哀愁のエピキュリアン

草臥れ儲けな 奮戦記。

ああ今日も行く!

ハヤブサの幼鳥

2021年09月26日 | ハヤブサ

 

撮影者同士の人混みが嫌でハヤブサと少し離れていたが

人の出はもう減ってきたのではないかと予測。

営巣地の状況確認と、そこでハヤブサが居れば撮影をしようと思って

現地に出かけた。4月以来だから約5か月ぶりだ。

到着は13時ころ、人は全くいない。

崖にとまっているハヤブサ一羽がすぐに確認できて。さっそく撮影を始める。

 

この後、そこからハヤブサが飛び立つのをひたすら待つ事になった。

赤丸部分にハヤブサがとまっている。

待つこと4時間やっとハヤブサは崖から飛び出してくれた。

飛び出しの瞬間のシャッターのタイミングは合ったものの

映像を確認するとピントが合っていなかった。

しばらくぶりだったのに間が悪いときはこんなもの、というか技術不足の結果か。

今の私の技術では数を撮って良い写真を当てるしか方法が無い。

一回だけの飛び出しでは厳しいね。 それも4時間近く待っての一回。

今後が思いやられる。

 

今回のブログに飛び出しは載せられずに残念。

 

5月連休には県外者も含めて30人以上のカメラマンが

この場で並んで撮っていたのに。。

今日は一人もいない、有難いのだが拍子抜けする静かさだ。

私の車一台だけが静かに佇んでいる。

 

ヒナの巣立ちが終わったので興味も失ったのだろう。

誰もハヤブサ撮りに来ない。

 

静かなのでゆったりと撮影が出来た。何か独り占めしているようで嬉しい。

ゆったりと言ってもいつでもシャッターボタンを

押せる姿勢でいなくてはならないので基本立ちっぱなし。

 

結果は失敗写真だったが満足感はある。

本来ならネイチャーフォトは一人で自然と戯れる感覚で撮るもの、

30人以上の人が一斉にシャッターを切っているなど普通でない。

余りに軋轢を感じるところでの撮影はしたくない。

 

いまの状況なら営巣地に近いという地の利を生かして

一年を通じて撮影に来ようという気になる。

 

 

ファインダーで確認できたハヤブサは今年生まれの幼鳥のようだ。

ヒナは4羽巣立っているはずだが現在ここに居るのは

この個体だけだけなのか。。

 

明日以降も観察していきたい。

何となく幼い顔で可愛いい。精悍さはまだ出ていない。

今後親との違いが判る写真が撮れるといい。

 

 

最近の芝生

芝もすっかり定着、今年は際刈りを行わないで来年までこのまま。

 

 

 

鳥撮りとは関係が無いのですが

今年はひばりさんの三十三回忌 。

早いもので亡くなられてもう30年も経つ。

美空ひばりさんと言えば私には「乱れ髪」

乱れ髪の歌碑は塩屋岬(福島県いわき市小名浜)に立つ。

美空ひばりさんが、病をおして歌い上げた晩年の名曲である。

 船村徹、星野哲郎にとっても代表作品と云っても良い秀逸な作品だ。

 

10年ほど前に、日野正平さんがこころ旅(HNK BS)で

東日本大震災の後のこの塩屋岬を訪れていたことを脈絡もなく思いだした。

寂れた海岸線や漁村・小さな漁港・飄々と立つ岬の灯台には哀愁を感じ

ここには必ず訪れたいと思っている、海岸フェチの私だ。 

普段あまり演歌は聞かない私だが、この歌は別格。

 

 

 

それでは又。

 

再見!


夜景2

2021年09月25日 | 風景

 

 

前回の夜景写真

 

標準レンズで工夫もなく撮っているので

硬い写真になっている。

 

 

前回のブログの「夜景」をアップしているときに

花の背景を綺麗に玉ボケさせた写真を撮っている

yokoさんの写真を思い出した。

 

そこで次の撮影は玉ボケで撮りたいとおもっていた。

 

 

今回撮った曲がりなりにも玉ボケが出ているポートレート。

玉ボケは出ているがモデルさんの顔の表情が撮れていなく残念だ

外側の玉ボケが口径食(こうけいしょく)でレモン型になっている

 

