哀愁のエピキュリアン

草臥れ儲けな 奮戦記。

ああ今日も行く!

靴磨き

2020年01月25日 | 暮らし

普段から身の回りについて、だらしのないのは

自覚している、それでもたまには気が向くと繕う。

 

あんた今どき鳥だって毛づくろいは一生懸命しますよ。

って訳で急に思いついたように靴磨きをした。

 

普段はいているリーガルの靴、これでも

2万円以上はした靴です。

買ってから靴磨きなどしたことがない。

たまに刷毛で拭くくらい。

 

 

然しながら、一応は靴磨きのセットは以前から

一人前にそろえては有る。

 

下駄箱を覗いたときにそれが目に入り

きちっと靴磨きをしようという気になった。

 

 

オッとその前に磨き用のネルの加工が必要

その裁断から。

50×70のネル

 

これを10×70に裁断。

 

 

 

これで準備は万全だ。材料だけは一端の職人。

最初は馬毛のブラシで埃取り。

 

 

次はクリーナーで余計なワックス等を落とす。

私の靴の場合はワックスなど当の昔に

無くなってると思う、なのでまあたんなる汚れ落とし。

 
     [エム・モゥブレィ]  ステインリムーバー 3020 メンズ。

 

 

先ほど作ったネルの布切れを指に巻く

是にも巻き方が有って難しい。

それでは行きます。

まず指を下の形に。

 

 

簡単に見えますがユーチューブを見て何回も練習しました。

30分ほど練習しましたがまだ上手くできません。

 

 

 

靴の表面全体をを磨く

ネル生地は指の後ろでねじって交差させてある。

これが難しい巻き方。

 

けっこう汚れている。

 

 

次はクリームを塗る。

ペネトレィトブラシ で押すように表面ポイントにつける。

 

 

 
ネルでクリームを伸ばし

 

 

豚毛のブラシでクリームが表面で均一になるように磨く

 

 

 

 

最後にワックスを指にとり靴に塗り込む。

ワックスは指で塗らないと艶がでないそうです。

 

 

 

塗り終わった状態

 

これを先ほどのネルに水を少し含ませて磨き上げる。

水を含ませるのがコツ。

完成です。

ユーチューブを見ながら一応手順だけは見習って

作業しました。

 

けっこう楽しかった。 月一くらいはこの方法で

磨きたいですね。

 

靴入れに入れてある他の靴も磨いてみます。

 


手作り二重窓

2020年01月19日 | 日曜大工

私の仕事は朝会社へ行き各現場の作業が無事に始まったか

確認をする事から始まる。

それが終わりひと段落するとまずコーヒーを飲む。

今までは事務員さんがコーヒーを淹れてくれていたが

去年の暮からは自分のデスクで自ら淹れるようにした。

 

その後は、息子の専務に仕事を極力任せるようにしたので

口を出さないで済むようにパソコンに向かいそちらに神経を集中させている。

 

つまりインターネットで専務から気をそらしているつもりなのだ

しかし私の思い通りになかなか事は運ばない。

目はネットだが耳から周りの情報が入ってしまうので

私は任せきれなくなりつい口を出してしまう

そうなると専務も私頼りになってくる。

その辺私は理解しているつもりなのだが

任せきれない弱さが出てしまう。

親子の関係もあるので微妙なところだ。

まあ会社の引継ぎがスムースに行かなくとも

ゆったり構え気長にいくよりしょうがない。

 

 

さて自分で淹れるコーヒーだが。。

去年暮に手挽きのコーヒーミルを買った。

 

 

 

手のひらに収まる大きさで一人分を挽くにはちょうどいい大きさだ。

 

湯は自分のデスク近くにあるストーブで沸かしている。

ストーブを近くに置くとこういう時には便利だ。

 

もう少し洒落たデザインのストーブだと最高なんですけどね。

ダサいなぁ。

 

 

せっかくミルサーまで買ったのでやかんとカップも新しくした。

 

 

コーヒーカップソーサー。

 

ウエッジウッドのインディア

 

 

 

コーヒーを淹れているときは味より

豆を挽いているときの香りのほうが嬉しく感じる。

 

 

 

その豆だが一年以上前にこのブログに訪問いただいた

岡山市サントスの瀬崎さんから折角なので買う事にして

ネット上から注文をだした。

ホーページへ伺う約束を果たせず、ずっと気になっていたのだ。

一年がかりでやっと約束を果たすことが出来た。

 

