#2027: Paycheck to Paycheck つまりその日暮らし

こんばんわ。

先ほど息子と孫が夕ご飯を食べて帰っていきました。

嫁はおなかの具合が最悪と言うことで来ませんでした。

折角、嫁の好きなクラブケーキとシュークリームを作ったのに。

残念、でもちゃんとお弁当を作って持たせました。

孫はシュークリームが大変気に入ったようで、❝もっともっと❞と言って食べ続けていました。

（先ほど、孫が寝たかな～？、と思い息子が設置したモニターで孫の寝姿を見ました。そしたらシュークリームの砂糖のせいかクリブの中で泣き叫んでいました、悪いばあちゃんだ)

息子はほぼ毎回夕食時に娘夫婦とビデオコールをしますが、これも孫に遠く離れた娘夫婦と縁遠くはさせたくないと言う思いやりからと思います。

私が日本へ帰った時もほぼ毎晩ビデオコールをやって孫の顔を見せてくれます。

優しい息子ですが、結婚してからでしょうね、こうも親のことを考えてくれるようになったのは。

高校から30歳ぐらいまではしっかり親を無視してました。

さて、昨日ネットで面白い記事を読みました。

アメリカ国民（4万人を対象とした）の約80%はその日ぐらしをしているそうです。

つまり給料が1週間でも遅れたら暮らしていけなくなるとのこと。

これをPaycheck to Paycheckと言いますが。

給料が５万ドル（約700万円）の人の約75%、 5万ドルから10万ドル（約700万円から1400万円）の人の約60%、そして10万ドル（約1400万円）以上の人の45%がその日暮らしだそうです。

その多くの理由は高い学費の為、50才になっても60才になっても払い続けなければいけない学費ローンに加え、医療費ローン（出産費用等）、住宅ローン、車のローン等々。

更にアメリカはカードの世界なので、カードの支払いが毎月満額払えない人も多くいるそうで、アメリア国民の3割以上の人が毎月約6000ドル（約90万円）ものお金を持ち越しているそうです。

カード会社に払う利子たるやすごいもんでしょうね。

アメリカの景気は良いと言われていますが、インフレが悪化していてそれに見合った賃金の上昇が起きていないのも現実。

私が働いていた時は大体、毎年最低2~3%は一般的インフレ値（とでも言いましょうか）として昇給に組み込まれていました。

つまりみんな最低2~3%の昇給は毎年もらえることになっていました。

後はパーフォーマンス(実績)次第でもっともらえることもある。

ちなみに私がインタビューを受けた時、ホストをしてくれた人が❝毎年10%ぐらいの昇給がもらえるよ❞と言ったんで、当時月530ドルと言う薄給の大学院生だった私は仕事のオファーが来た時、ホイホイと承諾しました。

実際働き始めたら、10%の昇給なんてほぼありませんでした。

アメリカに住んでみるとわかるけど、医療費と学生ローンはひどいもんです。

日本じゃ考えられないです。

以前も書いたけど、

私の主人が指2本（一本は古いとげを抜いてもう一本はマッチの頭ほどのしこりの除去）の手術（と言うにはおこがましいですが）をした時、部分麻酔で30分しかかからなかったんですが、請求書を見た時びっくらこきました。

何と保険前が26000ドル1ドル100円で260万円。

保険でカバーされた後の値段が10万円でした。

日本の感覚じゃ、指2本のとげぬきと小さなしこり除去で10万円でも非常に高いと思います。

と言うのがアメリカなんです。

学費も在住している州内の州立大学だったら大体が年間100万円以内でしょうか。

州外に出たらぼったくられます。

私立だったら棺桶に行くまでローンを払い続けなけりゃならない。

私の子供たち、大学はタダで行けました。

娘は大学を卒業した後、州外の大学院に医学部へ行ったためローンがたくさん残っていましたが、今月払い終えたようです。

めでたしめでたし。

ハブグレジュンタのマミー

 

