気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

ブダペストのワーグナー・フェスティバルでリング4部作を

2017-06-21 19:27:25 | 音楽
久しぶりの奈良の朝、猛烈な雨で起こされましたが、眠い。
今日は夏至なのに・・・
昨日11時過ぎにハンガリーのブダペストから戻ったのですが、
月曜日朝に現地を立つ予定でしたので、火曜日ならと・・・
(7時間の時差があることは頭では分かっていたはずなのに?)
一月前に、この昼1時過ぎからのお稽古を決めておりました。
戻るや、大急ぎで準備に、お軸、香合、庭から花を、そして

菓子は出かける前日に作った「水無月」とお土産のチョコレート

ところが、着物を身に付ける段で小物が一つだけ見つかりません。
持って行ったスーツケースにはあったはず・・・
相方も広げたスーツケース二つで、部屋の中はいっそう乱雑に。
(片付ける人は、私ですよね)
大慌てで出かけたお稽古でしたが、真摯に学んでいただける姿に
より気持ちを引き締められました。
でも家に帰るなり、ばったり・・・片付けなくてはね。

ハンガリーのブダペストへの旅の目的は音楽と美術鑑賞で、
ワーグナーのニーベルングの指環4部作を四日間で鑑賞出来る
フェスティバルがないかと探していた相方が見つけ出したのは
ブダペストで6月に開催されるワーグナー・フェスティバルで、
監督・指揮はアダム・フィッシャーで指輪を振らせば一人者、
昨年の4月末に検索すると2016年分は満席、2017年分もすでに
4月過ぎからこのフェスのネット予約が始まっており、お値段は
一人当たり4日間で一席68700HFt(ハンガリーフォリント)約3万円弱で、

昨年秋のウィーン国立歌劇場日本公演「ワルキューレ」は指揮も
同じアダム・フィッシャーさんでS席は68000円と高額でした。
まあ新しい芸術宮殿でのコンサートホールでのオペラだし、
ヨーロッパ情勢が悪ったら行けなくてもという軽いのりで
前方の中あたりをプチッと。スミマセン
 
*ブダペストのオペラ座の日本語での案内(水・土3時と4時)に
 参加した時、こんなに安い理由が語られました・・・
 ハンガリーの文化団体は公的補助金依存率が高いからなんです。

15日の初日は、序夜「ラインの黄金」18時からですので、

5時には着物を着て2番のトラムに乗り15分ほどで
 
芸術宮殿へ到着。
 
開演前のホールで、4階の天井桟敷までいっぱいに

二階席の右前方でじっと客席を見つめる方が・・・
多分アダム・フィッシャーさんでしょうか

ホールの玄関先で開演10分前の響きが

舞台は、一段高い前方舞台と中階段での2階舞台で構成され
12枚の硝子様衝立が立てられています。

ピット内は、リングは通常は108名の大編成ですが、
やや少ないようですがギュウギュウ、ハープは2台・・・

始まりました、白い硝子様衝立に映像が・・・そして、
透き通ったりし、また一部は回転して出てこられます。
バレエの演技と映像と主役の歌手の自由な演技と表現力の
素晴らしさに感動しっぱなしでした。
ヴァルハラ城への神々の入城の音楽で、フィナーレです。
ブラボーの声があちこちから飛び交い響きます。
最後に登場したマエストロ、アダム・フィッシャーで最高潮
 
休憩なしの2時間45分?で終演に。
どんな舞台になるか不安でしたが、満足そのもの
後3日間が楽しみで、ホテルへと
10時前には到着すると、鎖橋の夜景にも癒されました。

なおアダム・フィッシャーさんは現政権に批判的だそうで
政府はあまり予算を出さないらしく、今後の行方はと
HPを見ると、2018年はリング4部作は???

最新の画像もっと見る

コメントを投稿