退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1184:犬嫌いとキキ

2019-03-31 08:28:18 | アメリカ便り
昨日はキキちゃんが問題を起こしました。
向かいの、庭に行って、家主を吠えまくったんです。
その気持ちわかります。
私もこの家主に対しては同様の気持ちです。
奥さんはすごく良い人で、隣人キャシーとも、‟どうしてあんな良い人があんな男と結婚したんふだろうか?”と常々話しています。
とにかく相性が合わないというか、相性が合う人いるのだろうかと思わせる人。
私が会社勤めしてすぐに2年間付いたボスにそっくり。
性格の悪い、ここまで悪い人は本当に目でわかる、と言う人でした。
私は昼休みになるたび、外に出ていました。

その目を思い出させる人が、この家主。
陰険、人と話すときに話す相手の目を見ないで、顔をひくひくさせて話す。
私は自分が欠陥人間なので、他人に対して結構寛容と思いますが、好き嫌いがある。
嫌いとなったら無視をするだけですが。

とにかく、これからキキちゃんには気をつけなければ。
引綱をつけていなかった私が悪いので。

せっかく広い土地に住んでいるのに犬も自由に走れないのはかわいそうですが。
この家主だけなんです、近所で犬嫌いは。
他はみんな吠えられても、襲わないのを知っているので、平気なんですが。

犬は犬嫌いを嗅ぎ当てることができる。
犬嫌いの人の行動パターンなんでしょうか。
犬が犬嫌いを認識するのは。

今も朝晩3キロづつ歩いていますが、これからはもっと歩かなければいけないかも。

キキは主人が選んだ犬なのに、主人はほぼ何もしない。
頭をちょこちょこっと撫でて終わり。
私がいないときはやってくれますが。

先日買ったバークカラー(吠え防止の首輪)、もう効きません。
ビープを最大限にしても、それにも負けない大声で吠えるようになりました。
昨日、電気ショックの首輪を購入しました。
アマゾンで5000円ぐらい。
まだ説明書を読んでいませんが、これからトレーニング。
吠えないように、そして向かいの家主を噛みつくように、いや、違った、向かいの庭に入り込まないように。

仕事はまだ終わらないし。
主人は相変わらず、‟我が道を行く”やってます。
みんなが‟年を取ったら子供のいるところに落ち着くよ”、と言います。
私は日本に帰りたいのですが、主人は切れても子供は切れない。
ジレンマです。

ハブグレジュンタのマミー



#1183: 自分事

2019-03-30 07:34:14 | アメリカ便り
今朝がた、雷が3つ近くでなってました。
慌ててコンピューターのプラグをはずしに起きました。
この5日間ばかりやっている翻訳、雷でダメになったら大変だ。

今までに2回ほど、近くに落ちた雷のため、主人のデスクトップのコンピューター、ルーターとかダメになったことがあるので。
一度は壁の電源差し込み部分が焦げたことがありました。

アメリカはでかい、雷もでかい、人間もでかい(デブ)。
42年前にアメリカの大学の寮に入りました。
13階でしたが、その窓から見た雷、今でも覚えています。雷が上から下ではなく、右から左に走るのです。
‟やー、さすがアメリカ、雷まで豪快だ”。

日本の元号が変わるまであと数日。
今度の元号は如何なるものか。
私は昭和生まれ。
戦争が終わって間もなく10年、の時に生まれました。

デパートの前で丸いサングラスに腕のない、足のない傷痍軍人が立っていたのをうっすらと覚えています。

私が育った時代は、戦争が終わって廃墟と化した日本を、立て直そうと日本人は一体となった時代。
アル中親父のために貧しい中で育ちましたが、親父は‟みんなまずしいんだ”でかたずけられました。
実際みんなが貧しかったのでしょうね。
テレビだってなかったし、自転車だって隣の人の大人用の大きな自転車を借りて乗ったっけ。
リンゴ畑の隣の家に住んでいたので、嵐が来た翌日は落ちたリンゴを拾いました。

私はいつも‟今が一番”と感じて生きてきているので、昔に帰りたいとは思ったことがないですが、懐かしさは年と共に募って来るばかりです。
アル中親父もいなくなり、家族よりも社会に貢献することばかりやっていた母親もいなくなり、兄はベッド生活。

