hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

久しぶりの井之頭公園

2020年09月30日 | 散歩

連休2日目の日曜日、まだ空いているうちにと井之頭公園を散歩した。

朝9時前なので、同類の散歩の年寄とジョギングの中年がパラパラ。

ようやくさわやかな季節になった。

 

池の足漕ぎボートはまだ繋がれたまま。

メスの白鳥の園にただ一匹のハーレム帝王、眉毛のオスを発見。

まだ幼いカモ?。

帰り道のマンション入口で見つけたふさふさの木。

民家の庭の巨大なサルスベリ

歩数計は連日情けなく数十歩を示していたが、今日は久しぶりに8千歩。

頑張らなくては。もう限界、ズボンが!

 

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イタリアン・カフェで休憩

2020年09月28日 | 食べ物

 

吉祥寺の末広通りからと、井之頭通りからの両方から入れるLCT(Lingua x Cultura Italiana)イタリア語カルチャースタジオでカフェした。

イタリア語の教室であり、映画・音楽などイタリア文化を楽しむ場で、カフェにもなっている。イタリア好きな人のたまり場のようだ。

我々は、5年ぶりだ

 

井の頭通りからの眺め。逆側もレンガの壁で、監獄のようだ。

入口の階段を降りて地下にある。

店内に入ると、ワインなどを楽しむカウンタと、イタリアの食材、小物が並ぶ棚がある。

食事できるテーブルの奥の部屋はイタリア語教室になっている。

カフェのメニューには、各種パスタと、各種コーヒー、ココア、紅茶がある。

私はミルクを泡立てたカプチーノ。

相方はミルクをほとんど泡立てないカフェオレ。

いずれもたっぷりの手作り風のカップ。

ゆっくり、のんびりしてから、また散歩を続けた。

 

 

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9月(1)の花

2020年09月26日 | リタイヤ生活

 

9月11日に届いた花

黄色いカーネーション3本と、

一本の茎から複数の花が咲く赤いスプレーカーネーションが9輪。

奥に高く立っているのがクジャクソウで、花言葉が「ひとめぼれ」なので、ちょっとショボイが女性に贈るといいかも。

手前に垂れている白い花がカスミソウ。

左下に小さくなっているのがコアラが食べるユーカリ。このユーカリは葉が丸い。

 

1週間後、花はそれぞれ大きくなった。

そしてスプレーカーネーションとクジャクソウを一輪挿しに。

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伊岡瞬(いおか・しゅん)の略歴と既読本リスト

2020年09月24日 | 読書2

伊岡瞬(いおか・しゅん)

1960年東京都武蔵野市生まれ。日本大学法学部卒。広告会社勤務経て、
2005年『いつか、虹の向こうへ』(「約束」を改題)で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。
2010年『明日の雨は。』(『教室に雨は降らない』に改題)で日本推理作家協会賞候補
2014年『代償』で山田風太郎賞候補
2018年『』で大藪春彦賞候補
2020年『不審者』で吉川英治文学新人賞候補

他に『145gの孤独』『瑠璃の雫(『七月のクリスマスカード』を改題)』『桜の花が散る前に(『桜の咲かない季節』を改題)』『祈り(『ひとりぼっちのあいつ』を改題)』『悪寒』『本性』『冷たい檻』『赤い砂』『もしも俺たちが天使なら』『仮面』『奔流の海』『朽ちない庭』『白い闇の獣』『残像』『清算』など。

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伊岡瞬『145gの孤独』を読む

2020年09月22日 | 読書2

伊岡瞬著『145gの孤独』(角川文庫い64-2、2009年9月25日角川書店発行)を読んだ。

 

裏表紙にはこうある。

プロ野球投手として活躍していた倉沢修介は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後、雑用専門の便利屋を始め、業務の一環として「付き添い屋」の仕事を立ち上げる。その最初の依頼は「息子がサッカーの観戦をするので付き添ってほしい」という女性からのものだった。倉沢が任務を終えると、またも彼女から連絡が入り……。横溝正史ミステリ大賞受賞作家が情感豊かな筆致で綴る、ハートウォーミング・ミステリ。

 

145gは意外と軽い硬球の重さ。

 

倉沢修介:元プロ野球のエースではないがローテーション入りする投手。今は社員3名で便利屋「ヴェスタ・サービス」経営。井の頭公園北側に隣接する便利屋事務所兼住居に住む。34歳、185㎝。時に、左手が震える。

