ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

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空瓶

2022-12-09 10:24:25 | 日記・エッセイ・コラム

ひとつ前のブログの話題の続きで、今日は空瓶です。

今回頂いた菊石大吟醸は飲むのが楽しみなお酒ですが、飲んだ後の空瓶は捨てないで残しておこうと思っております。

実は、自宅には、そのような感じで、捨てられない空瓶が数本あります。

それは、私が40歳の時に飲んだ1957年(私の生まれた年)のヴィンテージワインのボトルや贈り物として頂いた貴重なワインのボトルなどで、空瓶でも、自分にとっては記念品的な存在だからです。

そのような空瓶の価値は、自分だけの価値であって、自分では中々捨てられません。

また、それとは別に、ボトルデザインが気に入っている空瓶も中々捨てられません。

先日、空瓶回収の日に、妻に捨てられそうになったものに、ブラントン ゴールド エディションの空瓶と箱があります。その際に、ネット検索で調べて、それに値段が付いている事を知って、廃棄を免れました。

その際に、同じく捨てないで残してあった軽井沢17年というウィスキーの空瓶も調べてみました。すると、何と!空なのに新品で買った時よりも高額な値段が付いておりました。それは10年ほど前に飲んでしまったのですが、それほど記憶に残っていないものでした。現在、国産ウィスキーの人気が高い事は知っておりましたが、何となくバブリーな感じがします。

上の写真が、その空瓶です。そのボトルキャップが水晶球のような感じがして気に入っておりました。

昨日、朝のNHKニュースで、北海道の利尻島でウィスキー生産が始まっている、という話題が紹介されておりました。それはアイラ島に気候風土が似ているからだそうです。また、今は南の沖縄にもウィスキーがあるそうです。南の島のウィスキーの味、気になります。現在の日本では北にも南にも、もちろん、北陸にもウィスキーがあります。

ただ、北陸唯一のウィスキー蒸留所のサンシャインウイスキープレミアムはお気に入りなのですが、その味に比べてボトルデザインがチープなので、その空瓶は捨てております。

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「菊石」

2022-12-06 11:26:05 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日、日曜日休業で、自宅でくつろいでいると、宅急便でお歳暮が届きました。送り主は常連さんのDさんからでした。ありがとうございます。

届いたのは、愛知県豊田市の地酒「菊石」でした。

私は、最初、「菊」の字を見て、地元のお酒「菊姫」だと勘違いしてしまったのですが、中身は菊石大吟醸と菊石純米吟醸のセットでした。非常にうれしく思いました。

私は、5月のめまい以降、夏頃はほとんど断酒状態だったのですが、体調の回復と共に、最近では再度、飲酒の習慣が戻りつつある状態です。お酒のお歳暮は大歓迎でした。

過去には、東京に住んでいた頃のお酒好きの友人から、石の名前が付いたワインが贈られて来た事もあって、石好きの私にとってはこの上ない幸せな気持ちになったことがありました。

それは、「石の華」の10周年のお祝いとして頂いたものでした。そのワインは、既に飲んでしまいましたが、その空瓶は、捨てられずに残してあります。

それで、思い出しました。確か、その時に、石の名前の付くお酒を調べた事があったのです。

実は、「菊石」という名前のお酒がある事を知ったのは、私の方で、以前、Dさんとそのような話をした事がありました。その「菊石」そのものが贈られてきたのです。うれしい限りです。

「石の華」にとっては、そのような名前のお酒は、非常に重要です。とっておきの日に飲んでみたいと思っております。

今日のブログの写真は、店内にある猿投山の天然記念物「菊石」(球状花崗岩)です。何となく同心円状のようにも見えます。

さて、お酒「菊石」はどんな味がするのでしょうか?非常に楽しみです。

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シュンガイト

2022-12-02 11:11:49 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「シュンガイト」です。(このブログでは過去に「フラーレン」2012.05.25、「電子顕微鏡」2014.02.07でシュンガイトが登場しております。)

今朝は、4時過ぎに起きて、サッカー・ワールドカップ日本対スペイン戦を見ました。日本の奇跡的勝利には感動しましたが、勝負は本当に紙一重という事を強く感じてしまいました。

さて、サッカーと言えば、サッカーボール、それはフラーレンC60、鉱物的にはシュンガイトです。

上の写真はカレリア産のシュンガイトです。

このシュンガイトは謎の多い鉱物です。それは、天然のフラーレンからできているそうですが、どうもその成因は良く分かっていないようです。以前、隕石由来説もありましたが、その後、真相は良く分かっていないようです。

また、以前は、その産地がロシア連邦のカレリア共和国としておりましたが、現在カレリア地方はフィンランドになっており、過去の戦争でたびたび領有権が変わったという歴史的な変遷がある地域のようです。

先日、TVのBS1スペシャルで「翻弄される国境の町〜フィンランド・カレリア地方〜」というドキュメンタリー番組を見ましたが、ロシアと国境を接する国ならではの不条理を知ってしまいました。

このシュンガイト、最近、カレリア以外のものも流通しているようです。私は、黄鉄鉱の結晶が付いているものを見ました。本当でしょうか?

さらに、調べてみると、何と!国産のシュンガイトも発見されているという記述もありました。何でもありです。

その真相は謎のままですが、謎多きシュンガイト、フラーレンに関係する気になる鉱物には違いありません。

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