届いた豆。各100g

 

美味しく淹れるコツのメモが入っていたので読んでみた、

初めて知ったが湯温は85~90度がいいらしい。

今までは熱湯がいいとばかり思っていた。

数滴垂れるくらいの湯量を最初にそそぐという事を初めて知った。

なかなか奥が深い。

 

瀬崎さん有難うございます。

 

そんなわけで豆が届いてからは会社に居る時は

毎朝淹れて楽しんでいる。

 

話をインターネットに戻します。

数日前にも気持ちを切り替えるために

ネットでユーチューブを見ていたら偶然自宅の窓を

手作りで二重サッシにしている動画に出会った。

以前の私の会社はオーダーでアルミサッシを作る会社だった。

サッシの知識はあったので興味深く見た。

なかなか綺麗に窓が出来上がっている。

 

そこでネットで改めて手作りの窓の事を調べてみた。

 

樹脂の窓がキットで売られていることが分かった。

 

丁度私の部屋の窓にも断熱が必要と感じていたので

さっそく効果を狙って買う事にした。

 

ネット上で価格、品質を比べたらモノタロウが良かったので注文をした。

1セット約1万円。2か所作る予定なので合計2万円チョットだ。

15日水曜日午後一の注文だったがモノタロウって動きが素早い。

その日のうちに出荷通知が来た。

届いたのは17日金曜日

 

届いた梱包を見たら案外簡単そうに見えるキットだった。

包装紙の中にガラスの代わりになる樹脂板も入っている。

 

18日土曜朝9時から取り付けの作業を開始した。

最初に説明書をじっくり読んで全体を理解した。

 

まずはカーテンを外して窓の採寸をする。

 

 

 

次は説明書に沿って各部材の長さを計算し

部材ごとの長さ寸法をメモに取る。

 

上下レールをその寸法に合わせて切断。

 

その上下レールに両面テープを張って窓の額縁に設置していく。

 

既存サッシとの距離を一定にするために桟木を当てて

下レールの位置を決めていく。

ゲージを作るといちいちサッシとの距離を確認しなくてもいいので

簡単に位置が決まり綺麗に仕上がる。

赤い矢印

 

 

 

 

 

下レールの隅には埃出し用の切り欠きを入れる。

 

 

各部材の長さは正確に切断出来ていて既存の膳板にぴったり嵌った。

一安心

上レールも設置完了

 

縦枠も同じ方法で取り付けていく。

ピタピタと各部材が嵌ると気持ちがいい。

 

枠の取り付け完了

 

さて次は障子を組み上げるぞ。

ポリカーボネートを説明書の計算式に合わせた大きさに切断

これはカッターで切断できる。

樹脂は加工性も良くガラスより熱伝導率が低いので

断熱タイプの窓にはピッタリな素材だ。

それとポリカーボネートは他の樹脂に比べて耐候性が良い

紫外線に強いので屋外のカーポートの屋根などにも使われている。

 

次に樹脂の框(カマチ)部材を切断して

ポリカーボネートと組み合わせて障子が完成した。

 

小学生の時には図画工作の成績は全く悪かったダメ親父

そんな自分の加工だから寸法など大丈夫かな。

自分でも疑心暗鬼だ。

おそるおそる嵌め込んでみる。

 

おおおーピッタリだー。さすが説明書!

当たり前か。w

ダメ親父にしては上出来満足だ。

障子の開閉もスムースだ。

 

 

 

 

 

 

 

午後3時に2か所めの窓も完成

 

見た目も様になっている。これでカーテンを付けるとOKだ。

 

ビフォー

アフター

 

 

アフター

 

 

出来上がり後。

外部サッシと部屋内部の温度差の計測をしてみた。

ちなみに外気温は4度。

 

既存サッシの部屋側での温度は11度。

 

 

次に今回設置の樹脂サッシの屋内側を計測した。 

20度。

9度もの温度差が有る

 

凄い断熱効果だ。
室温20℃の時。今までは窓から11度の冷気が流れていたことになる。

 

これはいい。かなりの冷暖房費の節約になる。

皆さんにもおすすめです。

 

設置後部屋で過ごしていたがエアコンの効きが良く感じる。

何より足元の温かさが実感できた。

 

寝ることに関しては朝の目覚め迄ぐっすり眠れた。

今までは足が冷えて湯たんぽを使っていたが

設置後の夜は必要なく睡眠できた。

 

結果的に

土曜日は久々いい仕事になりました。

自画自賛。