西野晴香:倉沢の会社に勤める。兄は真佐夫。165㎝。倉沢のセクハラポイントをホワイトボードにカウントしている。気が強くて」すぐに手が出る。

西野真佐夫:5年連続3割打者だったが、倉沢に死球を受けプロを引退し、倉沢の事務所に勤めるがほとんど窓の外を見ているだけ。

戸部:倉沢の会社の親会社・便利屋「アリエス」を経営。

田中:近所の花屋の二代目。野球好き。

 

第一章 帽子

広瀬碧:小6の息子・雄介のサッカー観戦の付き添いを4万円で依頼。夫は事故死。

那賀川信一郎:広い屋敷に住むが借金まみれ。

 

第二章 報酬

村越:倉沢の1年先輩のプロ野球のチーム主軸打者。威風堂々、明るい性格。

ウィルマ:村越の愛人。フィリピンへ帰国するので成田まで付き添って欲しいと村越が倉沢に依頼。

マリア:昨年9月、姉・ウィルマと一緒にダンサーとして日本へ来た。

 

第三章 記憶

森本初枝:一人暮らしの大学講師。長年溜まった資料や本を整理するため、泊まり込みを依頼。

初枝は倉沢に話を始める。小学校5年の時、公園で葉っぱを川に流す遊びで敬子ちゃんと友だちになった。しかし、すぐに東京に引越してしまったので敬子ちゃんと文通を始めた。初枝が高三で東京の女子大を受験するので会いたいと手紙を出すと、「お互い忙しくなるから少女趣味の文通はもうやめましょう」と枯れた葉っぱを同封した返事がきた。初枝は、敬子ちゃんの心の変化を倉沢に尋ねる。倉沢は……。

 

倉沢の「君は自殺推進員会のメンバーなんじゃないか」との問い詰めに、晴香はついに爆発し、……。

 

第四章 利腕

戸部から、娘・井上さくらの付き添いで石巻あたりまで車で行く仕事の依頼。以下略。

 

本書は2006年5月角川書店より単行本として刊行。

 

伊岡瞬の略歴と既読本リスト



私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め)(最大は五つ星)

難しいことを考えずに楽しく読める。人生を捨てている倉沢のぼやき節、ジョークと、対する晴香の反撃が面白い。時に手が出るすさまじい言い合いだが、想いが伝わるので、「いいじゃない!」。ふざけた倉沢と小学生で真面目な雄介の掛け合いもほほえましい。

 

「記憶」で明かされる西野真佐夫の存在がちょっと無理筋かなとも思える。

最後の「利腕」のさくらは、「そこまでやるか?」という話で、ちょっといただけない。

 

 

奔る:はしる。(奔放(ほんぽう)の「ほん」)

マセラーティ:車道楽が最後に行き着く車

プロの投手はシーズンオフに指先が柔らかくなってしまって、春先にマメができる。そのため、シーズンオフの間も指先を硬くしておくため、いつも利き腕の人差し指と中指を叩いたりこすりつけたりする癖がついてしまう。

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伊岡瞬『冷たい檻』を読む

2020年09月20日 | 読書2

 

伊岡瞬著『冷たい檻』(2018年8月25日中央公論新社発行)を読んだ。

 

出版社の単行本の紹介は以下。

日本海沿いにある小さな村の駐在所から警官が失踪した。後任として駐在所に着任した島崎巡査部長の下に、県警本部から送り込まれた調査官・樋口が現れる。警察内で密かに失踪事件を調査することのようなのだが……。過疎の村にふきだまる欲望! 巨大福祉施設に隠された恐ろしい秘密を二人は暴けるのか。そして、樋口の正体とは!? 一気読みの警察小説巨篇!