現地そのままの環境でモデルさんの表情を出そうとすると、

露出オーバーになってしまう。手前からの光源が必要だ。

次回にはその辺のテクニックを覚えて撮ってみよう

撮影テクニックは難しい、撮りながら映り具合を確認している。

ミラーレスカメラなのでモニターに映っているそのままが現像されるのだから

確認しなくてもいいんですけどね。

 

 

Sony F1.4 85(SEL85F14GM) の単焦点レンズ

 

次回迄の課題

 

 

無理に露出オーバーで撮ると画面が荒れる。

折角のモデルさんが。。

 

 

学校帰りの学生さん

 

 

噴水の中を走っていた。

 

 

 

 

学校帰りのJK(女子高生)さん。

気持ちよく撮影を許可してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の状態の噴水をスローシャッターで撮ってみた。

 

 

月をバックに入れたかったが時間的に無理であった。

 

 

玉ボケの撮り方は何となくわかった。

次回はモデルさんの表情が綺麗に出るように撮ってみたい。

 

 

撮影後久しぶりになじみのスナックへ飲みに行った。

電話連絡で待ち合わせ。外で呑むのは何か月ぶりだろうか。

久しぶりなので遅くまで盛り上がって歌った。

 

 

 

それでは又。

次回迄 再見!

 

 

 


健康管理

2021年09月24日 | 雑感

 

 

先週の17日金曜日、咳が出ていて登園出来ないという事で

2歳になる孫を我が家で預かった。

息子は共稼ぎなので孫を保育園に預けられないと

自宅では面倒を見ることができない。

そこで手の空いているこちらの出番になる。

(手が空いているなどというと女房殿に失礼な!と叱られる)

詫びに少し、否、随分若く随分可愛らしく描きました。

 

保育園は集団生活なので感染症の対策は難しい。

今はコロナの問題があるので

病気全てに慎重な対策をとっているようだ。

 

なので少し咳をしているだけでも登園してはいけないらしい。

 

孫が帰ってから三日ほど経ったが私も喉が痛くなってきた。

孫の親つまり私の息子も咳をしだして体調不良になっている。

コロナのことがあるので保育園の感染症の事を息子に確認したら

流行っているのはウイルス性の夏風邪との事。

少し安心した。

 

私と女房のワクチン接種は2回目も終えているので少し安心感がある

しかし気を付けるに越したことはない。

 

今朝の私の体温は35.6度で取り敢えずセーフであった。

 

 

このところ都内では入院受け入れ先のベッドが足りないと言われており

軽症者は自宅療養させられている状況だ。

私の住んでいるところはまだベッドに空きがあるので大丈夫。

しかし自己防衛としてこれからを考え

治療薬のイベルメクチンを家族分確保をした。

 

インドで爆発的なデルタ株の感染が起き

マスコミで連日大きく報道されたコロナだが

その後の報道ではマスコミのニュースに出てこない。

そこでネットで調べたみたら

インドでは感染は下火になっていた。

(その辺の事情は下記イベルメクチンの投与に記している)

その要因はコロナの対応薬とされている

イベルメクチンの投与が効いたかららしい。

この大切な事実が報道されないのは何か不都合な真実でもあるのか。

 

私は医療業務に関係もしていないし

病気一般の知識も有るわけでもないので

これ以上コロナについて書く事は控えるが

肺炎風邪コロナの情報はネットで広く集める事が大切と思う。

それが出来ればインドの問題も含めて

より客観的な判断ができるようになるだろう。

 

 

今回のように病床数が足りなくなるようでは

自己防衛を考えなくてはいけない。

 

 

 

苦を福に変えるのは自分自身

 

 

お金だけが福ではない。健康が一番大切かも。

 

沢山の情報の中でマスコミの情報だけが情報では無い

冷静に客観的データーを見て、取捨の選択をしたいものだ。

個人のブログでも見識の高いブログもある。大いに参考にしたい。

 

ワクチンは副作用が有るという事で接種しない人もいる。

科学的に根拠のある判断をしてもらいたいものだ。

 

 

最後に今日は孫娘よりのご挨拶。

訪問。。

 

敬語がまだ使えませんがお許しを。

 

それでは又、再見!

