hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

パース・ロイヤル・ショー

2006年10月01日 | パース

9月30日から10月7日までClaremont Showgroundで開催されるWA州の最大イベントPerth Royal Showに行った。パース駅の7番ホームは通常はFremantle行きなのだが、今日は8番線に移り、7番ホームは終点がShowgroundのPerth Royal Show専用ホームになっていた。



駅に降りると、Perth Royal Showのホームページで見慣れた看板があった。昨日は途中から土曜日のハイライトのページにアクセスできなくなり、おそらく大勢がアクセスしているのだろうと思っていた。開催初日の、まだ10時半なのに大変な人だ。パースではどこにでもいる日本人は見当たらない。さっそく、まっすぐ日本館Japan Pavilionへ向かう。



アシモASIMOがノシノシ歩いてきて挨拶したり、いろいろな動作をする。子どもたちに大人気だ。歩き方は自然で危なげない。下の台が傾いても自分でバランスを取るし、片足上げもできる。ボールを蹴って喝采をあびた。良く見るとアシモが立つ舞台の位置には、搭載カメラの目標点なのだろう白点がマークしてあった。



今年のゲスト国日本のJapan Pavilion会場ではお茶、お花や、着物ファッションショーが行われた。



学校の休みにあわせて、女王誕生日をずらしてまで連休をつくり、Wildflower Festivalや、このPerth Royal Showを行うのだから、パースでは考えられないほどの人出がある。毎年50万人が訪れると言う。後の写真2枚は会場の西端を走るリフトの上から撮ったものだ。北西の一角は完全に移動遊園地状態で悲鳴が響く。



中央のMain Arenaでは車を牛に見立てたカーボイの追い立や、その後のスタントカーが行われた。われわれの前では子どもと並んで人形のクマさんが柵につかまって見ていた。そのほか、馬、牛などの行進、楽団行進などにぎやかに行われたが、会場のTV画面で放映されているフッティーの試合(Westcoast vs Sydney?)も人気で、演目に関係ないところで拍手と歓声が上がっていた。



このイベントはもともと農業祭から始まったものだそうで、家畜関係の会場、イベントが多い。みたこともない鶏、鳩、カモなどがずらりと並んだ品評会や、犬の演技会などの中でヒツジの毛刈の実演を見た。押さえ込み方が上手なのだろうヒツジは特にいやがりもせず毛をからせていた。まず、腰から下の毛を刈り、ズボンを脱ぎ、上着やあごの下の髭を剃って出来上がり。ヒツジは、「俺をこんなに丸坊主で寒々させて、こんどはおやじさんの髭をあたってやるぜ」と言いたそう。



5分でこんなにダイエットしました。使用前、使用後の写真

多くの人が子ども連れで、いくつものお菓子やノベルティの入ったショーバッグと呼ばれるはでな袋や大きな人形を下げて帰っていく。車の人が多いと思うが、Showgroun駅も混んでいた。この駅はイベントが無い時は電車が通過する周囲に何もない駅なのだが。

そういえば思い出した。East Perthに滞在していたとき、Graham Farmer FWYの下のWindan Bridgeを渡り、Belmont Park Racecourseまではるばる5kmくらいだろうか、歩いていった。しかし、冬しか開催していないレース場には入れない。予定どおり、すぐ近くのArmadale線のBelmont Park駅から電車に乗って帰ろうとした。しかし、駅へ行く橋の鉄柵には鍵が掛かっていてに入れない。開催していないときは、駅は閉鎖しているのだった。タクシーも呼べないので、しかたなく、なんだかだと奥様のご機嫌をとりながら、運悪く降ってきた雨の中また延々橋を渡り、来た道をとぼとぼとただ歩くだけで、帰って来た。思えばあれ以来、・・・・。


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