「遊びま書Ⅱ」の親子向けクイズの一つに、
京都冷泉家の七夕行事「乞巧奠(きっこうてん)」の時に、四方に紐をめぐらせ、そこに吊る植物の葉は何の葉?
という問題をだした。
難しそうな質問だが、三つの植物の葉を並べて、それをとってもらうだけ。
ヤブランの葉、コウゾ(カジ)の葉、トチノキの葉の中から。
答えは、梶の葉。楮の葉。
梶と楮は学名は違うものの、今は違いを見出せない。
もし違いがわかるという方がいたら、教えてもらいたい。
梶の木の皮の繊維は機織りに使われた。
楮の木の皮の繊維は紙になる。
「こうぞ」を小川などでは「かず」というのも「かじ」の訛りからか。
七夕は、技芸の巧みを祈る行事でもある。
「棚機」と書いて「たなばた」とか。機織りの行事であったというのも頷ける。
今は、里芋の葉のしずくで磨った墨で短冊に願い事を書く、ことさえ昔話か。
写真は、楮の葉。
クワ科なので、そのままにして成長すれば、桑のように実もなる。
近くで撮影。あまり気にならない葉である。
来月は「この木なんの木、気になる木」を観に行く予定である。
京都冷泉家の七夕行事「乞巧奠(きっこうてん)」の時に、四方に紐をめぐらせ、そこに吊る植物の葉は何の葉?
という問題をだした。
難しそうな質問だが、三つの植物の葉を並べて、それをとってもらうだけ。
ヤブランの葉、コウゾ(カジ)の葉、トチノキの葉の中から。
答えは、梶の葉。楮の葉。
梶と楮は学名は違うものの、今は違いを見出せない。
もし違いがわかるという方がいたら、教えてもらいたい。
梶の木の皮の繊維は機織りに使われた。
楮の木の皮の繊維は紙になる。
「こうぞ」を小川などでは「かず」というのも「かじ」の訛りからか。
七夕は、技芸の巧みを祈る行事でもある。
「棚機」と書いて「たなばた」とか。機織りの行事であったというのも頷ける。
今は、里芋の葉のしずくで磨った墨で短冊に願い事を書く、ことさえ昔話か。
写真は、楮の葉。
クワ科なので、そのままにして成長すれば、桑のように実もなる。
近くで撮影。あまり気にならない葉である。
来月は「この木なんの木、気になる木」を観に行く予定である。