 

 

 


中秋の名月

2021年09月22日 | 風景

 

昨日9月20日、車のラジオを付けた時に21日が中秋の名月だと知った。

そこで今日は月の出から観察しようと会社を少し早く退社して家へ帰って来た。

 

家の前から東の空を見上げたがまだお月様は顔を出していない。

TVをつけて、地元夕方の情報番組を見ると6時15分が月の出と言っていた。

 

それから20分遅れで月の出が始まった。

我が家の東の空、志賀高原の山からの月出。

 

実際の月齢とずれて満月にならない年もあるようだが

今年はピッタリの満月であった

 

 

 

 

 

20分ほどで全体が顔を出した。

 

旧暦の八月十五日が本来の十五夜だそうだ。

旧暦の一月十五日から数えて八回目の十五日が中秋となるらしい。

 

 

秋はお月見をするのに、月がちょうどよい目線の高さだというのも

風習の要因になったのだとか。

 

中秋の名月を讃えた短歌。

月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月

 

この歌の中、月は八回出て来る、先ほどの八回と一致する。

上手くできている短歌なのだ。感心する。

 

 

 

 

十五夜お月さん。

 

 

現在の十五夜の風習としては、ススキを飾り、

月を見ながら団子を食べるのが一般的。

 

鳥は関係なかったかな。w

 

 

ところで。。

花札の満月はどんな意味が有るんだろう

調べてみたら8月で八を意味するんだそう。

しかし満月ではなく芒(ススキ)がメインなのだそうです。

正式な読み方は 芒(ススキ)に月

 

札(フダ)の黒い山の部分の筋は芒を表しているのだそう。

それを知らない私は単なる線と思い描いている。

となると書き方は違ってきますね。

(私が書いた花札は単なる黒い線。)

 

 

 

本物の花札の画は、芒(ススキ)に月

よく見ると芒です。なるほど納得。

 

郷土の作曲家。    中山晋平先生の作曲

         野口雨情 作詞

 

雨降りお月さん

 

雨降りお月さん 雲の蔭
お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
ひとりで傘(からかさ) さしてゆく
傘ないときゃ 誰とゆく
シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた
お馬にゆられて 濡れてゆく

 

いそがにゃお馬よ 夜が明ける
手綱の下から ちょいと見たりゃ
お袖でお顔を 隠してる
お袖は濡れても 干しゃ乾く
雨降りお月さん 雲の蔭
お馬にゆられて 濡れてゆく

 

 

 

お月様と雨それと嫁入りがどこで結びつくのだろう。

発想が凄いさすが大正浪漫。

 

 

蛇足ながら、イギリス、シェークスピアの喜劇12夜は

クリスマスから数えて12日後、1月6日に上演されるので

12夜と言われるらしい。

内容は別として日本文化とは違う、呼び名に何か情緒が感じられない。

お月様とは関係ないようです。

 

 

 

花鳥風月をめでる日本の文化は改めて素晴らしいと

感じた夜でした。

 

 

名月や 居間の窓 開け放し  ボヘミアン

 

 

それでは次回迄  名月再見!


クマタカ

2021年09月20日 | 野鳥

 

 

 

 

9月20日朝、目が覚めたら8時半 ピリッとしないまま朝のコーヒーブレーク。

 

ブラックを飲みながら甘味としてラムレーズンを食べる。最近のスタイル。

ラムレーズンを作ってから一年がたち味はマイルドな仕上がりになってきた

 

 

ワンは定位置に鎮座して朝からゆったり。いつも通りカメラには目線を合わせない

 

 

 

 

はいはい。分かったよ。じゃあな!ってことで

今日はクマタカに目標を定めて鳥撮りに出動。

 

 

 

現地に到着。カメラを構えて待つこと一時間、やっと翔んできた。

秋の高い空に舞っている。

 

雲が背景では映えないのでコバルトの空が背景になるまで撮影を我慢。

 

 

 

雲と青空とタカを一緒に撮ると立体的な画になる。

狙った通りのショットが撮れた。

少し遠いがクマタカは普段から高い空を飛んでいるので

このショットでもまだ近い方だ。

 

 

 

 

 

 

広葉樹林帯に生息して優雅に舞っている。こんなに高い位置から

ネズミ類からタヌキ、ヤマドリなどの動物を捕食する。

 

 

 

 

 

 

 

おおきいな

 

 

3時間粘ったがこの後クマタカは来そうもないのでこれで撤収。

中国南部からヒマラヤ迄分布している。

 

 

それではまた次回迄。

 

再見!