 

登場人物が多いが、巻頭に主な登場人物29名の紹介がある。

 

島崎智久:比山署青水駐在所勤務の巡査部長。29歳。妻は理沙、娘は3歳の。上司は佐野地域課長

北森益晴:島崎の前任。失踪中。35歳。

樋口透吾:県警本部警務部から派遣された「一種の調査官」。45歳。一人息子を誘拐された。上司はカラス

 

峰聡:複合型ケアセンター『岩森の丘』センター長、元厚労省のキャリア、67歳。

二木寛:有料老人ホーム『かもめ』施設長・兼副センター長、センターを実行支配。

小笠原泰明:更生施設青年の家『みらい』施設長兼保安担当、元警察幹部。

及川温美:児童養護施設『にじ』施設長、45歳。職員:桑野千晶37歳、熊谷有里23歳。

『かもめ』の居住者:すべてアルツハイマー患者、林田健二は崖から落ちて死亡。

『みらい』の居住者:互いに名前のカタカナしか知らない。玲一(レイイチ)、優秀だがカッターナイフ使いのカイト、危ないマモル、巨体のシン

『にじ』の利用者:中沢先輩(元利用者、「アル・ゴル神」の創造者)、古川大樹(ボス中1)、以下小6の鶴田康介(神の信者)、小久保貴(神を疑う)、堤真紀也、堀口準、江島遥(人気の女子)、

 

赤岩隆一郎:岩森村村長、72歳。地域の支配者。

中条俊一:大物国会議員・鷺野馨の筆頭施設秘書、52歳。

上野広樹:中国の大手製薬会社「星河(シンホー)」の日本総支社営業課長、40歳。

深見梗平:ブローカー、知的な都会的ゴリラ、平井コンサルティングから依頼を受けている。

 

初出:「読売プレミアム」2016年11月~2017年12月「砂漠の狼」として連載。

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

472頁と大部で、登場人物も多いが、そのわりには読みやすい。二転三転が無く、ストレートに話が進むいせいもある。

消えた駐在警官の行方を調査する謎の組織の調査官と、真面目で硬直した駐在所の警官のコンビがいつのまにか協力していくのが、ほほえましい。
過疎の村の疑惑は最初からおおよそ推測できていまう。怪しげなブローカーや、権力者の元村長なども思ったほど活躍せず、謎解明はストレートに進んでしまう。

しかし、過疎の村の実態や、施設で暮らす児童や青年のあやしげな日常が丁寧に語られる。

伊岡瞬(いおか・しゅん)の略歴と既読本リスト

 

 

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伊岡瞬『不審者』を読む

2020年09月18日 | 読書2

伊岡瞬著『不審者』(2019年9月30日集英社発行)を読んだ。

 

集英社の文芸単行本公式サイト(RENZABURO)のインタビューの最初にはこうある。

人間が日常から狂気に変わっていく境目を描きたい
折尾里佳子(おりおりかこ)は三十三歳。自宅で校正・校閲の仕事を請け負っている。家族は夫と幼稚園に通う息子、姑。東京郊外の一軒家に住む彼女は、小さな不満はあれど、いまの暮らしに満足していた。しかし、夫の生き別れになっていた兄が現れた時から、日常に不穏な影が差し始める。
『代償』『悪寒』などで、家族の間で起きるサスペンスを描き、読者の心をつかんできた伊岡瞬さん。最新作『不審者』は、小心で慎重な性格から高校時代に「リトル」とあだ名されていた里佳子を主人公に、人々を疑心暗鬼に陥れる「不審者」をめぐるミステリ小説です。
平穏な家庭に現れた一人の男性が巻き起こす波紋と、そこから明らかになる家族の秘密とは。伊岡さんに作品の着想から執筆までその舞台裏をお聞きしました。

 

序章で、折尾里佳子(おりお・りかこ)は長男・洸ちゃんがベビーベッドでおかしくなっているのに気づく。このシーンは謎のまま話は進む。
33歳の里佳子は自宅で校正・校閲の仕事をしながら、能天気な夫の秀嗣(しゅうじ)、5歳の息子・洸太、気が強い義母の治子(はるこ)と4人暮らしだ。

 

幼稚園で洸太が知らない男から話しかけられていたと先生から聞かされた。最近、近くで強盗事件が起きたり、

動物の死骸などが投げ込まれる家があったりして、ただでさえ几帳面で神経質な里佳子は不安になる。そして突然、秀嗣が21年来音信不通だった兄・優平だという男を連れてくる。しかし、認知症になりかけている母親の治子は「優平はこんな顔じゃないわよ」と言う。

おだやかな家庭は、秀嗣が居候させた優平により、波がたってくる。里佳子の校正済原稿の一部が紛失したり、奇妙な出来事が起き始め、里佳子は優平へ不信を抱いていく。

初出:「青春と読書」2018年7月号~2019年6月号

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

日常生活の中で、不審な居候に対する気持ちのゆれ、疑いが増大していく様子がよく書けている。

しかし、私個人としては、残酷な殺人シーンなどは現実感がないので、映画を見ているようで、フムフムと面白く読めるのだが、日常シーンの中での不気味な話は、かえって不安感が募って、落ち着かず、楽しめない。
最後のどんでん返しも、納得感はなく、暗い話で、イヤな後味が残った。

