hiyamizu's blog

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紫外線と日焼け止めの効果

2006年10月04日 | パース

まず、パースの天気予報は、http://www.wunderground.com/global/stations/94610.html が一部日本語でわかりやすいのですが、オーストラリア政府の Bureau of Meteorology 気象局 http://www.bom.gov.au/products/IDW12300.shtml の方が詳しく、紫外線予報も出ているのでよく利用しています。

ここパースではいよいよ日差しも強くなってきたので、以下、紫外線と予報、つぎに日焼止めクリームの効果について、資料から抜粋します。

まず、紫外線とその予報についての気象局の解説

紫外線はUVAとUVB、UVCの3つに分けることができます。オゾン層はUVCを阻止し、大部分のUVBも阻止しますが、UVAは阻止できません。UVAは皮膚に深く浸透して「しわ」や、「しみ」を生じさせます。UVBは日焼けを生じさせ、炎症、痛みを起こします。紫外線を浴び続け、とくに子どものときに日焼けを繰り返すと皮膚がんのリスクが増大します。

今年は約30万人のオーストラリア人が皮膚がんを取り去るために医者を訪れました。皮膚がんの危険予防のため、オーストラリア気象局は UV Indexを毎日、予報しています。
UV Indexは紫外線放射の強さの危険度を単純でわかりやすく表したものです。Index尺度上の各ポイントは地表上でUVAとUVBの25mW/m*mと等価です。(意味わからん)

UV Index : Danger Category
11+ : Extreme
8 to 10 : Very High
6 to 7 : High
3 to 5 : Moderate
1 to 2 : Low

皮膚がんが起こる可能性のあるレベルは3以上で、そのとき SunSmart Alert(警報)が出ます。

雲はいくらか紫外線を阻止しますが、雲のタイプと量に依存します。ある種の雲は反射により地上での紫外線を増加させることもあります。
温度が低いと紫外線が少ないと思い勝ちですが、紫外線の強さと温度は直接関係はありません。
雪の反射も要注意で、海でのレベルと同等と考えるべきです。

SPF30+の水に強いに焼け止めクリームを2時間ごとに付ける必要があります。

以下は、日焼け止めクリームSunscreen について、日本化粧品工業連合会HPからの抜粋です。
(以下は私のホームページ http://www17.plala.or.jp/toshihiyamizu/ と同じです)

日焼け止めにはこのUVAとUVBの紫外線を防ぐため、紫外線散乱剤や、紫外線吸収剤などが使われています。
UVAを防ぐ効果の目安がPA (Protection Grade of UVA)で、
UVBを防ぐ効果の目安がSPF(Sun Protection Factor)で、
各々の値が日本の商品には表示されています。
海外製品はPAについては表示がないものもあります。
また、一般に日本の方がSPFの値が高い商品があるようです。

SPF(Sun Protection Factor)

UVBは肌に炎症を起こし、肌が赤くなり、色素沈着を起こす原因にもなります。
繰り返しUVBを浴びると肌の老化や皮膚がんを誘発するおそれがあります。
SPFは2から50までの数値で表されますが、上限は、「50+」です。

PA(Protection Grade of UVA)

UVAは肌を黒くするほか、皮膚の奥深くに侵入するので、長期間浴びると肌の老化につながります。

? PA+   → UVA防止効果がある。
? PA++  → UVA防止効果がかなりある。
? PA+++ → UVA防止効果が非常にある。

海外には今のところ確立されたPA測定法がありません。

日焼け止めクリームは、ムラなくたっぷり塗って2,3時間おきに塗り直して使うと効果的です。


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