気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

お軸は『彩鳳舞丹霄』に

2016-01-15 10:11:09 | しつらえ
朝から雲一つない晴天です。
初釜も明日、明後日の二日と続けてなんですが、
良いお天気になりそうです。
でもお料理の仕込みもあり、
忙しい・・・
これもこれで、楽しいのですが、
お軸を決めました。

『 彩鳳舞丹霄 』
書は大徳寺孤篷庵住職 小 堀 卓 厳(たくがん)

「さいほうたんしょうにまう」 
*典拠は、「五家正宗賛」からで、
 五色(黒、白、赤、青、黄色)の羽毛を持つ
 一双の鳳凰が
 澄みきっている大空を舞っており、
 なんとおめでたいことでしょうか。

禅語では朝焼け・夕焼けなどの
赤い空とされておりますが、
何色に見られるのでしょうか。

寒中の庭では、紅白の菊がまだ咲いております。
 

また天津乙女椿も蕾が膨らみ始めました。

今年は本当に早いです。
『古今集』雑上・872、僧正遍昭(12番)に、
「天津風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ」
(あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ 
      をとめのすがた しばしとどめん)

小正月にふさわしく、
鳳凰の舞と美しい天女の舞を感じて下さいね。

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