残り少ない人生は、楽しく暮らしたい。

 

伊岡瞬の略歴と既読本リスト

 

 

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伊岡瞬『代償』を読む

2020年09月16日 | 読書2

 

伊岡瞬著『代償』(角川文庫い64-5、2016年5月25日発行)を読んだ。

裏表紙にはこうある。

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか? 衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

 

主な登場人物

奥山圭輔:両親を火事で亡くし、浅沼道子を後見人とする。

浅沼道子:圭輔の母とまたいとこで、孤児となった圭輔を引取る。夫は秀秋。離婚して安藤姓に。愛人は門田

浅沼達也:道子は継母。圭輔と同い年。後に姓が安藤に変わる。

諸田寿人(ひさと):圭輔の中学の同級生。牛島肇・美佐緒夫婦の家に住む。ライターの助手。

木崎美果:圭輔の中学の同級生。

 

白石真琴:白石弁護士事務所の弁護士。27歳で美人。このとき圭輔は25歳。父は慎次郎でオーナー弁護士。

本間保光:勤務先の「丸岡運輸」の事務所で殺害される。

佃紗弓(さゆみ):証人。田口優人と同居。

 

本書は2014年3月に単行本として刊行。

 

 

伊岡瞬の略歴と既読本リスト

 

 

私の評価としては、★★☆☆☆(二つ星:読むの?)(最大は五つ星)

とくに第一部はこれでもかとばかり達也の悪辣な行為が続き、読み進めるのが厭になった。著者は根っからの悪人を書きたかったらしいが、対する圭輔があまりにもなさけなく、やられっぱなしなので嫌になったのだ。

第二部で唐突に圭輔が弁護士になっている。弱虫であることは変わらないのだが、良く弁護士になれたものだ。

 

 

公判前整理手続:裁判員裁判を短期間に終えるために、裁判官、検事と弁護人、ときに被告も出席して、互いの証拠、証人を明らかにして、有罪/無罪あるいは量刑をあらそうかを決める。複雑な駆け引きや証拠採用の手続きに時間をかけないために採用された。

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白石あづさ『佐々井秀嶺、インドに笑う』を読む

2020年09月14日 | 読書2

 

白石あづさ著『世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う』(2019年6月20日文藝春秋発行)を読んだ。

 

宣伝文句は以下。

大多数がヒンドゥー教徒であるインドで、カースト(身分制度)にさえ入れない「不可触民」を中心に差別のない仏教に改宗する人々が今、爆発的に増えている。半世紀前までは前まであ数十万人しかいなかった仏教徒が、今や1億5千万人を超えた。その偉業を成し遂げたのが、インド仏教の最高指導者・佐々木秀嶺さんだ。

 

文藝春秋BOOKS」に、より詳細な内容紹介がある。

 

佐々井秀嶺氏は、1935年岡山県生れ。三度の自殺未遂を経て高尾山薬王院で得度し、タイ留学したが、何度目かの色情因縁の嵐に巻き込まれ、日本に帰れず、インドに向かった。各村に何百と言う簡素な寺を建て、「神も仏もありません。泣いてすがるんじゃなくて、寺に集まり相談し助け合え」説法し、ヒンズー教過激派と戦って、インドの仏教徒を驚異的に増加させた。

 

取材中は、悪魔祓いに行ったり、インドの秘密警察と対決したり、陰謀渦巻くアーグラーや大荒れの記者会見。溢れる才能も、強い運も、集めたお金も、何もかも惜しみなく民衆のために使い、親分肌で、子どものように無邪気に笑い、虎のごとく吠えるが子犬のように人懐っこく、阿修羅のごとく恐ろしいのに菩薩のように慈悲深い、、魅力的人物だった。

 

カースト制度:僧侶などのブラーミン、王族・戦士などのクリシャトリヤ、商人などのヴァイシャ、奴隷階級のシュードラの4階層。

不可触民:カーストにも入れない人々。インドの人口13億人の約2割。

ナグプール:インドの中心、デカン高原のど真ん中の都市。インドラ寺に佐々井さんが住む。

大改宗式:仏教への改宗式。100万人がいっせいにナグプールで仏教に改宗する

ジャイ・ビーム:(63年前にインドに仏教を復興させた)アンベードカル博士に栄光あれ!

