hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

出久根育展を観る

2024年03月06日 | 美術

 

コピス吉祥寺 A館の7階にある「武蔵野市立吉祥寺美術館」をご存じだろうか?

アーティストの小さな企画展示と、常設の、独特な銅版画の技法を開拓した浜口陽三記念室、世界的な木版画家荻原英雄記念室がある。

入館料は常設展が100円、企画展(含常設展)300円で、65歳以上は無料と、極めて安い。

開館時間:10時~19時30分、休館日:毎月最終水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

 

ここでは、2024年3月3日まで開催していた「出久根育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ」をご紹介。展示終了と共に、紹介は削除されたようなので、代わりに「美術展ナビ」をご覧あれ。

 

 

出久根育(でくね・いく)は東京都生まれ、1992年武蔵野美術大学卒。

1994年絵本「おふろ」を発表。2002年よりプラハ在住。

グリム童話「あめふらし」、ロシア民話「マーシャと白い鳥」「もりのおとぶくろ」などで各賞受賞。

 

コピスの南側の「元町通り」を歩いていて、そう言えば、見たい展示があったのだと吉祥寺美術館へ入ってみたら、出久根育展の最終日だった。

 

 

 

展示室前のロビーの絵だけは撮影可だったので、いくつかご紹介。

 

 

 

 

 

 

 

 

絵本の絵や童話の絵なので、やさしく、メルヘンチックで夢を誘う絵が多い。近づいて観ると驚くほど精緻に描かれていたりして驚く。ただ伸び伸びと楽しく描いているだけでなく、真剣勝負なのだと思う。

 

10時開店と同時に入ったのだが、すでに10人ほど居て、直ぐに各部屋の絵の前に人が居る状況になった。最終日のせいでもあるだろうが、皆さん熱心に鑑賞。なんといっても若い女性が多く、ついで(ただの)女性が続き、近づいてしげしげ絵を覗き込む芸術家風のおじさんがちらほら、さらにただわけもわからずボーと眺めるおじいさん若干1名。

 

期待以上に愉しめた展示だった。

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月(2)の花 | トップ | 高田郁『駅の名は夜明』を読む »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ハナちゃんの母)
2024-03-06 10:17:50
おはようございます
60歳以上無料とかシニア料金とか
嬉しいですね♪
横浜に住み吉祥寺は遠くなりました。
昔は浜田山から自転車で行った物です。
多分このコメントも読まれているのかな?
ハナちゃんの母さま (冷水俊頼)
2024-03-06 10:59:15
確かに! たとえ300円でも無料になるのは嬉しく、なんだか誇らしくも思えてしまいます。
私は逆に15年ぐらい前でしょうか、横浜に住んでいて、相方の実家がある吉祥寺に車でよく通いました。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

美術」カテゴリの最新記事