 

 

 

 

 


 タカ柱 ルリタテハ

2021年09月20日 | 

 

 

9月19日朝から快晴だ、タカ渡りを撮るには絶好の日和 

観察スポットへ行ってきた。

現地到着時には10人くらいの方が陣取っており

中には神奈川県相模原から来られた方もいてビックリ。

こんな片田舎の場所の情報も全国へ流れるんですね。

 

 

当日地元野鳥の会の観察会が開かれたようで、参加者も次第に増えて

総勢では40人くらいになった。

さすが野鳥の会の集まりだ、観察のベテランの方が

双眼鏡を覗きながらサシバ・ツミ・クマタカなどをテキパキと説明している。

 

私は部外者なのだがその説明する声に聞き耳を立て

チャッカリ参考にしていた。

参加費も払わないのにすみませんでした。

 

コインを手の中で振ってお金をカチャカチャさせて

説明する声の代金とさせていただきました。

音には音の代金です。

何か落語のサゲに有ったような。。。

 

 

各ゝ昼食を取り午後1時半くらいまで観察され、

その後皆さん満足気に解散されていた。

女性の参加者が多かったです。

 

 

 

 

私は友人を誘っての個人でのタカ撮り。

 

到着してすぐに大きなタカの群れが上空を旋回しながら現れた。

タカ柱だ。

ハチクマが中心の群れ 群れが大きすぎて全体が画角に入りきらない

 

 

 

 

こんなに大きなタカ柱を初めてみた。迫力がある。

ヒッチコックの「鳥」を思い出した。

上空の空気の流れがタカを通して感じられる。

 

猛禽類がこれだけ集まる処はめったに見られない。

観察者からも歓声が上がっていた。

 

大空のタカ達にも聞こえていたに違いない。

元気つけられたかなタカさん達。

 

 

 

 

タカ撮りが一段落した中で木陰にルリタテハを発見

 

一頭で近くのクヌギの樹液を吸いに来たんだろう。

 

 

今では珍しい蝶、枝がかぶっていたが贅沢は言っていられない。

急いでシャッターを切った。

 

午後2時ごろ撮影を終え友人宅で一杯。

おつまみのお礼に泡盛を贈呈

明るい太陽のもと汗をかき満足な一日だったのでビールが美味かった。

 

 

それでは皆さん再見!

 


夜景

2021年09月18日 | 風景

 

 

 

 

善光寺さんの公園の噴水が

週末に、18時~20時までライトアップされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

電車に乗って噴水のライトアップを見に来ていた可愛い女子高生

当然ですが夜間のために可愛い顔は写らず。残念ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白いシースルードレスのモデルさん。

噴水の中まで入って頑張っていた。

ドレスが濡れて肌が見えて綺麗でした。

 

 

 

 

幻想的 この女性は物おじせずに噴水の中へ

濡れている女性は色っぽかったです。

 

念のため、他のカメラマンの連れの女性です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜景撮りは経験不足で映り具合がイメージできない。

なので枚数を多く撮りその中から選んでアップしてみた。

NDフィルターが欲しい。

今までは野鳥撮りがメインだったのでポートレートやスナップの撮り方は勝手が違う

楽しかったけれど又勉強。

 

再見!


ハチクマ

2021年09月17日 | 野鳥

 

 

 

 

9月16日の朝、空を見上げると曇り空だったが

天気予報では天候は回復基調

 

会社へ出勤した後一時間だけタカの渡を撮りに行ってみた。

 

少し遠目であったがハチクマの渡姿が撮れた。

どこかコンドルに似ている、いやコンドルがハチクマに似ている。

今日はハチクマに敬意を表しておこう。

 

 

日本の何処から渡ってきたのだろうか

これから目的地に向かって一万キロ以上にわたり飛翔する。

 

遠く五島列島福江島、中国大陸、インドシナ半島を経由してインドネシアまで。

 

 

 

 

二羽で飛んでいたが親子なのだろうか。

 

 

日本へ渡来したハチクマの個体のほとんど全てが

この秋に通過していくのが、五島列島の福江島

 

鳥撮りのカメラマン憧れの聖地だ。

去年は9月22日に東京発3日間で168,000円のツアーが組まれていた。

私が出会ったハチクマの親子はもう福江島を通過しているかもしれない。

 

母子鷹 西へ向かうや 秋の天(そら)      信天

 

 

次回はもう少しピントのあった写真を撮りたい。

 

 

 

 