 

#2026: アメリカ生活で起きる怖い事

お久しぶりです。

１３日に日本から帰ってきて、一息つく暇なく息子一家が企画したファミリーリユニオン的な催しで１９日から２３日までケンタッキー州にあるナチュラルブリッジ州立公園にあるキャビンで過ごしてきました。

我が家からは車で６時間半のところにあり、ちょうど紅葉が始まったばかりなので観光客も多かった。

この公園で３年前に息子夫婦は、小さな計１５人程度出席の結婚式をあげました。

もう３年、そして待望のかわいい孫もできバーちゃん（私のこと）は幸せです。

後は娘にも子供ができればいいのですが、いつまでもガキのように天真爛漫な婿が父親になるとはあまり考えられないのですが。

でも母親にとってはやはり娘の子供は特別なので、ほしい‼‼

心配性の娘は昨今の世界情勢を心配して、この先どうなるかわからない世の中で子供を産むのが心配なようです。

私もその気持ちわかります、特に狂った賢くない人間ばかりのアメリカに住んでいると。

狂ったと言えば、ただいま入ったニュースによるとメイン州シューティングが起きたそうです。

と言っても私は知らなかったんですが、日本のお友達からメールが来て知ったんです。

今、水曜日夜９時ですが、ニュースによるとシューターは二人いるようでもうすでに少なくとも２２人がなくなったそうです。

来週主人と息子が義父の様子を見に行くため、メイン州に行くんですよね。

アメリカは無法地帯となってきた感じです、いや無法地帯だ。

日本も住みずらくなってきた、と日本に住む人たちはよく言いますが、アメリカとは比べ物にならないんですよ。

医療にしても犯罪にしても物価にしても、アメリカ社会は日本とは比べ物にならないほど劣化しています。

今日見た動画で、あるホストがオーストラリアに住んでいる日本人に、❝今までで一番怖かったことは何ですか？❞、と聞いてましたが、❝部屋に泥棒にはいられた❞、❝ルームシェア―の仲間がドラッグをやっていて、自分も飲まされそうになった❞、❝家主に襲われた❞、とか言ってました。

私は４７年間アメリカに住んでいますが、差別も受けたことがなかったし恐ろしい目にあったこともなかった。

いや、一回だけあった。

子供たちが小学校低学年の時、家族であるコンサートを聞きに行った。

息子は退屈になり前の人に椅子の背をを何回か蹴ったんだけど、その蹴った椅子に座っていた輩が質が悪かった。

酔っぱらったユダヤ人の老人。

蹴った椅子は金属でできていたし、５，６歳の息子、そんなに力があるわけでもない。

その老人、❝後で話が有る❞と、酒臭い息をして言ってきた。

ユダヤ人と言えば告訴＝金を考えちゃいますよ。

きっとこれは❝背中をけっとばされ痛めたから保証しろ❞、と何とかか言ってくると思い、コンサートの途中で家族で外に出た。

うまく逃げられたからよかったけど、アメリカってこういう告訴社会も犯罪やらなんやらの他にあるんですよ。

アメリカはとにかく何かあったら他人のせいにする国です。

謝らないんですよ、というか謝ったら負け、つまり金をふんだくられるんです。

医療費が高いのも、こういった告訴のために医者が払わなくちゃいけない保険が高いから、と言う理由が少なからず関与しているんです。

薬が高いのも病院が高い理由も同じです。

つまり賢くないアメリカ人が目先に見える金を得るためだけのことを考え、周りのことを見ないというか考えるだけの能力がないからなんです。

つまり自分で自分首を絞めているんですよ。

 

