら見憶えのある文字。
昨日のブログを読んでくれたN厩務員からのメールだったんです。

ほんと丁寧にありがとうございました。
また進捗があれば教えていただけるとのことでしたので、お待ちしております。

今朝は週末の予想に関する取材もたくさんやったんですが、先日の交流会で「POG情報を」という声が多かったので、そのあたりを考慮した取材もしてきました。

まずは友道厩舎です。
先生が今週北海道に行っていたということで、最新牧場情報も交えて。

「やっぱり気難しいみたい」とトーンが下がったのはアドマイヤブレーク。
「プロスの比にならないくらい雰囲気はあるんだけど」と前置きした上で「この感じなら早くて秋後半に連れて来れるくらい」とのこと。

なので個人的にnetkeibaでのPOGでは、この馬のために一枠余裕を設けておいて、その動向次第で他を入れる感じにしようと思います。

逆にトーンが上がったのはアドマイヤリイチ。
「重い感じだったから時間が掛かると思ったけど、ここに来て素軽くなった」ということで9月入厩もありそうです。

即戦力でお探しならアドマイヤジュノー、アドマイヤジャガーとは先生談。
北でゲート試験を受けて合格すればデビューするようです。
でも僕的にはやっぱりおすすめではありません。

それなら池江パパのダノンパッション。
ヴェラブランカの動きがあまり目立っていなかったことは先日も書きましたが、それはダノンパッションが良く見えたから。
これに関しては先生も全く同じ見解で「ダノンは楽しみだよね」とここにきて先生のトーンも急上昇。
「来週また併せるけど、ダノンの動きが良かったらこっちを開幕週に使うか」なんて上機嫌の冗談も出たくらい。

僕が「走りそうですね」って言ったら「違う。走る、やろ」と訂正されました。
推測ではなく、断定なんですね。失礼しました。
たぶん最終週芝1800mになるでしょうね。

あとリルダヴァルと母チャペルコンサートは来週入厩予定とのことでした。

あと佐々木厩舎ではウインベルカントが結構良さそう。
あの頭の低い走りは個人的に好きな走り方です。

そろそろ北海道シーズン

2009-06-11 | Weblog
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昨日あたりから各厩舎とも北海道組が旅立つ時期になってきました。
佐々木厩舎でも若手ふたりが意気揚揚と北の大地へ向かっていきました。
確かTシャツには「俺は自由だ!!」という手書きの文字が書いてありましたが、どういう意味なんでしょうか?

そんな訳の分らんことはさておき、すでに北で滞在している当ブログ読者、N厩務員。
この内容を読んでいれば、またそちらの情報をメールでお願いしますね、お待ちしております。

そんなわけで来週あたりからは更に栗東の厩務員も少なくなってくると思いますが、この時期が来るともうひとつの「そろそろ」なのが新馬戦。

今朝は開幕週の阪神芝1600mを福永騎手で予定しているエーシンテュポーンが本馬場で追い切り。
その内容ですが、結論から言えば不満。

3歳馬が相手、しかも追走して外を回したと言っても馬場の内目でしたし、未出走の相手。
追ってからの反応が良いのかと思ったんですが、あまり伸びるような格好はなく、結局追いかけた分だけ遅れた形でした。