 

本書は書き下ろし。

白石あづさ(しらいし・あづさ)
日本大学藝術学部美術学科卒業。フリーライター&フォトグラファー。

地域紙の記者を経て、約3年の世界放浪へと旅立ち、帰国後は旅行雑誌、週刊誌などに執筆。

これまで訪ねた国は100以上にのぼる。

著書に『世界のへんな肉』(新潮文庫)

 

私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め)(最大は五つ星)

確かに破天荒で型破りのお坊さんだ。たった一人でインドに乗込んで仏教徒を1.5億人に増加させた。日本やタイでの悪行も滅茶滅茶だが、インドでも粗末な家に住み、地道に家々を回って力になる行動や、権力に対する対決姿勢には恐れ入る。一方で、日常生活ではボロを着て、快活で、著者との会話もユーモアに満ちていて、魅力的な人物だ。

海外に出て、これほどの活躍をしている人物が日本でほとんど知られていないのは残念だ。

 

 

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雫井脩介『望み』を読む

2020年09月12日 | 読書2

 

雫井脩介(しずくい・しゅうすけ)著『望み(のぞみ)』(2016年8月31日KADOKAWA発行)を読んだ。

 

KADOKAWAの特設サイトの内容紹介は以下。

東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登(かずと)と校正者の妻・貴代美(きよみ)。2人は、高1の息子・規士(ただし)と中3の娘・雅(みやび)と共に、家族4人平和に暮らしていた。

規士が高校生になって初めての夏休み。友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、2人は特別な注意を払っていなかった。そんな夏休みが明けた9月のある週末。規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡すら途絶えてしまった。心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、2人は胸騒ぎを覚える。

行方不明は3人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は2人。息子は犯人なのか、それとも……。 息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。相反する父と母の望みが交錯する――。心に深く突き刺さる衝撃の心理サスペンス。

 

主な登場人物

石川一登(かずと):建築デザイン。一家の愛犬はクッキー。

石川貴代美:一登の妻。校正者。母は織田芙美子で姉は織田聡美

石川規士(ただし):一登と貴代美の息子。高1。足を怪我してサッカー部を退部。ぶっきらぼう。

石川(みやび):一登と貴代美の娘。中3。要領が良く、外ずらが良い。

 

飯塚杏奈(あんな):規士のクラスメートで元カノ

倉橋与志彦:殺人の被害者。規士の友人で同じサッカーチーム。

塩山:規士の一学年上。サッカーのコーチの息子。

若村:塩山のパシリ。

 

寺沼:40代の刑事。部下は30代の女性で野田。

内藤:フリージャーナリスト

 

初出:「文芸カドカワ」2016年1月号~7月号

 

雫井脩介(しずくい・しゅうすけ)

1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。

2000年『栄光一途』で第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。

2005年に『犯人に告ぐ』で第7回大薮春彦賞を受賞。

その他、『虚貌』『火の粉』『クローズド・ノート』『ビター・ブラッド』『つばさものがたり』『検察側の罪人』『仮面同窓会』『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』『引き抜き屋1 鹿子小穂の冒険』『引き抜き屋2 鹿子小穂の帰還』『犯人に告ぐ3 紅の影』。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

 

主な謎は規士が加害者か、被害者かだけなのに、長々と引っ張るのには無理がある。息子が生きていれば加害者、死んでいれば被害者という状態のままの家族の葛藤は理解できるが、ほぼ最後までそのまま続き、飽きる。

 

確かに、マスコミや、周辺のひどい対応はよく書けているし、読みやすい文章ではあるが、全体として冗長。

 

また、父の一登は息子を信じて無罪に違いない、そうであって欲しいと願っている。これは自然な感情だろうと思う。一方で、母の貴代美は、加害者でも良い、ともかく生きていて欲しいと願う。そこまでは良いのだが、無罪という夫・一登のことを母・貴代美が強硬に非難するのには納得できない。


ともかくも、子ども罪を犯すと、親も兄妹にも、無責任に、尻馬に載ってリンチ並みに襲い掛かる世間の風潮には悩ましいものだ。

 

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Bo-peep(ボーピープ)でランチ

2020年09月10日 | 食べ物

 

コーヒーとケーキのカフェ Bo-peep(ボーピープ)でランチした。約1か月ぶりのお出かけだ。ルンルン!