ナチュラルブリッジ。

岩でできた橋で人がたくさん上がることができます。

ハブグレジュンタのマミー

#2025: くっついたり離れたり

こんばんわ。

只今、アメリカセントラル時間8時45分。

帰国以来、朝も気温が3度から5，6度と言った寒さ。

家の周りの木々もすっかり色を変えていました。

いつもよりすさまじいジュンちゃんキキちゃんの熱烈歓迎を受け、玄関に入るのにちょっと時間がかかりました。

昨今有言、つまり吠えまくるキキちゃんの方がもてはやされている（と言っても、私としては無駄吠えを止めるため怒鳴るだけなんですが）と勘違いし始めたジュンちゃんも、キキちゃんと一緒に吠えまくり、近所がいっぺんに私の帰国を知りえることができました。

ジュンちゃん、犬の脳みそで考えてるんですね。

と言ってもジュンちゃんの脳みそは普通の犬の脳みそよりはずーと優れているんです。

私の話す日本語を、色々入れると６０ぐらいは理解しています。

❝キャシーのところに行くよ❞、と言うと一人で右の方へ行くし、❝アリッサの方に行く❞、と言うと左に行く。

❝お尻キレイキレイ❞、と言うと私の股の間に入り込みおしりを突き出す。

散歩の途中で❝お家帰ろう❞、と言うとさっさと帰っていく。

とにかく頭が良い。

キキちゃんは自我が強いので人の言うことはあまり聞かないので、どのくらい知っているかは判断できません。

今日は青空が空一杯に広がっていたので、久しぶりにパークに行ってきました。

車好きのキキちゃんは待ちきれず、ドアを開けるとすぐさま乗り込み、車嫌いのジュンちゃんは、❝パーク❞と言ってしぶしぶ車のそばにやってきます。

でも自分では‘乗り込もうとしないので、毎回私がまず前足を車に入れ、そのあと、おなかを持ち上げて車に押し込みます。

６８パウンドの犬を持ち上げるのは腰に来ます。

あさってからは息子夫婦が企画した、ケンタッキー国立公園でのファミリーリユニオン（家族一緒になんかしよう）です。

４泊で公園のトレイルを歩いたり飲んだり騒いだりします。

ここは息子たちが結婚式をしたところ。

もう３年たつんですね。

その間に、世界で一番かわいい孫もできたし。

先週の土曜日には早速会いに来てくれましたが、❝ナナ（おばあちゃん）❞と言ってっ飛びついてきてくれました。

良かった、忘れられていなかった、向こうの親に取られてたまるか！！

今回のリユニオンではまたまた私が料理人となって、二晩の夕食つくりをすることになりました。

リクエストはギョーザと天ぷらでしたが、天ぷらは結婚式の時作って大変だったので、すき焼きと言うことにしました。

それで今日はその買い出しにアジアの店へ行ってきましたが、火曜日っていろいろ入荷するんでしょうか、店内は混雑していました。

混雑に騒音で疲れましたが、何とかすき焼き用の春菊を除いてすべてゲットしました。

春菊は白菜で代用です。

我が家にたどり着いて気づいたこと、❝臭い、これは昔よく嗅いだことのあるネズミの死骸のにおいだ！！❞。

それもテレビ好きの私がよく使うテレビの部屋。

そこにあるクロゼットの中から漂ってくる。

昔、我が家の地下は家の中から外が見えるというぐらい隙間だらけの家だったので、そこから野ネズミ（小さいかわいらしいのです）が出たり入ったりしていたんです。

当時飼っていた犬ちゃんたちの鼻先を通り過ぎても、犬ちゃんたちは捕まえようともしないで目で追うだけ。

私がさんざん文句を言ったため、主人はようやく地下のあまりにもひどかったところだけサイディングを変えました。

それ以来あまりネズミは気にならなかったけど、今度は地下の外につながるドアが完全に閉まらなくなったため、ドアが開けっぱなし状態になっていたんでしょうね。

そこからネズミが入ってきたようです。

主人に❝あんたのせいでネズミが入ったんだから早くきれいにしろ❞、と言ってるんですが、❝嫌なことは最後の最後に回し、忘れられることを待っている主人の性格❞なんで、きっと死んだネズミがひからびてにおいを発せなくなるまで待っていることでしょう。