貧しい中育ったけど、私は日本の歴史の中で、一番良い時代に育ったと思います。
なんせ、活気があった。

人はみな、手に持った携帯ではなく、前を向いて歩いていた。
主婦は毎晩かごをもって市場に行き、晩御飯に必要なものを買っていた。
口から言葉を発せなければ(テキストメッセージじゃないですよ)、人とは通じ合わなかった。
いじめはあったけど、子供も限度は知っているから、自殺に追い込んだり、殺したりすることはなかった。
隣近所の存在があった。
子供がごっそりいた。

昭和は遠くになりにけり。

キキちゃんが、トイレットペーパーを口に咥えて、やってきました。
いつもなんです。
何か悪さをするときに、‟やるぞ、やるぞ、良いか?”なんて感じで、一応これからやろうとする悪さを見せに来るのです。
犬って本当にかわいいです。

ハブグレジュンタのマミー






#1182: トランプのゴラン高原発言が意味すること

2019-03-28 07:16:03 | アメリカ便り
月曜日は私のチェックアップで火曜日はキキとジュンタのチェックアップ。
私のチェックアップは世間話に花が咲き、そのあとは血液検査を頼んで終わり。
この主治医もう35年見てもらっていますが、主人じゃないけど、病気じゃないときは良いけど、何か隠れた病気があるときには絶対頼りにならない、なのです。
そういった時は別の専門医に行くようにしています。
でもすごく人が良く、68才で週に午前中2日しか患者を診ないけど、まだやめたくないそうです。
患者と話すのが楽しいから。
残りの日は病院のアドミニステーションをやっているそうです。
長らく、病院長をやっていたので。
キキちゃんジュンちゃんは予防接種と身体検査。
獣医さん、耳を見ながら、‟ストレスのない犬だね~”だって。
そうです、私がジュンちゃんキキちゃんに代わって、ストレス一杯です。
2匹分の予防接種、オフィスビジットで計23000円です。
来年まで来なくてもいいように。


さて、トランプが‟ゴラン高原をイスラエルの領土と認める”、と空から急に落ちてきた隕石のようなことを吐き出しました。
巷では今、訪問中のイスラエル首相、ナタヤフのまもなくある選挙のためとのこと。
私はこのナタヤフも、プーチン(習近平、キム、文、トランプ、トルドー、マルコン、メルケルもですが)同様嫌いです。
関係ないですが、あの安倍首相が訪問した時に、夕食会で靴に入れたデザートをサーブしたという❓❓❓な国。
ナタヤフはただいま汚職事件で真っ黒な立場に追い込まれ、再選は危ぶまれているため、トランプはあの発言をしたという。
アメリカにとって、イスラエルはネガティブしかないと思うけど、アメリカ政界財界でのイスラエル人(ユダヤ人)の影響力を考えると、イスラエルの太鼓持ちをやらなければいけないのでしょうね。
でもここで問題は、ゴラン高原をイスラエル領と認めることの意味です。
力で占領した国がその国の領土権を得る。
と言うことは北方領土なんて戻ることは絶対ないし、竹島なんたら、もう韓国のもの。
尖閣だって中国領となるのはまじかかもしれない。
ウクライナ領だったクリミアだって、もうロシア領。
と言うように、このトランプの発言は‟力の占領”を後押ししているに他ならない。
日本で言えば戦国時代、ヨーロッパで言えば中世に逆戻りなんです。
今まで築き上げてきた‟国”の意味が無くなる。
国連はこのトランプ発言に対して異論を申し立てていますが、何ができるでしょうかね。
相変わらずトランプは後先考えない発言を繰り返しています。
トランプは絶対ADHだ。

昨日またもや、ジュンちゃんに転ばされました。
ひざも手のひらもすりむくし、体中が痛い。

2日ほど前に娘は活動でDCに行ったそうです。
トランプのリモジンを見たと言ってました。

100%ストレスのないジュンちゃんキキちゃん
仕事をしている私の足元でいつです。
でもちょっとでも体を動かすと‟散歩?”となって騒ぎまくるのです。








ハブグレジュンタのマミー

#1181:違いは何ですか?