 

場所は、吉祥寺駅北口を西荻窪駅方面へ出て、高架北側の道を吉祥寺大通りから4つ目の交差点の手前(武蔵野市吉祥寺本町1-35-17 吉祥寺ビル1F)まで10分くらい歩く。

Bo-peepとはマザーグースの『Little Bo-peep』という唄に出てくる羊飼いの女の子の名前で、「いないいないばあ」のこと。Peepというと、私は何故か、Peeping Tom(のぞき見のトム、出歯亀)を思い出すのだが。

 

私が頼んだのは、「キッシュ+ミニサラダ」と、コーヒーは「本日のストレート」で「しっかり(100cc))」で、「中深煎り」の「キリマンジャロ」

キッシュも極上、ミニサラダもほんとにミニだがおいしい。

コーヒーも深い味わいで、違いの分かる男(古すぎる?)になった気分。

 

相方は、トルティーヤピザで、紅茶(ローズヒップ&ハイビスカス)

こちらもミニサイズだが、台の部分もパリパリしていて美味。

若い男性のランチの量には程遠いが、歳のせいか、相方に引きずられたか、少食になった私にはピザ3切れ頂いてちょうど腹八分目。すべてかってないほど美味しくてご満足。

駅から10分位と遠いのだけが欠点。

 

 

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上野千鶴子、田房栄子「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」を読む

2020年09月08日 | 読書2

 

上野千鶴子、田房栄子著「上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!」(2020年1月20日大和書房発行)を読んだ。

 

大和(だいわ)書房による紹介

日本の何が問題なのか?

母娘問題、セクハラ、結婚・恋愛・子育て、団塊世代と大学闘争、性暴力などについて徹底的に語り合った7時間!
・日本の女が大変なワケ
・世代でくくると見えてくるもの
・結婚、恋愛、ナメんなよ!
・子どもを産むのは親のエゴイズム
・オヤジは再生産される!?
・性暴力は女性ではなく男性の問題
・私たちは山ほど洗脳されている!

 

 

「私たちの年齢(72歳)で「負け犬」「おひとりさま」の女性って人口の3%しかいない。」

「学生運動とそのシンパ(同調者)だった人たちは大学生のほぼ2割程度。約2割が反対して、後の6割がノンポリ」

 

「次三男は、婿に出る以外に、基本は結婚できない。長男一家の働き手として生きていくしかない。田んぼを分けることを「田分け」って言うんだけど、「たわけもの」はそこからきた言葉。」「高度成長期になると、この人たちは都会へ出て所帯をかまえることができるようになるんだけどね。」

 

「抑えても抑えても、抑えきれなくててね。私ある時、死の床にある母にふっと言ったの。『お母さん、私ね、この家を出て、自分を育て直したのよ』って。ほんとに必死の思いで。生まれてはじめて口にしたの。…その時の母の言葉に驚愕したよね。『なら、私の育て方がよかったんじゃない』って。」

 

ミソジニーとは、男にとっては『女性蔑視』、女にとっては『自己嫌悪』

 

 

私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め)(最大は五つ星)

 

上野さんのわざと反感をかって刺激するような言動と、田房さんの柔らかだがポイントを付く表現が相まって、面白い対談だ。

加えて、田房さんの日常から立ち上る質問に対し、フェミニズムの流れの中で問題を捕えて解説する上野さんの話も分かりやすく、ためにもなる対談になっている。つまり、身近な家庭内の例が取り上げられていて、共感に繋がり、それが世の動向の中で解説される。

 

フェミニズムの主張、反感と失敗、時代の流れも率直に解説されている。その中で、上野さんの、若い世代に引き継げなかったという悔恨の思いが何か所も出てくる。

 

上野千鶴子の略歴と既読本リスト

 


田房永子(たぶさ・えいこ)
1978年東京都生まれ。漫画家、ライター。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ
『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)がベストセラーに。

主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、『キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』(竹書房)、『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)など

 

 

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今泉忠明『わけあって絶滅しました。』を読む

2020年09月06日 | 読書2

 

今泉忠明監修、丸山貴史著、サトウマサノリ・ウエタケヨーコ絵『わけあって絶滅しました。――世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』(2018年7月18日ダイヤモンド社発行)を読んだ。

 

ダイヤモンド社の特設サイトにはこうある。

絶滅した生き物たちが、自ら絶滅理由を語るいちばん楽しい絶滅の本が登場しました
地球が誕生してから、生き物の99.9%が絶滅してきました
でも、いったいどうしてそんなに滅びてしまったのでしょう?
さあ、絶滅した生き物たちに直接、ほろびた理由をきいてみましょう!