私が帰ってきてからも相変らず、一日中外に行って植物を引っこ抜いたり、植えたりとこの３０年同じことをやってます。

主人は来月初めに息子とメイン州の施設に入っている義父に会いに行きます。

本当は私と主人が行く予定でしたが、息子に❝行く？❞って聞いたら❝いいよ❞と言ったので私はいかないで済みました。

でも私が日本にいる間に、主人の兄弟同士で喧嘩がおっぱじったため、施設の近くに住む妹のところに泊まる予定が、今回は❝ホテル❞だそうです。

主人の家族ってめんどくさいんです。

母親が一番めんどくさかったけど、主人を含めた子供たちもめんどくさい性格。

だから私は近寄らないようにしています。

義父が一番気楽な性格でしたが、その気楽さのため義母が大変だったと思います。

でも義母の気難しさはそれ以前の問題でした、つまり性格なんです。

今日はくだらない私事ばかり書きましたが、昨今世界中あちらこちらで内戦紛争戦争が起きている中、たまにはいいんでない？！

ガサにあるパレスチニアンの病院にミサイルが落とされ５００人以上がなくなったそうです。

そして今は、そのミサイルを誰（ハマス・パレスチナかイスラエルか？）が撃ったかで押し問答をしているそうです。

何やっても喧嘩になる国です。

きのうわかったことなんですが、以前イスラエルはハマスを援助していたそうな。

それもハマスに対する支援金が見え見えにならないようにと、エジプト？を通して渡していたそうな。

世界中、利己的理由でくっついたり離れたりしています。

そのたびに迷惑をこうむるのは一般市民です。

ハブグレジュンタのマミー

 

#2024: あ～こわ。

只今、銀座から成田空港行きのバスの中。

空港内にあるクロネコヤマトからでっかい許容量一杯のスーツケース２個を受け取って、５時のシカゴ行きにのります。

９月１５日に札幌に着いてからいつも以上に目いっぱい楽しみました。

我が家でのBBQ, 洞爺湖一泊、佐賀一周、そして最後の鎌倉と横須賀見学。

６９歳の初老のババ―が良く動くは‼‼、と自分でもあきれています。

動けるうちは、そして金が続く限り楽しみます。

そして皆さんが遊んでくれる間は毎年帰りますので、よろしくお願いいたします。

 

と言った私の充実した楽しさいっぱいの生きざまとは相反し、世界はますます不穏となってきています。

ハマスのイスラエルに対するテロで、この５日間で１０００人以上のイスラエル人が殺されました。

ハマスを含めたパレスチナ人もそれ以上に亡くなりました。

ハマスが始めたテロ行為に対しイスラエル首相ナタヤーフはパレスチナ全土を照度にしてやる、と息巻いています。

解決策、いかに一般市民を巻き込まないかを考えるより、全部やっちゃえ！！ですから。

自分たちが被ったホロコーストを忘れたのでしょうか。

 

なんとなくこの人も中国や韓国みたいな気がします。

自国で自分の立場が悪くなると国民の目を違うところに向けようとする。

エジプトがハマスのこのテロ行為を予測していたそうで、イスラエル政府にも警告していたそうな。

それをまるっきり無視していたのがナタヤーフ率いるイスラエル政府。

まるで、アメリカで起きた９:11の時みたい。

9:11が起きることを予期できたのにブッシュ政権は無視し続けた。

迷惑をこうむるのはアメリカ国民やパレスチニア人。

 

と言うことで、世界はますます第3次世界大戦に近づいている気がします。

ハマスのリーダーが10月13日金曜日に世界的テロを起こすようなことを言ってました。

私はその13日金曜日に成田からホームレスの住みかとなってきているシカゴオヘア空港に向かいます。

あー、こわ。

今日はこの辺で。

ハブグレジュンタのマミー