退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2066: アメリカ受刑者と皆既日食

2024-04-07 04:27:54 | アメリカ便り
こんにちわ。
只今、病院ボランティアー中です。
私の前のシフトをやっている人は日本が好きなおばさんで2,3回行ったことがあるそうです。
また行きたいそうですがシカゴから13時間なので、それがネックとなっているそうです。
やはり年を取ると13時間は長いです。
ビジネスにでも乗れれば別ですが、エコノミーの5倍の運賃が払えれる人ってそんなにいないんでは。
以前はマイルで結構ビジネスとかファーストクラスも乗れていたんですが、この2年ほどまるっきりダメ。
マイル数がとてつもなく必要となりました。
昨今、私はエコノミーよりはちょっとましなプレミアエコノミーを利用しています。
でも飛行機代もホテル代も高くなってきました。
今までは高くなったり低くなったりと変動が結構あったんですが、昨今は変動と言うより値段は上がっていくばかり。
今回のチケットも4か月前に買って安くなったら変えよう(いつも乗るユナイテッドはそれができるんです)、と思っていたんですが全然安くなりませんでした。
ファーストクラス片道が120,000マイルで乗れた時がまた戻ってこないかな~。
ビジネス往復が120,000マイルで乗れた時もあったんですよ。
今は昔、ですね。
さてさて、アメリカの知能程度の低さ常識のなさをさらに見せたニュースを今朝見ましたよ。
これは以前、泥棒がガラス張りの天井に上がって盗みに入ろうとしたらガラスが壊れて下に落ちたためけがをした、と言って家の持ち主を提訴した泥棒と同程度のあほらしさ。
そのニュースとは、あほらしくて書くのも嫌になってしまいますが、日本の皆様にアメリカがいかにくるっているかを見せつけるために書きますね。
4月8日は皆既日食、ニューヨークの刑務所はこの日、ロックダウンをする予定でしたが、受刑者6名が、❝宗教上大切な皆既日食中にロックダウンするのは宗教の侵害❞とかなんとか駄々をこね、弁護士を雇い刑務所を告訴。
ちょっと日本人の感覚から言ったら、❝あんたら馬鹿じゃないの❞で終わることなんですが、水戸黄門様の❝葵の紋所❞より力を持っている❝人権❞と❝宗教❞が絡んでくると、アメリカの司法は腰砕け状態。
そして、こんな受刑者のいうことを聞く程度の低い弁護士(コムロ圭ばかりじゃないんです)がアメリカにはたくさんいるんですよ。
なんせ数が多いもんで。
国やら病院相手の告訴なんて、弁護士にとっては涎が出そうな案件と思います。
日本も弁護士の数が多くなっていきたそうで、アメリカのようなあほらしい案件にも飛びつく弁護士が出てきたようですが。
この告訴で、犯罪者側が勝訴し皆既日食が見られるようになったそうです。
でもこの弁護士費用って誰が出したんでしょうかね。
もちろん最終的には国民の税金とは思いますが。
ちなみにこの6人の犯罪者の中で一人は無宗教者だったそうです。
あれ?です。
しかし、弁護士を立ててまで宗教的理由で皆既日食を見なくちゃいけないような受刑者が犯した犯罪(強姦、殺人、暴行、子供に対する強姦等)って、そもそも宗教に反しているんじゃないですか?
そんな宗教の教えに背いた犯罪者集団が、いまさら❝宗教的理念、うんぬんかんぬん❞って、笑わせんじゃないよ。
罪を犯した時点であんたたちの人権はなくなりました、少なくとも刑務所に入って罪を償っている(❓、本当に償っているかどうかは別として)間はね。
被害者の人権を奪っておいて偉そうなこと言うんでない。

ハブグレジュンタのマミー