 

続編は『続 わけあって絶滅しました。』。

 

今まで地球にうまれた数えきれないほどの生き物のうち、99.9%の種が絶滅している。
理由の1位は火山の爆発、隕石の落下、気候の激しい変化など「理不尽な環境の変化」、2位は「ライバルの出現」、3位は「人間のせい」

 

油断して、絶滅

ギガントピテクス:身長3mと史上最大の霊長類。森が減ってササを食べ始めたが、パンダに負けて絶滅。

スティーブンイワサザイ:敵がいないニュージーランドで飛べなくなった鳥。無人のスティーブン島で生き残っていたが、灯台に持ち込まれたネコにより絶滅。

ジャイアントモア:ニュージーランドで翼をなくし鳥。身長3.6m、体重230㎏。歯がないので石を飲み込んで消化していたが、人間に熱く焼いた石を飲まされて絶滅。

ニホンオオカミ:欧米人の持ち込んだイヌのジステンパーや狂犬病が伝染し、1905年絶滅。

 

やりすぎて、絶滅

プラティベロドン:象は上唇と鼻が合体して長く伸びた。プラティベロドンは鼻と下あごも伸び、重すぎて絶滅。

メロケラス:オウムガイの仲間だが、殻がまっすぐ10mもあって直進しかできないので餌をとれず絶滅。

オオツノジカ:角が横3m、重さ45㎏もあり、カルシウムを角にとられて骨がスカスカで絶滅。

 

不器用で、絶滅

イクチオステガ:脊椎動物で最初に陸上を歩いたが、身体が頑丈過ぎて歩くのも遅く、まだ陸上には十分な餌もなく絶滅。

 

不運にも、絶滅

ケナガマンモス:毛が長くお尻の穴にも蓋が付いていて寒さには強かったが、シベリアにも雪が降り草がなくなり絶滅。

 

絶滅しそうで、してない

ライチョウ:地球が寒かった氷期に北から日本へ移動してきて、氷期が終わっても一部は気温の低い標高2000m以上の高い山へ逃げ込んで亜種の二ホンライチョウとなって生き残った。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

 

本人たちも「バカにすんなよ」と言っているくらい、バカバカしい姿になった動物たちの絵を見て笑いながらスイスイ読める。

 

遺伝子の変化は突然変異というように偶然に起こるのだから、その大部分はバカバカしいほど無駄な変化なのだ。偶然に良い方向に変化したごく少数の生き物だけが生き残ったのだろう。
現存する生物たちは神によって作られたかとおもわれるほど見事な奇跡の産物だが、この本を読むと、多くの失敗作が累々と屍をさらす中、生き残った極少数の生き物が絶滅を免れたということが分かる。

 

そして、その時の環境にジャスト適合した生き物も、隕石や気候の激変で環境が変わると絶滅の道に落ちていく。

 

 

今泉忠明(いまいずみ・ただあき)
1944年東京都生まれ。東京水産大学(現東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省の生態調査などに参加。上野動物園の動物解説員を経て、東京動物園協会評議員。

主な著書に『野性ネコの百科』、『動物行動学入門』、『猫はふしぎ』、監修『ざんねんないきもの事典』『わけあって絶滅しました。』『続 わけあって絶滅しました。

 

丸山貴史 (まるやま・たかし)
動物ライター、図鑑制作者。ネイチャー・プロ編集室勤務を経て、ネゲブ砂漠のハイラックスの調査に従事。
ざんねんないきもの事典』、『続ざんねんないきもの事典』『わけあって絶滅しました。』『続 わけあって絶滅しました。』の執筆や、『せつない動物図鑑』の編集、『生まれたときからせつない動物図鑑』の監訳などを手がける。

 

 

 

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南杏子『ブラックウェルに憧れて』を読む

2020年09月04日 | 読書2

南杏子著『ブラックウェルに憧れて』(2020年7月30日光文社発行)を読んだ。

 