タカの渡で、KOOL隊長にイメージしていただいた動画は   エル コンドル パサー

今回はJRAの競走馬では無いですよ

 

 サイモンとガーファンクルが歌い世界で流行った

 エル・コンドル・パサー「コンドルは飛んでいく」

 

 

 当時の多くの若者に支持されたヒッピー文化

そんな中反戦的平和を求めた曲「コンドルは飛んでいく」  

映画はイージーライダー。

 

ヒッピーな文化は

社会主義的平等・物質的豊かさの拒絶
反戦主義・自然との調和
アジア的宗教間との融合・フェミニズム
自由恋愛・快楽主義、ハシシ

と言われていた。

 

 

映画イージーライダーの主演は 一昨年に亡くなったピーター・フォンダ。

ジェーン・フォンダの弟。

共演はデニス・ホッパー ジャック・ニコルソン

カッコよかったね。

 

当時日本の若者の間でこのハンドルが流行した。

KOOL隊長のバイク姿はピーターフォンダに似ているね。

 

「イージーライダー」とはスラング的に使われ、

のんびりしている自由人、

簡単にナンパできそうな女。

ネットで調べたらそのように解釈されていた。 

 

 

それでは コンドルは飛んでいく。

パサは英語でpass=通り過ぎるという意味

 

今回は現地ペルーの楽曲。

 

 

 

 

 

 

 

 


タカの渡り

2021年09月15日 | 野鳥

 

 

長野市では毎年9月の20日頃をピークにして南を目指す多くのタカの渡りが見られる

晴れた日には、上昇気流に乗ったタカの柱が出来る。

 

タカ柱

 

 

 

11日土曜日タカの渡りを見るには少し早いと思ったが 

晴れていたのでタカ柱の観察ポイントの高台に出かけてみた。

 

タカは長野市一のピーク飯綱山(いいづなやま)の斜面から発生する上昇気流を利用して渡っていく。

 

日本国内のタカの渡りのルート

北海道・青森県・秋田県・山形県・新潟県に生息する猛禽類が日本海沿いに順次南下、

新潟県から長野県の内陸に入り込む

その数は相当数になる。

 

私の住む長野市は(タカの集合で有名な北アルプスの白樺峠)へ向かう通り道にあたる。

 

 

新潟・山形・秋田・北海道方面から

渡ってくるサシバ・ハチクマ・ツミ等の猛禽。

写真はハチクマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長野市一番のピーク飯綱山(いいづなやま)

この山に発生する上昇気流をタカたちは利用して白樺峠へ向かう。

タカは羽ばたかなくとも上昇気流の力でらせん状に一気に上空まであがる。

上空に上がると次はその高さを利用して目的地の白樺峠へ一直線に向かう。

上昇気流を利用することにより渡りに使う体力を温存する。

 

目的地の一つインドネシアまでは一万数千キロもの飛行をするのだから

上昇気流の利用は自然がタカたちに与えた知恵なのかもしれない。

 

 

渡りのルート

行きと帰りでルートが違うのは遥か高層を流れている偏西風の影響なのか。

 

 

長野市の飯綱山を一望できる高台 タカ柱を見たいという知人を誘い渡りの観察と撮影に来た

今回は残念ながらタカ柱は見ることが出来なかった。

 

夕方知人宅で残念会。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは白樺峠。

 

 

北アルプスの白樺峠の観察会に集まった方ゝ。

さすが渡りのメッカ白樺峠は凄い人気。

白樺峠は北アルプスにあっては低い所なので

猛禽たちがアルプス越えをするには一番安易な場所なのだろう。

そこで白樺峠を目指してやってくる。

幼鳥の時より親に教えてもらった行動なのかね。

自分と比較してタカのあまりの記憶の良さに敬服をする。

 

私なんか最近は三歩歩くと大切なことに限り忘れている。

困ったものだ。 

其の猛禽を目当てに人間も全国から集まってくる。

それにしても凄い数の観察者だ。

 

因みに今年の猛禽類の種類と通過数は以下

やはり日によって通過数の変動は大きい。天候が大きく影響するようだ。

 

2021年度白樺峠観察会の方ゝがとった記録です。

ネット上で毎日更新されています。地道な観察に感謝です。

 

 

 

 

泡盛の仕次

 

知人宅から帰って来た9時ごろ思いついて泡盛の仕次を。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい粗濾過の泡盛を一升瓶で用意をして甕を開封。

 

 

 

 

今年の粗濾過の一升瓶を一本注ぎ入れた。

 

 

 

 

レードルで今回入れた一升と同じ分量を汲み出す。

 

 

10年物の泡盛が一升できた。

この日は知人宅でしっかり飲んだので翌日以降に味わうことに。

楽しみは持ち越し。

半分はごちそうになった知人に届ける予定。

 

 

タカの観察、タカ柱は残念ながら見ることが出来なかったので

明日以降天気を見ながら再チャレンジ。

 

 

それでは再見!

