イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人生を変える湧きあがる感情!

2008-07-17 | 第七章「光と復活体」

 理論やロジックの世界は大切にしてきたが、正直、感情の大切さに気付いたのは、この10年くらいである。心理学や哲学などでは大昔から、その重要性は語られていたのに、学校教育では全く習わなかった分野だと思う。

 朝起きてから寝るまでの、自分の感情を語ってください。こんな質問を学校で、先生から受けたことはない。

 自分の人生を振り返ってみると、大きな人生の転機に、不思議なきっかけで湧き上がる感情があり。その感情が流出し真善美に繋がるイメージを形成するような体験があった。

 20歳ごろの、早朝に夜明けの明星を見て、涙が出るほど感動したこと。40歳台後半に都心のカトリック教会で味わった強烈な感動。そして、それほど人生を大きく変えるわけではないが、生き甲斐を左右する感動の体験もある。

 そして、どうもこうした体験は自分だけでないようだ。手元にある東山魁夷氏の自叙伝「風景との対話」にも、東山魁夷氏が終戦まじかで、戦車に肉薄攻撃をする訓練をしている最中に熊本城で、輝く生命の姿を見たのだと言わせた感動の記述がある。大アーチストの例で大変恐縮であるが・・・

 さて他人はとにかく、自分のことを振り返ると、こうした不思議な体験は、自分が様々なことで打ちひしがれていて、ある意味で純粋な時であったように思う。また、ありのままの自分を、結果として自己否定から自己肯定的に変化する時でもあるようだ。

 新しい人になる。自己肯定、そして他者肯定がポイントかもしれない。心理学をいろいろ勉強していくと、他者否定的な間違いに陥りそうになる最近である。まだまだ修行がたりないのだと思う。

<新しい人3/4>

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