宣伝文句は以下。

医大の解剖学実習で組まれたのは、異例ともいえる女性4人だけの班だった。
城之内泰子教授の指導の下、優秀な成績で卒業した彼女たちは、真摯に医療の道を歩む。

長谷川仁美(ひとみ)・高いオペ技術を持つ眼科医。けれど医局での出世すらできない現実に突き当たる。
坂東早紀・循環器内科医だったが、認知症の父親のためにフリーランスの健診医となる。
椎名涼子・救命救急医。夫との不仲に悩む折、エスコート・ドクターの依頼が舞い込む。
安蘭(あらん)恵子・新生児科医であり、一児の母。勤務中、突然身体に異変が生じて……。

それぞれが直面する現実との闘いは、いつから始まっていたのだろう。
やがて明らかになる城之内教授が秘め続けた衝撃の真実とは――。

 

巻頭に「エリザベス・ブラックウェル」Elizabeth Blackwell (1821-1910)の略歴が書いてある。

(世界で初めて医師として認められた女性。……ニューヨーク病院付属女子医学校やロンドン女子医学校を設立し、現代に続く女性医師の未来を切り開いた。)

 

プロローグ、第一章(四人の再会)、第二章(仁美)、第三章(早紀)、第四章(涼子)、第五章(恵子)、第六章(城之内泰子)、エピローグ(それぞれの宙返り)、ブラックウェルにまつわる言葉と続く。

第二章~第六章は、2018年現在の話に続き、医学部2年解剖学講座など約20年前の話が続く構成だ。

本作品は書き下ろし

 

私の評価としては、★★★★★(五つ星:読むべき)(最大は五つ星)

 

ちょっと甘い評価だが、大学医学界における不当な女性差別の実情が良く書けている。著者自身が実際に感じ、見聞きしたことなのだろう、読む人に迫ってくる。

女性医師が出産、育児、月の休みなど休みがちであることから差をつけられることがあるが、これらは次世代を繋いていくための社会的コストであり、社会や男性も負担すべきものだと思う。女性差別の理由にするのは誤りだ。

 

 

南杏子(みなみ・きょうこ)の略歴と既読本リスト

 

 

長谷川仁美(ひとみ):白内障オペに技術を持つ。何事にも一生懸命で少しムキになる。チームリーダーに選ばれなかった。実家の眼科診療所を継ぐ。
坂東早紀:循環器内科医から認知症の父親介護のためにフリーランスの健診医となる。マイペースで頭が良く、成績抜群。解剖学講座のとき既に妊娠7か月。
椎名涼子:蒲田記念病院の救命救急医。夫・晴臣と不仲。英語が堪能でエスコート・ドクターへ。おしゃべりだが気が利く。文系出身。
安蘭(あらん)恵子:新生児科医。ふんわりした雰囲気で要領が悪い。3歳の千尋の母。夫はアグリビジネスの起業家。
城之内泰子:中央医科大学解剖学教授。大学初の女性教授。非婚。

原口久和:大日新聞東京本社『月刊証言者』記者。医学部女性差別不正入試問題を追う。

 

 

医師はおおむね40歳で人生の岐路に立つ。アカデミズムの世界に残るか、市中病院の勤務医になるか、見切りをつけて開業医になるか。

 

宇宙飛行士の向井千秋さんが宇宙から「宙返り 何度もできる 無重力」の下の句を募集した。

審査の結果最優秀作品は、子供の部が「水のまりつき できたらいいな」、一般の部は「湯舟でくるり わが子の宇宙」。その他、「月の世界で シャル・ウィ・ダンス」「乗せてあげたい 寝たきりの父」「任せてみたい 動かぬ体」などがあった。

 

 

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新旧造花

2020年09月02日 | リタイヤ生活

新旧造花

ちょっとしたプレゼントが送られてきた。12㎝*12㎝*15㎝(高さ)の小さな造花。

近くでジッと見ると、けっこうカワユイ。

 

真上から見ると、

バラなんか、よくできている。

 

我が奥様は一時、造花にこっていて、大小さまざまな造花を買い求め、作ってもらった。

造花というより、アーティフィシャルフラワーと言うのだろうか?

今では、タンス上のはるかに高い所に祭り上げられていて、普段はまったく目につかない。

造花って、近くにあっても何時もあると、飽きて目に入らないのですよ。

せめてもの一瞬のお目見え。

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