hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ジョン・フォレスト国立公園に行く

2006年10月13日 | パース
ジョン・フォレスト国立公園John Forrest National ParkへはパースからGuildford RDを東に行き, Great Eastern HWYに入り、延々と坂を登って、John Forrest National Parkの看板を見て左折し、No.1 EntranceからPark RDに入る。約20km、車で約30分程度で到着した。



山道を北へ行くと左側に駐車できる場所があり、展望地になっている。遠くに見るパースの高層ビル群は何かおもちゃの町のような感じがした。パース周辺がいかに平地かがわかる。ちょうど中間にある空港に航空機が着陸するところだった。



道脇にある山火事危険度表示は最近の雨で、Lowに次ぐModerateで比較的安全である。
ぐるりと山道を右に回り、Great Eastern HWYのNo.2 Entranceに近いところに出て、左折してまた山道を行くと、駐車場があり、Tavernと言うレストラン兼インフォメーションに出る。



ここから階段を下りて川に出て、橋を渡って川沿いの木々に囲まれた谷道を西へ歩く。人影なく川のせせらぎの音と、鳥の声だけが聞こえる。乾いた大地でなく水のある景色はやはり落ち着く。道端には可憐なWildflowerがところどころひそやかに咲いている。花の写真は明日まとめてご紹介したい。



自然に浸っていると、突然、爆音が聞こえ頭上を飛行機が通過した。都市に近いところに自然があり、飛行場もある。したがって、自然の上を飛行機が飛ぶ。贅沢な悩みだ。



1kmとちょっと歩いて行くと、景色が開けてきて、大きな岩が多くなる。開けて日が当たるせいだろうか、花が群生するようになってきた。



目的地の滝National Park Falls に出た。岩の上から水が落ちていくところが見える。足元がすべったらそのまま数十メートル落下する。柵もなく、近くに危険との表示があるだけなのが、オーストラリアらしい。何事も自己責任ということなのだろう。だいたい危険なところに柵などしていたらきりがないのかもしれない。
帰りは川の南側の太い道をまっすぐ歩いてレストランへ戻り、昼飯にする。去年の10月はハエがなにしろ多くて閉口したが、今年はたまにみかけるくらいだ。まだ25度程度で寒いせいだろうか。



レストランの裏手ではカンガルーに餌付けをしていて何匹もの野生のカンガルーも食事中だった。お腹の袋に子どもが顔を出していたが、次の瞬間には袋の中に納まり、外からは全く見えなくなってしまった。横のカンガルーのお腹からは子どもの足だけ飛び出していた。



帰りはPark Roadをそのまま南へ行き、Great Eastern HWYに出た。パースの郊外はたいていの所で道がまっすぐどこまでも続いている。わずかな起伏があるので地平線は見えないが、はるか先まで見える。道の両脇の木は、パースより北方へ行くと低く、南方へ行くと高くなる。
Guildfordで車を止め、数軒並ぶアンティークショップをのぞき、なぜかオーストラリアでタイ製の仏像の面を買ってしまった。

コメント
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