イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

危機を乗り切る!

2007-07-03 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

大きな気づきSomething Greatに出会ってからの日々は、Aさんを信じて暮らす日であった。ただ、一見平和な日々の影で、Aさんにとって、あるいは私にとっての危機が押し寄せてきた。

一年以上を経過した或る日、私は危機を把握した。一年の歳月は、私にとって様々な準備期間となっていた。具体的にはプライベートな問題があり申しあげることができないが、把握してから、この大問題に東奔西走した。その結果、有難いことに危機を回避できた。この間は祈る毎日であった。

危機を把握すること、あるいは感じること。この気づきは、今考えると、「怖い」という原初感情をしっかり把握したためであった。

Aさんの問題は、自分の魂の次元の「気づき」を産み。そして、私って何だろう?という問いに答えられる、アイデンティティができた。これにより、心理的な健康度を計るプロセススケールは改善され、感情のセンシビリティが向上し。防衛機制も緩和された。

人間の様々な行動は、一度動き始めれば惰性もあり、急には止まれない。しかし、警報装置である、感情が正しく作動し始めれば、危機を回避できる。センシビリティの向上と、アイデンティティの統合により正常になった理性で、現実吟味力は向上していたのだ。

怖い怖くないという原初感情が、重要な働きをした例は人生の中でいくつも無いが、この場合はそれであった。

もうひとつ、この気づきが具体的に人生を好転させたのは、メンツを捨てて走った行動力であった。走り出した汽車は止まりにくい。感情面も、ちょっとしたことは心の防衛機制が働く。現状を維持しようという誘惑に打ち勝つ意思は、信仰のお陰であった。

感情を大切にし、直感力と健全な意思力を鍛えることは重要だと思う。

次回は第3の壁の突破事例を考えたい。(気づき論4/5)

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