2019-03-26 07:45:07 | アメリカ便り
朝5時半に目が覚めたら、外はまだ真っ暗、でも電気がない。
起きて周りを見渡しても、遠くに明かりが見えるだけで、あたりは真っ暗。
停電だ!
我が家は100%電気に頼る一軒家。
おまけに井戸水、セプティックタンクときたら、トイレも使えない。

この家に住み始めて35年、以前はちょくちょく停電となりましたが、この10年ほどは本当にそんなことが無くなったんだけど。
‟仕事が来週金曜日まで詰まっているのに、このくそ忙しい時に”と思っていると、つきました。
安心して、今コーヒーを飲んでいます。
今日はジュンちゃんキキちゃんのチェックアップ。
昨日は私のチェックアップ。
私の主治医は35年同じ。
一緒に年を取ってきました。
いつも関係ない話に花が咲きます。

さて今日の題ですが。
昨日のニュースで、去年フロリダで学校シューティングに会った生き残りの高校生二人が、相次いで自殺をしました。
そしてさらに、2012年の小学校のシューティングで子供を亡くした父親が自殺をしました。
スクールシューティング、傷跡をたくさん残しています。
純粋な子供たち、友達が殺されたのに生き残ったという罪悪感が働いているとのこと。
その純粋さが哀れです、本当にかわいそう。
子供を亡くした親、特にこのような形で、目の前から急に奪われた親、同じ親として気持ちが十分わかります。

こういう事件を考えると、友達ジュディーが言った言葉を思い出します。
‟拉致で北朝鮮に連れていかれるのと、こういった事件で、急にいなくなるのと何が違うんだ”
アメリカ人だからストレートに言えるんですが、私も事実同じことを思っています。
どちらも悲しい事件なのです、最愛の人たちが目の前から急に無くなるという。
それに違いはないのです。
でも拉致は、政府が動いてくれています。
でもこういった犯罪被害者へは政府は手を伸ばしてはくれません。
同じ事件なのに、何が違うんだ。

特に先日、拉致家族の方が放った言葉、‟拉致被害者が帰ってきたら、北朝鮮制裁は見直す”。
だめです、こういった見解を言っては。
あなたたちが考えるのは拉致被害者のことだけでいいのです。
けじめを見極めてほしい。

犯罪被害者にももっと政府の手を差し伸べてほしい。

あたらしくなった我が家。
これで、ネズミもリスも中に入ってこないでしょう。
鳥に家中穴をあけられることもないし。
デッキは来年でしょうね。
丸々と太ったターキーがお祝いに来てくれました。











ハブグレジュンタのマミー









#1180:つれづれ

2019-03-24 08:34:33 | アメリカ便り
我が家がすっかり新しくなりました。
まるで、新築の家みたいです。
こんなんだったらもっと早くにやっておけばよかった、なんて思っています。
65才の夫婦、これから何年この家に住み続けられるでしょうか。
しかし、アメリカで一つの家に住み続けるなんてことは稀でしょうね。

介護医療費が容赦なく高額なアメリカ、主人の両親みたいに89才、92才となっても二人で住み続けるなんてことになっているでしょうか。
しかしそうすると、私の主人みたいに子供たちに迷惑がかかる。
家を売って、施設に入ってくれればよいのですが、意地を張っています。
調子が悪くなれば、‟早くに施設に行ってたらよかった”、良くなったら、‟まだ大丈夫だ”ですから。
そのたびに施設をキャンセルしたり、ウエイティングリストに名前を入れたり。
でもここはアメリカ、長男の嫁だけど、私は一切ノータッチ。
妹二人もいるのだから、3人でやってもらっています。

年を取ったら子供には迷惑をかけたくないです、と思うのですが。
ピンコロ目指して、ジュンちゃん、キキちゃんと朝晩3キロづつ歩いています。
おまけにサプリメントをごっそりと飲んでいます。
ちなみに私が今飲んでいるサプリは、

1.スピリルナ(ミドリムシみたいなもの)
2.フィッシュオイル
3.イチョウ
4.複合ビタミンB


1.ロイヤルジェリー
2.カルシウム、Mg, ビタミンD3
3.ビタミンD3

最近朝にプロバイオティックも飲みだしました。
これで、ピンコロで100才まで生きたいと思います。

では、今日はこの辺で。
ジュンちゃんキキちゃんが散歩を待っているし(二人とも私の隣で、私の一挙一動を見守っています)、火曜日締め切りの仕事もあるので。

あたらしくなりつつある我が家










ハブグレジュンタのマミー