 

 


分蜂

2021年09月10日 | 西洋ミツバチ

今月のミツバチの状態。

 

9月に入り、蜜源となる花が咲きだしてハチは随分落ち着いてきた。

餌となる蜜が豊富になりハチは満腹になり優しくなるのだ。

 

暑い8月は植物は大きく育つが蜜源となる花は意外に少ない。

従ってミツバチは空腹で常に気が立っている。

なので人が飼育箱の前に立ち巣箱に触ろうものなら

門番のハチはすぐに攻撃を仕掛けてくる。

 

しかし9月に入り蜜が豊富になると箱を触っても

ハチは落ち着いていて、よほどのことが無い限り人に攻撃は仕掛けてこない。

 

という事でここしばらくミツバチは安定していると判断して手入れをサボっていた。

そうした中暫くぶりの今日、ミツバチの巣の点検をしたら

なんとお隣さんの梅の木に、我が家のミツバチが蜂球を作っていた。

分蜂をしてしまったのだ。

 

 

二、三日もするとハチは住処を見つけて飛び去ってしまうはず。

 

 

 

 

 

 

この蜂球の中には新女王が一匹いる。

その女王一匹にこれだけ多くの働きバチが吸い寄せられている。

 

因みに分蜂が起こるのは、巣箱の蜂が過密状態になったため。

(9月に入り餌の蜜が豊富になり女王の産卵が活発になった。

それでハチが一気に増えた。)

 

その結果、働きバチが分蜂の必要性を感じて分蜂の行動に入った。

 

分蜂するかしないかは働きバチの判断。

 

 

分蜂の判断をすると働きバチは先ず初めに王台を作り

女王バチにその王台に産卵を促す。

王台に産卵された卵は働きバチと同じ卵。

しかし働きバチはその卵に特別な餌(ローヤルゼリー)を与えて

女王に育てあげる。

 

 

養蜂をしているとそのローヤルゼリーを食べる機会がある。

食べてみるが独特の匂いがあり実に不味い、

しかしミネラル分が豊富で健康には良いそうだ。

 

新女王は生まれるとすぐに巣の中の働きバチの半分を連れて

巣箱の外に旅立つ。これが分蜂。

 

旅立たないで新女王が巣にとどまっていると旧女王と喧嘩になり

どちらかは殺されてしまう。

 

 

 

分蜂すると巣箱のハチの数は半分くらいに減ってしまい

群れが弱体化してしまう。

なので養蜂家は分蜂されないように普段から巣箱の点検を怠らない。

週に2回位で点検をして働きバチが作った王台を除去してしまう。

 

 

 

それなのに今回、横着者の私は点検を怠っていたので、

王台から新女王が誕生して分蜂されてしまった。

 

巣箱を覗いて見たら、やはり蜂が半減していた。

 

10月以降のハチはあまり増えないのでこれからは点検をこまめにして

ハチの健康に気を付けて飼育していかなくてはね。

 

 

 

 

 

今朝の芝生

 

 

まだら模様、焦らずじっくり手をかけて行こう。

際刈りは来年まで保留だ。

 

 

 

 

 

泡盛の一斗甕の仕次

 

泡盛の一斗甕

床の間に鎮座しています。

いつもはお盆前に仕次をするのだが

今年は忘れていて

先週慌てて仕次用の粗濾過の泡盛(44度)を注文した。

一本約3000円、25度の泡盛は千円台なので度数が高い分価格が高くなる。

 

 

仕次は一本で足りるのだが送料がかかるので3本まとめて注文、送料は無料。

これで仕次3年分の泡盛は確保できた。

 

今週末に仕次をする予定。

去年は9年物の泡盛を飲んでみたがマイルドに熟成していて旨かった。

今年は10年物の泡盛を楽しめる。

 

 

 

それでは次回迄 再見!