答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

ゆずサイダー(北川村ゆず王国)

2011年11月30日 | 北川村

小島バイパス工事の中間検査だった昨日。

検査が終わったのがちょうど3時ごろ。缶コーヒーやらジュースやらが入ったクーラーボックスを持ってきたマー君が、「何か飲みませんか?」と私に訊ねるのだが、あいにく私はコーヒーが飲めない人であって、おまけに甘い清涼飲料とかコーラの類いもめったにやらないのである。

「茶はないか?茶」。

そんな私にマー君がくれたのは、

 

 

ゆずサイダー

  はちみつ入りのおいしいゆずサイダーです。

  ゆずの香りが口中に”シュワ”っと広がります。

       (ゆず王国オンラインショップより

北川村ゆず王国」の主力商品である。

 

「やっぱ、こいつはいけるなあ」と飲み干すと、

「ごっくん馬路村のほうがウマイっすよ」。

我が村でつくるサイダーより、隣り村の大ヒット商品を持ち上げるマー君はしかし、れっきとした村人である。

「好みよ、好み」と答えた私。

町内会的」(※)に正しいのは、「甘い」といわれようと「ゆずサイダー」であるし、「うすい」といわれようと「いごっそラーメン」。

そして「面白みがない」といわれようと「中岡慎太郎」であるし、「マネの庭」といわれようと「北川村モネの庭」であって、つまるところは「好み」なのである。

ついでに、「下手くそ」といわれようと「北川村やまなみ太鼓」を付け加えると、そこまで行けば「町内会的」にも首をかしげられ、牽強付会(けんきょうふかい)だと誹(そし)りを受けかねないので、ここらでオシマイにしておくが、マー君よ。

「非合理性を受け入れるのは町内会でしかない」こともまた、心にきざんでおいたほうが良いのだと、オジさんは思うのだよ。

 

 

(※)非合理性を受け入れるのは町内会でしかない(桃知利男)

それは、経済を全てだとする心象(合理性)から始まっているのであって、「交換の原理」は社会(町内会とあたしが呼んでいるもの)という非合理性の厚みを奪い去っている。

たしかに経済は合理性を求めるけれど、人間は合理性だけでは生きてはいけない。かならず非合理性、不合理性をもって生きている。

その不合理性の引受先は社会(町内会)でしかなく、経済ではない。しかし社会に経済原理を持ち込む心象を(あたしたちは)もってしまったことで、地方は「帰る処」ではなくなってしまっているし、地方も「帰る処」という機能を失なっていることで疲弊のスパイラルから抜け出せない。

開発主義の終焉と公共事業という産業』より


 

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